7月17日 玉のような汗

 朝から暑い日々が続き、子どもたちも学校へ行くまでに疲れてしまう状況です。

 そんな中、二年生の女の子、まつりちゃん(初登場)も校門前へたどり着くころにはダレダレ。登校班から一人遅れて、ゆっくり歩いてやってきます。

 鼻の頭や鼻の下には汗がきれいな水滴となって、ぽつぽつと浮かんでいます。絵にかいたような汗のかき方は、最近の子では珍しい気がします。

 横断歩道を渡って、こちらへ近づいてきて……。


「ハイ」と差し出した手には、セミの抜け殻が三つ握られていました。

 おもむろに渡した後は、ゆっくりと学校の中へ入っていきます。


 通学途中に見つけて拾ったけれど、やっぱり要らないからオジサンに渡す、という行為はこの日記でも度々登場しているように、小学校低学年の子供たちにとって、ごくごく当たり前のことみたいです。


 また、持って帰って捨てなくちゃならないじゃんかーっ。

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