第38話 夏休近況
やあ、おいらです。
サッカー終わりましたな。やったー、と思ったら「終わったのは日本だけでW杯は決勝まで続くの!」と怒られちゃいましたよ。誰に? 釜本邦茂の生き霊か?
生き霊でもいいから生きていて欲しかった。桂歌丸師匠が亡くなりましたね。最後の方は痛々しかった。『芝浦』を演じ切って、己の限界を知り、潔く引退した三遊亭圓楽師匠とは対照的な生き方でした。なーんて、おいら、落語なんか、大喜利しか見たことないど素人。通の方はさぞ嘆いているでしょう。
おいらが『笑点』に目覚めたのは歌丸対小円遊のハゲ、バケ対決あたりからですねえ。結構、社会現象になったんじゃないですか? でも、小円遊が酒で体を壊し、芸も乱れて、急死。悲しかったなあ。もっと悲しかったのは、司会の三波伸介の急死。笑点終わっちゃうんじゃないかと思いました。で、圓楽。あの人は芸人をうまくいじれる人ではないから、どうかなあと思ったけれど、まあ、圓楽流の度量があった。恰幅がよろしい。良い司会者でした。
でもって歌丸。歌丸さんには本当は回答席にいて欲しかった気もするけど、回答者の後半、政治ネタばっかりやってたから面白くなかった。だから、司会でよかったのかもね。
まあ、司会時代は円楽と喧嘩ばっかりやって、番組の質を落としたような気もするけど、誰かと誰かの対決。これが笑点・大喜利のスタンスなんだな。
謹んでお悔やみ申し上げます。
さて、隣の独居房の松本さんが執行されちゃいました。まあ、日本初のテロリスト……違うか。日本赤軍とかいたか。訂正します。まあ、あんたは地獄で垢を落として、善人になって戻ってきなよ。「焼香、焼香、焼香、焼香、焼香」って歌う、ゆるキャラにでも転生しな。
次に、独居房にやってきたのが、林さんという、でっかいババアでした。まあ、今ここに「殺人アイドル井上ひかりです」なんて来ることはあり得ませんからねえ。本当はきて欲しいけど。
さて、林さん。おいらに「カレー食べない」と言ってくる。「何カレー?」「普通のチキンカレーよ」「あ、申し訳ない。おいら、チキンはケンタッキーしか食べられないんだ。シーフードカレーも好き」「そうかい」林さんは不機嫌そうに言いました。その日、林さんのカレーを食べた看守、五十八人が倒れ救急車で運ばれました。生死は不明です。おいらは生きています。
西日本の雨、たいへんですね。何もして差し上げられないおいらが情けない。前にも言ったけど、神は大自然だ。平気で大量の人々を苦しめる。そこから逃れたかったらぺこり教に入りましょう。入会金一億円です。(うそよ)
あれ? 夏休の報告何にもしなかったですね。『東京バンドワゴン』を七巻から一気に読もうと思っているんですが。
「読みたーい。眠たーい」
で朝昼夕寝しちゃって進みません。でも、不眠症。なんかおかしいですよね。
まあ、今日はこの辺で。ネタ切れしてもいかんし。
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