第7話
東野探偵事務所。
そんなに頭が柔らかい人じゃなくても「ひょっとしてこれ、ダジャレか?」と思うようなネーミングだ。
残念ながらこれはダジャレではない。経営しているのは東さんではなく、東野さんであり、本人としては普通に名字を事務所名にしたというただそれだけだ。そのはずだ。
時々、
「東の探偵事務所」
と聞こえるイントネーションで発音するものだから、
「所長。場違いのようなので出ていってください」
と本気になって追い出しにかかる従業員が居る。
紛れもなく俺だけど。
駅前の少し裏道に入ったところにあるこの事務所との縁は、大学時代に遡る。
どういう弾みだったかは忘れてしまったけれど、ここでアルバイトをしていた。ちょっとした事務仕事や調査の手伝いを大学の授業の合間にして、小遣いの足しにしていた。
四年生になり、そろそろ内定の一つや二つ貰ってないとマズいんじゃないかと思われる時期、俺はというと……マズい状態だった。
一社くらいはどうにか……と思っていた俺が世の中をナメていた。
そんなとき、どういう偶然か、もとい何かの嫌がらせか、所長を含め二人しかいない事務所の主戦力がとんずらの術を使って姿を消した。そんな術を使える人間がこの現代に存在したなんていう驚きはさておき、火の粉が炎上する勢いで俺に降りかかってきた。
何処で嗅ぎ付けてきたのか俺がまだ内定を一つも貰えていないことがバレ、特に勧誘もされることなく、勿論承諾もしていないのに、いつの間にか雇用契約を結ばれていた。
これが嫌な職場であったら農民一揆よろしく蜂起してでも契約書を木っ端微塵にするところだが、仕事にも空間にも地味に慣れていたためにそんな体力を使うこともなく、俺の就職活動は幕を閉じた。
楽をして職にありつけたと見るべきか、一時の楽を取って将来を黒く染めたと見るべきか。
未だに判断が付いていない。
結局ずるずると三年間勤めているのが、この探偵事務所だ。
少し古びたビルの二階にあるのが事務所。どこかの漫画のように、一階には喫茶店が入っている。名前は『アポロ』。惜しい。漫画と一緒ではなかった。
ちなみに、所長の住まいはすぐ隣にあるアパートの一室だ。通勤時間徒歩ゼロ分。それだけを見ればなかなかいいご身分だ。
「おはようございまぁす」
中に入ると、丁度、経理の栄居(さかい)茂(しげる)が鞄を置いているところだった。流石に経理は必要だろうと今になってやっと雇った、今年大学を卒業する青年だ。
どうでもいい話、彼のメガネは伊達だ。ほんっとどうでもいいけど。
何でも、所長の甥っ子の友達だそうで、資格は色々持っているものの就職活動をさぼったために、その甥っ子の口利きでこの離島に流れてくることとなった経緯のようだ。
なんというか、俺とはかなりベン図が被るから笑えないけれど、就活をしていたのにここに来たかさぼっていてここに来たかの差は大きいと俺は思う。声を大にして主張なんてとても出来ないことだけど、俺はそう思うんだ!
……まあ、いいとする。
「いやぁ、円くん。デエトは楽しめたかね」
「おかげさまで妹に散財させられました。臨時ボーナス欲しいくらいですよ」
「なすの串刺しならあげてもいいんだけどね」
「お盆の時だけで結構です」
こんな会話が普通にまかり通るのもここならではかもしれない。
昨日、暇をぶっこいて要らん電話を掛けてきた東野氏は、いつも通り脳天気に健康体だ。
禁煙ガムは相変わらず手放せない様子だが。
昨日と言えば、繁華街で彼が女性と会っていたことが気になるが、どう切り出して良いものか解らない。首を突っ込まない方が不要な面倒を起こすこともないことはよく知っている。また、首を突っ込んでもプラスの効果を生まないことも。プラスになるとしたら、前に考えたように東野氏の奥方からの亀裂だ。
ここには地雷がある。踏むと同時に空爆までされる恐ろしい地雷。
俺はどうにかその地雷群を抜け続けるか、大本を掘り出すしか手だてはない。
さぁて、どうしたものか。
思わず溜息まで出た。
後ろ手に事務所のドアを閉めようとした、その時。
「にゃーーーん」
およそ猫のものとは思えない活字が、黒い塊と共に飛び込んできた。
しなやかに跳んだ黒は、猫だ。黒い猫。
「お。ねこちゃん、迷子かな? 首輪してないし、野良かな、君は」
所長のデスクに座り、撫でられている姿はどこかで見覚えがあるような気がする。
「おやぁ? 珍しいねぇ。赤に緑の瞳か。さながらクリスマスカラーだねぇ」
赤に緑? ……っておい!
