衝動と結果
それは、クリスマスも間近に迫った日曜日の夜だった。夜と言ってもまだ宵の口だったが。
その日、ほの姫は、会社で生じたトラブルのフォローの為に、三日前から連続して深夜まで残業を続けている状態だった。その為、彼女は
「あ~、糖分が足りない~、チョコが食べたい~」
とまるで獲物に襲い掛かるゾンビのようにいつも菓子を入れてある戸棚を開けたものの、
「ぐわ~! チョコがない~! くそ~、コンビニ行ってくる~」
と、部屋着であるジャージのまま辛うじて財布だけ持って部屋を出て行ったのだった。それを見送った将成だったが、
『なんかおかしい…!』
と、彼の脳裏になにか得体の知れない予感がよぎり、思わず玄関から飛び出した。するとそこには、ぐったりとなったほの姫を抱きかかえる
それを見た瞬間、将成の中で何かが切り替わってしまうのが他人が見ても分かるようだった。彼にしてみれば、ほの姫が襲われているように感じられてしまったのだろう。
「があっ!!」
それは、獣の咆哮のようでさえあった。それを発しながら将成の体が弘徳目掛けて走った。それと同時に、
「だめえっ!!」
という声が空気を叩く。ほの姫でも、弘徳でも、ましてや将成でもない、絞り出すような少女の声だった。
宏香だった。外出から戻ってきたらしく浩一と一緒にアパートの敷地内に入ってきたところでその光景を見てしまい、思わずそう叫んでしまったのだ。そう叫びながら、彼女が走り出す。
その時、将成は正気ではなかった。それどころか人間でさえなかったかもしれない。獣の目をして、弘徳に対する攻撃だけしか頭になかった。
だから飛びかかるしかなかった。体の大きさが違うから自らの全身で攻撃するしかなかったのだ。
「うわっ!?」
しかし弘徳はそれを真っ向から迎え撃つようなタイプの人間ではなかったので、ほの姫を庇うようにして体を躱してしまった。
弘徳に掴みかかろうとして掴み切れず、将成の体は虚空を泳いだ。足を着くべき床も地面もなかった。階段の上に躍り出てしまったのだ。彼の体はすぐに重力によって引きずりおろされ、階段の途中で上手く着地することもできず転がり落ちた。地面まで。
「…!?」
だがその途中、将成は自分の体が何か柔らかいものに触れるのを感じた。いや、正確にはぶつかった、だが。
地面に落ちた彼は、それでもすぐに体を起こした。この手のことには慣れている。体を打ち付けた痛みすら感じない。再び弘徳に襲い掛かるべく頭を上げたその耳に、誰かの叫び声が届いた。
「宏香!!」
「…え…!?」
一瞬、自分が目にしたものの意味が理解できなかった。そこに有る筈のないものが視界に入ったからだ。
それは、地面に仰向けに倒れた少女の姿だった。その少女の下に浩一が駆け寄り、再び叫ぶようにして声を掛けた。
「宏香!」
そう、地面に倒れていたのは、工藤宏香だったのだ。普段の彼女なら決して見せない反射的な行動で駆け寄り、階段を転げ落ちてくる将成を受け止めようとしてしまったのである。だが、小学六年の少女にそんなことができる筈もない。将成の体がぶつかったことで弾き飛ばされてしまったのだった。
「宏香ちゃん!!」
悲鳴のような声を上げたのはほの姫だった。同じように弘徳も「宏香ちゃん!!」と声を上げる。そのただ事でない様子に、他の部屋の住人たちも部屋から出てきて、
「え!? なに!?」
「宏香ちゃん、どうしたの!?」
と声を上げた。そしてすぐに、宏香の傍で呆然と立ち尽くす将成に気付き、彼が何かしたのだと判断してしまった。その視線が激しい怒りを含んだものに変わるのに時間は必要なかった。一部始終を目撃してしまった弘徳ももちろん、将成に厳しい目を向けた。
すべては将成の早合点だった。コンビニに買い物に出ようとしたほの姫がふらついたので、たまたま外出から帰ってきた弘徳が支えただけだったのだ。そこに将成が出てきて、ほの姫が襲われているものと誤解してしまったのである。
自分に向けられる非難の視線に、将成はぎりっと奥歯を噛んだ。
『まただ…、またこいつらは、そういう目で俺を見やがる。俺はただほの姫のことを…!』
この時に彼が思った『こいつら』とは、大人全般を指すものである。このアパートの住人たちが普段からそういう目で結人を見ていた訳ではない。確かにいかにも悪ガキ風の彼のことを快くは思っていなかったが、これほどまでに強く非難するつもりは住人達にはなかった。だが、『この悪ガキが宏香ちゃんに何かした』というのなら話は別だ。このアパートの住人達は皆、宏香のファンだったのだから。
しかしそんな中、地面に倒れていた少女が立ち上がった。決して素早くはないが特にふらつくような様子もなく真っ直ぐ立ちあがり、周りにいた者達をぐるりと見渡した後、浩一に向かってはっきりと言った。
