第53話 雨夜品定

(このお話に限り、女人禁制でお願いします。同じ土俵に上がらないでください。 八角……ではなくて、ぺこりより)


 やあ、おいらです。


 浜辺美波さんが好きです。アルバイト情報のCMを観て「うわあ、かわいい」と思い、ドラマ『崖っぷちホテル』を観て「これはマジでかわいい」と確信し、映画『センセイ君主』の番宣でバラエティに竹内涼真の野郎と出まくっていて「かわいいけれど、ちょっと髪が伸びたなあ」と少しガックリしたところに、テレ朝で映画『君の膵臓が食べたい』を地上波初放送。おいら、恋愛映画なんか普段観ないので、「まあ、初めの方だけちらっと観るか。十一時から『オクニョ』もあるし」なんて思いながら、チャンネルを回したら(ああ、実際にはリモコンのボタンを押したんだけどねえ。昭和生まれだからこっちの言い回しがしっくり来ちゃうよ)……天使がテレビに映っていました。髪型もおいらの好み。制服姿も清楚で柔らか。心臓をピストルで撃たれたような衝撃。演技もうまい。それに、声がおいらのどストライクだ。妹のような存在。おいらを弄ぶ、小悪魔だよこれは。近年これほどかわいい女の子がいただろうか? 調べると八月二十九日で十八歳の誕生日を迎える高校生。万が一、おいらが今夜、浜辺美波さんと密会し、いけないことをしちゃったら、淫行条例かなんかで逮捕されてしまうのだ。うーん、逮捕されてもいいかも。神様、どうかおいらと浜辺美波さんを逢わせてください。あとは何にもいりません。なんてね。


 次。


 池田エライザが好きです。『サンデージャポン』で初めて見たときから、あまりの美しさにクラクラしました。エライザのいいところはピシッとしているところ。背筋はピンと伸び、眉がしっかりしている。むやみに笑わない。他人の話を目を見て聞いている。痩せているのに、胸がやたらでかい。出来ることなら、あの胸に顔を埋めて泣きたい。「人生が辛くてたまらないんだよー」とね。そしたら、エライザが優しくおいらの髪を撫でてくれるんだ。エライザは二十歳過ぎているから淫行条例に引っかからない。おいらとエライザは愛のセレブレーションをするのだ。もちろん妄想ですよ。


 のんが好きですと言おうと思ったら、今日のYahoo!ニュースで、おでこを出して変顔している写真があって興ざめ。おいら、おでこ出してる女性、基本的に嫌い。ただ、おでこ出していても美しい女性が本当に美しい女性だとも思っている。


 あとさあ、まだ全然調べていないんだけど、午後の紅茶のCMの女性、美しいですよね。あれは今後、出てくるぞ。あとで調べてみよ。


 などと、妄想を書いて来ましたが、おいらの美しい女性第一位は永遠に新垣結衣さんです。嫁にしたい。長瀬智也主演の『マイ☆ボス マイ☆ヒーロー』でアグネス体操をしているのを観たときから一途に(?)新垣さんを追いかけています。ポッキー体操もよかった。おいらの好みは制服バージョン。ロリコンだね。最近ではあのシャンプーのCMが好き。「何見てるの?」なんて聞かれたら「君だけを見ていた」を歌っちゃうよ。新垣さん、おいらと結ばれないなら、一生、独身でいてね。最悪、結婚しても子供は産まないで。吉永小百合さんのような存在になってください。お願いします。


 よろしくま・ぺこりは歴史の男です。嘘です。ただの変態です。旅に出ようかな。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る