part1 レース開始 1

G「何なんだ?こんな朝っぱらから」

公道レースの招待状にはこう書かれていた、


拝啓 銀山 達喜 様

4/22(日)の朝2:45に九条烏丸の上新電機駐車場にて

お集まり下さい。

くれぐれも時間厳守と、

警察には極秘でお願いします。

デコトラ 竜神丸が目印です。


G「そりゃそうだ、警察なんかに言ったら自分たちまで捕まるからな…」

T「あっ、達喜!おはよー!」

G「魅羽は相変わらず元気だな…」

T「それより、参加者の車がすごいんだけど…」

G「えっと…、マクラーレンF1、ケーニグセグ アゲーラR、

ブガッティ ヴェイロン、いすゞ117クーペ、いすゞ ギガ 、

スバルR2、原付バイク、本気組もあれば、絶対ふざけてるのもいるな」

すると、入り口に1人の男が現れた(1人の男=?とする)

?「皆さん、お集まりいただきありがとうございます。このあと3:00よりレース開始なので今しばらくお待ちください。コース地図は今からお配りします。

なお、このレースはネットで生配信されます。」

2人はコース地図を配られた

G「コースは、ここを東に行って、東大路通を上って(上る=北に行くこと)いき、今出川通を西に進む、烏丸(からすま)通まで来ると下がって(下がる=南に行くこと)いき、丸太町通を西に進み、堀川通を下がる、四条通まで来るとそこを西に進み、西大路通を下がり、五条通を東に進み、七本松通を下がり、七条通を東に

進み、大宮通を下がり、九条通を東に進むので一周か…。

周回数は…夜10:00までの耐久レース!?意外と長いな…

食事は各自で用意してくださいって書いてある…」

T「でも、楽しそうだね!」

G「まあな…」

達喜は楽しそうにそう言った。

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