「大丈夫だよ。お父さん。ちょっとすりむいただけ」
それを聞いた浩一の目に安堵が広がるのが見て取れた。とは言え、本当に無事なのかきちんと確認せずにはいられなかった。
「そうか。頭は痛くない? 気分は悪くない?」
浩一の言葉に宏香ははっきりと頷いた。もう少し様子を見なければいけないかも知れないが、少なくとも頭は強く打ってはいないようだ。浩一も宏香の頭を手で触れながら、コブや出血がないことを確認した。
ホッとした空気は広まったものの、それでも将成への厳しい視線は止まなかった。階段を降りてきて彼の前に立ったほの姫でさえ、普段は決して見せない表情をしていた。
「将成、あんた自分が何したか分かってるの!?」
その声が、厳しく詰問するような強いものになっていた。だが、元はと言えば彼女を守ろうとしての咄嗟の行動だったのだ。それが結果として事故になってしまっただけで、将成には悪意はまったく無かった。それなのに、皆が自分を責めるように見る。
『…くそっ……!』
彼は、やはり自分はここに、この世にいてはいけない人間なんだと思った。ほの姫を守ろうとしてでさえ、こうして誰かを傷付けてしまう。自分の存在そのものが誰かを傷付けずにはいられないのだと心の底から思った。今すぐ消えて無くなりたいと激しく思った。
だが、そんな将成に他の人間達とは全く違う視線を向ける者がいた。それも二人も。巻き込まれて擦り傷を負った工藤宏香と、工藤浩一であった。
「神守くん、私、平気だよ。わざとじゃなかったんだもんね」
普段はろくに口もきかない少女の言葉に、将成は呆然となって視線を向けた。それだけじゃなかった。宏香の後ろに立っていた工藤浩一さえ、彼を真っ直ぐに見詰めてはいたがそこに怒りや非難の感情は込められていなかった。
「将成くん、もしかしたら、ほの姫さんを守ろうとしたのかな?」
的確な問い掛けに、彼も思わず素直に頷いていた。その様子に、浩一の表情がフッと穏やかなものになった。
「そうか。じゃあ、これはただの事故だね。間が悪かったんだ。でも宏香も大した怪我じゃなかったし、将成くんも見たところ無事そうだし、そんなに大騒ぎすることじゃないね」
浩一の言葉に、宏香以外のその場にいた人間全員が呆気に取られた表情になった。
『これだけのことをして、しかも宏香ちゃんまで巻き込んで、それで大騒ぎする必要もないとか、有り得ない…!』
だがその時、一番驚いていたのは当の将成本人だった。普通ならここでぶん殴ってくる筈だ。『お前みたいな奴は殴らないと他人の痛みが分からないんだ』とか言って。それで大人しく殴られておけば気が済むのだから、大人などちょろいものだ。将成はそう思っていた。なのに、この工藤宏香と工藤浩一は、殴るどころか怒ってすらこない。それが彼には理解できなかった。
確かに、『子供のすることだから大目に見ましょう』とか言って気持ち悪い愛想笑いを浮かべて綺麗事を並べる奴もいた。だがそんな連中はただビビってただけだ。ビビって何もできないのを誤魔化す為に綺麗事を並べてただけだ。けれど、今、目の前にいる二人からは、怯えや遠慮は感じ取れない。とにかく平然としているだけなのだ。だから将成は混乱し、何が起こっているのか理解できなかった。だから問うた。
「なんで怒らねーんだよ!? こういう時は怒るもんだろ!? 『お前みたいな奴は殴らないと他人の痛みが分からないんだ』とか言って殴るもんなんだろ!? なんで殴らねーんだよ!? 意味分かんねーよ!」
そんな将成に浩一が言う。
「殴ってほしいのかい? それは、反省する為かな? それとも、殴られたことで責任を取った気になって自分が楽になりたいからかな? だとしたら僕は余計に殴ったりできないよ。将成くんにはちゃんと反省してもらわなきゃいけないから」
その言葉に、将成がギクッと体を強張らせる。自分の中の奥深いところにぐさりと<浩一の言葉>が刺さるのを感じた。何故かは彼にも分からなかったが、それは痛みすら伴うものだった。
よく、自分の迂闊さのせいで誰かを傷付けてしまった時に使われるセリフがある。
『俺のことを殴ってくれ! でないと俺の気が済まない!!』
などというセリフだ。だがこれは、殴られることで許された気になりたい、自分が楽になりたいという甘えからくるものではないだろうか? 『殴られたんだからもういいよな?』と言いたくてそう言ってるのではないだろうか?。
そう、結局のところ、自分が許されたい、楽になりたいというだけのことでしかない筈だ。自分がやってしまったことについて具体的に責任を取った訳では決してない。むしろそういうことから逃れる為の方便でしかないだろう。
だからこそ、