「千暁!」
「俺としては紅白の方が縁起がいいんだけどねぇ」
喋ってるし! しかも所長、それに気付いてないし!
「こら、千暁! 付いてくんなって言っただろ!」
俺は反射的に怒鳴り、毟るように千暁をデスクから掴みあげていた。
入ってくるだけでも晩飯抜きの理由になるのに、人前で人語で喋るなというんだ。
「円くんの猫なのかい? 飼ってないって言ったじゃないか。それともこれは昨日言っていた黒猫くんかなぁ? 結局飼うことにしたんじゃないの。名前まで付けて」
そうか。事情を知らなければ、俺が名前を付けたように見えるんだよな。
自分で名乗ったなんて言って通じるわけ無いし。
「里親が見つかるまでの間、呼びにくいんで適当に付けただけです。保護しておいて次の日にポイじゃ、余りに非人道的でしょう?」
「そりゃそうだよねぇ。非任侠的な行い、感心するよ」
言いたい意味は同じなんだろうけど、ナニソレ。比較基準、おかしくないか。
「ほーら、おいでー」
「にゃーん」
そして、呼ぶし。
そして、跳んでいくし。
そりゃ、好いてくれる人の腕の中の方がどんな生き物だって気持ちいいだろうけど、思い切り腕を蹴飛ばされて跳んで行かれると、些か腹立つよなぁ。
栄居は我関せずだし。巧いよな、こういうところ。自分に関係なかったり、関係あっても面倒臭そうなことには絶対爪の先も入れない奴だ。
どうせまた何か計算しているフリをして、パソコン画面には違うウインドウが開いてるんだろ。ワープロソフトとか。
おまえがこっそり何をしているかなんて、穂乃美の力を使わなくても俺だって解る。所長ももしかしたら知ってるかもな。クビになっても俺、しーらね。
「よしよし。君は毛並みがいいなぁ。どこかの血統書つきの猫ちゃんなんじゃないのかなぁ?」
フランスと日本のハーフなので、取り敢えず純血じゃありませんね。
「ゴロゴロいって大人しいねぇ、君は」
血に飢えてますから、下手すると噛み付かれますよ。
「ウチもペット可だったら飼いたいんだけどなぁ」
それ以前に奥さん、猫アレルギー持ってませんでしたっけ?
そんなのお構いなしですか。そうですか。
内心でツッコミを入れながら突っ立っているのもそろそろ飽きた。
書かなくてはならない書類が何枚か溜めてある。それを片付けるとしよう。
コートを掛け、栄居と向かい合わせのスチールデスクに腰を下ろし、ファイルに挟んであった紙を取り出す。
所長は禁煙ガムを噛むのも忘れ、千暁を構うのに没頭している。よほどガムなんか噛んでいるより禁煙になるのではないかとふと思うほどだ。
もとより、彼に禁煙する気など無いと見える。
そう思う理由もちゃんとある。
禁煙すると言い始めたのは半年以上前。煙草を断つと同時に禁煙ガム『
確かに煙草自体は吸っていないものの、これでは禁煙の意味がまるでない。
『使用期間は三ヶ月をメドにし、六ヶ月を超えて服用しないこと』
箱の中に入っていた説明書にはそう書いてあったのに、守ろうとする気はゼロのようだ。
この珍現象を不思議に思っていたところ、ガムを噛み続ける理由から、そもそも何故東野氏が禁煙するなどと言い始めたかが解った。
この禁煙ガムのパッケージには、キャンペーンガールのNICOちゃんが笑顔を向けて印刷されている。このタレントさん、最近売り出し中でテレビでの露出も増えてきている。ついでに肌の露出度も高い。そして、贔屓目無しでもかなりカワイイ。
そのNICOちゃんに、東野氏はメロメロなのだ。
この前なんて、ガムの箱に向かって――彼はNICOちゃんに向かっているつもりだろうが――語りかけているのを目撃してしまった。
その日は一日、その光景が脳裏から離れなくて、挙げ句、悪夢を見そうだった。
しかもこのパッケージ、何故か定期的にNICOちゃんの写真を変えるので、そのたびに東野氏はウハウハしているという次第だ。
これでは禁煙どころではない。
彼女の写真のためだけにガムを噛み続けるという有り得ない悪循環が、確かにここに存在している。
何処の製薬会社か忘れてしまったけど、頼むからパッケージをころころ変えるのをやめてくれ。ついでに言うなら、キャンペーンガールを別のタレントにしてやってくれ。この人、もしかしたら永久にこのガムを買い続けるかも知れないから。そんなの、お宅の趣旨にも反するだろ! ……と、コマーシャルを見ながら時々思っている。
あ、遂にガムに手を伸ばしたぞ。流石に我慢も限界か、ニコチンジャンキー。
