第70話 戦線離脱

 やあ、おいらです。


 ♬もしも願いが叶うなら〜♬

 トランプ死ね!


 ああ、久しぶりですね。えっ、『陽気なギャング』シリーズですか? とっくの昔に読み終わりましたよ。まあ、その話は後々。今は恩田陸さんを読んでるんですけどね、そのレーベルが講談社タイガっていうの。ライトノベルなのかなあと思ったんですけどね、それにつきもののイラストレーターの名前がない。これの親本は講談社の『ミステリーランド』だってことは知っていたんです。要するに子供も大人も読めるってやつ。名編集者、宇山さんの最後のお仕事ですね。ずーっと、文庫化されてなかったんですけど、麻耶雄嵩とか殊能将之、加納朋子なんかは文庫化されているようです。そういえば、講談社文庫を最近買っていないなあ。あんまり面白そうなのないんだから仕方ないね。それに講談社文庫って厚みがあるから場所ふさぎになるんだよな。字が大きすぎるんだよ。


 それはともかく、おいらはまたお布団生活です。アレルギーが悪化して全身がただれて痛い。それにあろうことか、腰痛にもなってしまって動けません。気力も衰え、眠れる限りは寝ています。というか眠ってしまいます。でもねえ、しつこく言うんですが、おいらのアレルギーは犬猫アレルギーなんですよ。おいらはペット飼っていないし。当たり前だよ、監獄だから。たまに行く元妻の家はアビちゃん、くるみちゃんと二週続けて亡くなっちゃったから、ねこはいないんだよなあ。おいら食物アレルギーはないから、考えられるのは自家中毒。自分で自分を攻めている。抑制が効かない。いっそ殺してくれっていう感じ。トランプも道連れにしてやるよ。


 それにしてもさあ、話は全然変わりますが、ケースワーカーがうんともすんとも言ってこないんですけど。放置プレーの極みだよ。最後に前任者が家庭訪問に来たのが六月四日。電話の一つでもしてくれないのかな? おいらとても不安。電話くれたらアレルギーの相談するのに。えっ、自分で電話しろって? ああ、それできません。おいら極度の電話恐怖症ですから。まあ、公金はありがたく振り込まれているのでいいんですけどね。


 さて『陽気なギャング』の感想書きますか。最初の二冊はノベルスで読んでいるんですよね。でも遠い昔だから、全く覚えていない。で、『陽気なギャングが地球を回す』から読み出しました。あれ? こんな話だったっけ、と思う。面白い。もしかして伊坂さんのことだから大改訂したのかな? そうそう。「あるキング 完全版」読みました? 雑誌連載版、単行本版、文庫本版とと同じあらすじなのに全然違う小説なの。びっくりしたよ。徳間文庫版なんて買わなきゃよかったかも。

 話が逸れました。ついで『陽気なギャングの日常と襲撃』を読む。前に読んだときはいまいちだった記憶があるんですが、予想外に面白い。絶対大改訂したな。ノベルス手元にないから確認できないけどさ。で、新刊の『陽気なギャングは三つ数えろ』。なぜかいまいち。推敲が足りないんじゃないの?


 で、タイトルの意味ですが、何を離脱するかというと、小説を書くことを断念します。コンテストもそうですし、毎年参加していた自主企画も、どーしてもアイデアが浮かばないので無念ですが、不義理をさせていただきます。


 この駄文も、体調が戻るまでお休みかなあ。では。

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