『僕は君を殴っただけで許すつもりはない。自分のやってしまったことを、君はきちんと自ら反省するべきだ』
と言っているのだ。
浩一はなおも言う。
「将成くんは生まれてからずっと、たくさんたくさん殴られてきたって僕は聞いてる。だとしたら将成くんは、本当は殴られる痛みを知っている筈だよね。殴られたら痛いっていうことを知ってる筈だよね。じゃあもう今さら君を殴っても痛みなんか教えられる筈がないと僕は思う。僕が痛みを教える必要はないと思う。
僕が将成くんに知ってもらいたいと望むのは、自分が間違いを犯してしまった時に、誰が苦しむことになるのかっていうことだよ。
今度のことで苦しんでるのは誰かな? 宏香? ううん違う。この子は大した怪我もしなかったんだから平気だ。宏香が大きな怪我をしなかったんなら僕もそんなにショックじゃない。じゃあ、誰が一番、ショックを受けてる? 将成くんの身近な人で誰が一番苦しんでるのかな?」
そう言われて、将成は殆ど無意識のうちに視線を向けていた。
「……」
その先にいたその人と目が合った。さっきまではすごく怒ったような目をしていたのに、今はものすごく悲しそうな、辛そうな目をしていた。今にも泣き出しそうな目をしていた。
ほの姫だった。ほの姫が泣きそうな顔で自分を見ていたのだ。そんな彼女の視線に、将成は思わず目を背けた。視線を合わせることができなかった。それは彼がこれまで感じたことのない感覚だった。いや、一度だけある気がする。そうだ、あれは、修学旅行の時。中学生に絡まれて頭に血が上ったからといって宏香を突き飛ばしてしまった時だ。あの時に感じたそれに似ている。
<罪悪感>だ。
たまらない罪悪感が彼の心臓を鷲掴みにしているかのような感覚があった。ただし、まだ、彼はそれを罪悪感だとは自覚していない。それが罪悪感であることを気付けば、彼はきっと多くのことに合点がいくだろう。工藤浩一の言ってることが理解できるようになるだろう。だが、この時はまだ彼には理解できなかった。しかし同時に、どうしても無視できない、気にせずにいられないものだということだけは痛いほど感じたのだった。
『そんな顔すんなよ……お前のそんな顔、見たくねーよ……』
将成は素直にそう思った。だからどうすればほの姫がそんな顔をしなくなるのかということを考えた。だけど分からない。どうすればいいのかが分からない。分からなくて、つい、工藤浩一を見てしまった。この中で唯一、その答えを教えてくれそうな気がしたのかも知れない。
『オレは、どうすればいい……?』
それは、将成がこれまで見せたことのない表情だった。助けを求める幼い子供の顔そのものだった。実の母親に首を絞められて殺されそうになった時でさえその母親を嘲笑してみせた彼が初めて見せた子供らしいあどけない表情だった。
そんな将成に、浩一はフッと柔らかい表情をしてみせた。彼が救いを求めてることが分かってしまったからだろうか。彼がただの子供に戻れたことを感じたからだろうか。
「こういう時はやっぱり、『ごめんなさい』かな。それが一番確実だと思うよ」
『やっぱりそうなのか。こういう時はそう言うべきなのか……』
将成も思った。さすがにそれは頭によぎらない訳でもなかった。ただ自信が持てなかったのだ。ここでもし『ごめんなさい』と言ったとしても、自分に向けられた非難の目が収まることがなかったらと思うと、怖くて言えなかったのである。自分がごめんなさいと言っても許してもらえなかったとしたら、自分はここにいる人間達に対してもっと腹を立ててしまうだろう。恨んでしまうだろう。憎しみを膨らませてしまうだろう。そこまで具体的には思っていなかったとしても、それに近いことは直感的に感じてしまっていた。それが怖かったのだ。それこそ後戻りできないところに行ってしまうことになりそうで……
そういうことで頭が混乱して茫然としていた将成よりも先に、動いた者がいた。宏香だった。宏香がほの姫の前に歩み出て、当たり前のように自然に深々と頭を下げた。
「私が余計なことをしてしまって神守くんが怒られることになってしまって、ごめんなさい」
少女の口から、滑るように謝罪の言葉が発せられた。それにはこの場にいた全ての人間が唖然とさせられていた。唯一、工藤浩一を除いて。浩一には分かっていたからだ。宏香はこういう子だということが。
数瞬の間を置き、今度はほの姫がハッとなって慌てた。
「あ…、あ、いやいや、宏香ちゃんは悪くないから! これは将成が―――――…」
『将成が悪い』
そう言いかけて、ほの姫はその言葉を飲み込んだ。飲み込んで考えた。
『って、将成が本当に悪いの? あの子は理由もなく自分から暴力を振るうような子じゃない……これまでは確かに何か理由があった……じゃあ、今回、将成がこんなことをした理由は…?