千暁はずっとニャーニャー言っているだけで、あれきり人語を喋っていない点については良くやっていると評価しよう。ついてこなければもっと評価が上がったものを、惜しいコトしたな、千暁。
手早くやれば三十分とかからない書類をたっぷり一時間半近くかけて仕上げた頃、おもむろに所長が立ち上がった。居場所を失った千暁は、事務所内を物色するチャンスを得たとばかりにうろつき始めた。
「ちょっと僕、出かけてくるねぇ」
上物だけど着古して大分草臥れたコートを引っ掴み、東野氏は事務所を出ていった。
まだ午前中も終わらないというのに一体何処へ行くというのか。電話の一本も鳴ったというのなら出ていくのも解るが、さっぱり検討もつかな…………付くかも。
真相を知るために後を追うべきだろう。だが、それより先に情報収集といくか。
「なあ、栄居、所長が何処行くか判る?」
パソコンやファイルの間にある隙間から向こう側を覗いて話しかけると、伊達眼鏡の大学四年生が目を合わせてきた。
「何処に行くかまではわかりませんけど、最近多いんですよ。ふらっと出ていって、疲れて帰ってくるんですけど、何してるんでしょうね」
疲れて、ねぇ……。
言われてみれば、いつも通りの憎らしいほど憎めない笑顔に見えて、顔色が少し白いというか青いというか……。
「これでパチンコとか競馬ならまだいいですけど、コレだったら大変ですよ?」
と、栄居は小指を立てて隙間から見せつける。随分と古い仕草じゃないか。
大変、というか、俺は既に所長が女性と居るところを見てしまっているので、なんとも笑えない。
それは今は伏せておこう。
確信が持てていないことをぺらぺらと喋るのは好むところではない。
「あのな、もし所長が外で女作ってたら、笑ってられないの、解る?」
でも、この年下を、ちょっとつついてみたい。
「へ? なんでです?」
「よく考えてみろよ。所長の奥さんおっかないの、おまえもよく知ってるよな?」
「勿論ですよ。あんなキョーレツな印象の持ち主、早々居ませんし。それに、僕だったら絶対に貰いませんね」
あ。やっぱりそう思うんだ。同類発見。
「な? その奥方が、所長の奇行に気付き、挙げ句、女性が絡んでたなんて知ってみろよ。経過はどうなるかともかく、下手したら俺たち、失業だぜ?」
隙間から見える栄居の顔が、僅かに白くなった。考えても居なかった、予想外だ、想定外だと叫びたそうに目が見開かれて固定されている。
きっと今、彼の頭の中では様々なシミュレーションが高速展開されていることだろう。
パターン一。
薄々何かに気付き始めた東野婦人が俺たちに調査を依頼。その後、いやんな光景を目の当たりにしてしまい、予感は確証へ。結果、泥沼の夫婦喧嘩を見せつけられた挙げ句、離婚の際に東野氏は大量の慰謝料をふんだくられ、事務所は倒産。自動的に俺たちはクビ。というシナリオ。
パターン二。
後半はパターン一と同じものの、俺たちが調査に介入する間もなく婦人が突き止め以下略。
パターン三。
前半はパターン一と同じものの、監督不行届などと言いがかりを付けられ何故か俺たちが責められることとなり、「こんな若造、クビにしてしまいなさい!」とハートのクイーンよろしく首を切られる。というシナリオ。
詳細に分ければキリがないが、大体こんなものだろう。どれを取っても結末が変わらないのがレパートリに富んでないが、これは仕方ないというものだろう。
あの婦人に限って円満離婚なんてまず考えられないし。所長から折れることはあっても、逆は有り得ない。
「ほら、だんだん鬼気迫ってきただろ」
「ええ! 迫ってきましたよ!」
「迫るなよ」
隙間は細長く縦に切り取られた栄居の顔でいっぱいだ。しかも、ほとんど影になっていて、恐い。
「じゃあ俺はクビを繋ぐために偵察に行ってくるから」
「クビが繋がった暁には何か奢られたい所存です」
「奢られ……奢られるのはおまえか! 俺が奢るのか!」
「そんなに繰り返し言わなくても、言いたいことは変わりませんって。斎木さん、何か奢って?」
隙間の向こうで、栄居がぺっと手の平を見せた。
年上を敬うって事、知らないだろおまえ。かくいう俺もろくすっぽ知らないけど。
「何事もなく、まるくまあるく収まったら、〝何か〟は奢ってやるよ」
「やったー! じゃあ、さぼる口実に所長の偵察行ったなんていう認識、綺麗に捨てておきますね!」
「そんな認識持ってたのか!」
これじゃあ、知らない間にどう思われていたのか不安になるじゃないか、まったく。
後でじっくり腰を据えて話をする必要がありそうだ。
