第4話 肥満大敵
やあ、おいらです。今夜も眠れないんですよ。どうしてかな? 自律神経がおかしいのかな? 夕食を摂ったら、急に調子悪くなって、慌ててレキソタンを服用したんですけど、効果なし。こんな時、いつも思うのが「デパスがあればなあ」ということ。主治医の古賀先生は「デパスは心臓に悪いから」と言って、おいらからデパスを取り上げました。以前だったら、個人輸入という手があったんですが、法律が変わって、それは犯罪になってしまうのです。前科者になってしまうのです。まあ、おいらはシリアルキラーだから、すでに犯罪者なんですけどね。フフフ、もちろん冗談ですよ。冗談。
調子が悪くなった上に、尾籠な話ですが、便意をもよおしまして、これがまた「出るかな? 出ないかな?」という微妙なラインでして、できれば回避したい。なぜなら、楽しみにしている『コンフィデンスマンJP』を観ている最中だったからなんです。でも、お腹が苦しい。おいらはコマーシャルになると、トイレットに駆け込みました。そして出たのは、おならブー。完全なスカしです。おいらはテレビの前に戻りました。しかし、しばらくすると、またしても、お腹がグルグルなり、便意をもよおします。もう、ドラマに集中できない。それでも、次のコマーシャルまでは必死に耐えて、トイレに猛ダッシュ。すると今度はどっさり出てしまいました。そして、おいらは慌てて拭き拭きして、再び、テレビ前に帰りました。苦しみから解放されました。
まあ、実を言うと三月の病気前後から、おいらは下痢と便秘のラピッドサイクラーになっていました。もしかしたら、大腸がんかもしれないなあと思っています。そのせいもあって、体重が一ヶ月で二十キロ近く減りました。パンツダボダボです。
ところが、体調が戻ってきた今月に入ると、お腹が空いてたまりません。恐るべき食欲です。あっという間に、体重が六キロ戻ってしまいました。このままだと強烈なリバウンドが待っているようで怖いです。今夜も、夕食を食べたのに、夜中に、『日清麺職人 名古屋風台湾ラーメン』を食べてしまいました。辛かったです。いや、そうでない。深刻な過食症です。なんとかしなければ。
なんだか、またくだらない駄文を書いているな。ホント、無理に読まなくていいですよ。ためになることなんか書いてありませんからね。
話変わって、読書のコーナーです。今日読んだのは、鳥飼否宇さんの『桃源郷の惨劇』です。比較的、薄い本です。いっときたくさん出た祥伝社文庫の中編文庫のシリーズです。鳥飼さんの本はおいら、あんまり読んでなかったので、どんなもんかとドキドキしながら読んだのですが、平易な文章、軽い雰囲気の文体で読みやすかったです。ただ、物語終盤に、突然、横書きの作中作が出てきて、面食らいました。横書きは読みにくいですよ。でもね、その横書きの文章がキモなんだよなあ。まあ、たのしく読みました。
ごめん。眠くなってきたので、終わりにします。お休みなさい。
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