…まさか、私を守ろうとして……?』
それに気付いた時、ほの姫の中で一瞬で合点がいってしまったのだった。自分がふらついて弘徳さんにもたれかかってしまったのを、弘徳さんに乱暴されそうになってるって将成が誤解してしまったんだとしたら……
その瞬間、彼女の目から涙が溢れた。両手で顔を覆い、頭を下げるようにして体を丸めた。
「ごめん…! ごめんね将成…! 将成は私を守ろうとしてくれたんだね…! それなのに私……!」
そうだ。彼は自分を守ろうとしてくれていたのだ。にも拘らず自分はそんな将成を責めるような目で見てしまった。彼を一番信じてあげるべきだった家族の筈の自分が彼を真っ先に責めてしまった。それに気付いてしまったのだった。
自分の目の前で泣きじゃくるほの姫を見た将成の中で、パキンッと何か音がした。誰にも聞こえない、自分の耳にさえ届かない音だったが、確かに聞こえた気がした。そして。
「う…う、あ……あ…うあぁああぁぁああぁ~……」
それは、将成の口から漏れた声だった。これまで彼が決して発してこなかった声だった。それと同時に、彼がこれまで決して他人に見せようとしてこなかった姿であった。
将成は泣いていた。大きな声を上げて泣いていた。どんな大人に殴られても、実の母親に殺されそうになってでさえ絶対に見せなかった涙をボロボロと溢れさせて、本当に幼い小さな子供のように泣いていた。
悪いことをして大好きな人を困らせてしまってそれが申し訳なくて泣いてしまった子供の姿がそこにあった。
その時、将成の中で何かが音を立てて壊れた。それは、彼がこれまで守り続けたものだった。大人を敵と見做し、見くびられないように、舐められないように、弱みを見せないようにする為に彼が鍛え上げてきたものだった。
それは言わば、彼の心を守る為の鎧のようなものであったのだろう。小さく幼い子供でしかない彼が、憎い大人に対抗する為に積み上げ、固め、形を成してきた<心の鎧>。それが、音を立てて砕けてしまったのだ。
そんな鎧が砕けてしまってそれこそ小さな子供のように泣きじゃくってしまった将成だったが、ようやく落ち着いて、
『ごめんなさい……』
と謝った後はまた、いつもの仏頂面に戻ってしまっていたのだった。
その後、学校での様子も、一見しただけではそんなに大きく変わったようにも見えなかった。
だが、それについては仕方ないだろう。人間というのは、ちょっとしたきっかけで完全に変わってしまえるほど単純な生き物ではない。ただ、彼のことをよく知る人間にとっては、将成が実はそれまでとは全く変わってしまっていたことは一目瞭然だった。なにしろ、照れ臭そうにはしながらも、ぎこちないながらも、笑ったりすることができるようになったのだから。すると皮肉なことに、<神守将成ファンクラブ>は、いつの間にか自然消滅という形で解散し、ファンクラブを構成していた女の子達も普通の友達として自然に接するようになっていた。だがそれは、ずっと身近でリアルな存在になったとも言えるだろう。
一方プライベートでは、一時期、収まっていた将成とほの姫の、『おデブ』『デブじゃない』の掛け合いがいつの間にやら復活していた。もっともそれ自体、以前とは随分と印象が違うものになってしまっていたが。なにしろお互いに半分笑いながら言っているのである。それは二人なりのコミュニケーションであった。そんな二人を、工藤宏香と工藤浩一が穏やかな顔で見守ってくれていた。
大人を憎み、世界を憎み、全てに対して復讐を誓った<凶獣>の姿はもうどこにもなかった。そこにいたのは、不器用さ故にうまく他人と関われず、ついついぶっきらぼうな態度を取ってしまう男の子がいるだけであった。
それでもこれはまだ、彼が本当に社会と折り合いをつけて生きていけるようになれるまでの変化の端緒に就いただけでしかない。先はまだまだ長いと言えた。けれど、彼の周りには、彼にとって必要な者達が十分以上に揃っていた。後はもう、彼女らと共に成長していけばいい。彼女らと一緒に必要なものを学んでいけばいい。
マイナスから始まった彼の人生は、こうしてようやくゼロからのスタートとなったのであった。
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