あながち間違ってもいないそのねじ曲がった認識を、無理にでも矯正してやる。
「あ、こらっ。勝手に開けちゃ駄目だろ!」
向こう側で何か騒いでいる。どうせ千暁が栄居の引き出しを器用に引き出したんだろう。
「千暁。悪さすると皮剥いでインテリアにするぞ」
「ひーん」
猫っぽくない鳴き声だったが、人語を喋るよりはマシだろう。
コート掛けに掛けられてからまだ二時間と経っていないコートを掴み、鞄をひっさげてドアを開ける。
その瞬間、足下を縫って千暁がするりと外に出ていった。
ついてくるな、と言おうとして、ごくりと飲み込む。
中に残って面倒を起こされるくらいだったら、連れて行った方が楽と踏んだからだ。
鞄の中に押し込んで、と思っている間に、千暁は人の姿になっていた。
好都合。
これで千暁に話しかけても猫と喋る不審者にならずに済む。
道路に出てから早速切り出した。
「まず聞かせろ。なんで、どうやって付いてきた」
「アンサー。寂しかったから靄になって」
「今度は霞でもないのかよ!」
共通しているのは文字に関してだけ言えばあめかんむりくらいだ。だいたい、靄も霞も霧もあんまり変わらないように俺は思うんだけど。雲だって成分自体は同じだし。
「まどかの仕事場、地味だね。でも、なんかきもちいいね」
「そりゃおまえは撫でくり回されてただけだからな」
地味、と言われた部分は無視。
そして今気付いたが、縮んだような気がするようになってから、千暁の言葉の平仮名率が上がっている気がする。名前だって前は漢字で呼んできていたのに。
おまけに、また縮んだか、コイツ。
……ま、いいけど。
「そういえばね、まどか。あのおじさん、すっごい磯臭かったよ」
「この前俺からしたっていうのと同じ臭いか?」
「ううん。あんなモンじゃないの。もわって、むわって、もやって……」
「思考までもやっとするからやめろよ」
「とにかくね、キツかったぁ。まどかのはアレが薄まったような感じ」
「……成分は一緒、か」
連日秋刀魚の塩焼きでも食べてるんだろうか、あの人は。でも、それだったら『磯臭い』ではなく、どちらかと言えば『生臭い』と表現するべきなんじゃないだろうか。
生憎俺には嗅ぎ取れないから何とも言えないが、千暁の表現ミスではないと仮定するとどういうことなんだろう。それに、どうして千暁はそんなことを気にするのか。
ニコチン臭いと騒ぐ方がよほど合点がいくのに。
「なんでおまえ、そんなこと気に……」
「……憑かれてるのかな」
「ん?」
耳で聞いた事による認識と、目で見た事による認識が食い違い、俺の思考は瞬間的にビジーになってしまった。
始めは「疲れている」という風に聞いた。けれど、「憑かれている」と読んだ。
この場合、相手の中で漢字の認識が間違っていない限り、読んだ方の意味が正しいことになる。
俺は〝憑〟という漢字に、一時、アレルギーがあった。
その字は物の怪に繋がり、今は失っているがその当時持っていた俺の力へと繋がった。その字を見ただけで良く鳥肌が立った。
人の背中だったり、足下だったり、人に限らず物にもそれは憑依する。見付けてくれる者を発見したそれらは、くりんと首を捻って目を合わせてくる。それが溜まらなく嫌だった
二水の馬に下心で憑。無謀にも大河を渡ろうとした馬の心は、さながら何かに憑かれていたようだったとでも言うのか。
漢字の成り立ちはさておいて、久しぶりにその文字に反応してしまった。
昨今、怪異ブームとかで物の怪や吸血鬼などオカルトチックな物を題材にした漫画やら小説が流行っている所為で、かなり免疫が出来ていたとはいえ、それは所詮フィクションだ。突然ノンフィクションの世界でノンフィクションな憑き物の話なんかされたら、それが見えていた過去を持つ俺としては反応せざるを得ない。……ということにしておいてくれ。
閑話休題。
「憑かれてるってどういうことだよ」
「思っただけ。実際見てみないとわかんないし」
人ならざる彼はそう言って、すっと見えなくなったかと思うと、既に目の前に来ていた駅の改札の向こう側に現れた。
余りに自然に消え、自然に現れたため、俺以外は誰もこの現象に気付いていないようだった。
もしかしたらさっきまで話していた千暁も俺以外には見えなかったんじゃないか、なんて考えたとき、わっと鳥肌が立った。
勿論そんなことはなかったのだけど。
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