ここまでのおさらい

解析の魔女 必勝のネイピアと恐れられ、

ゴスロリファッションに身を包んだ天才少女。


無数に存在する5次元少女の中でも負け知らずの彼女でしたが、

そんな彼女にも唯一、勝てない強敵がいました。

その相手とはアイラ。

ネイピアのアイラは幼なじみでした。

元々は仲が良かった二人でしたが、

幼少の頃のある事件をきっかけに、二人は憎み合う関係になってしまったのです。


事件以降、性格が一変してしまったアイラの

心は、どんどん蝕まれていき、

危険な思想をするようになっていきました。

誰よりも強い力を持つアイラだからこそ、

道を踏み外させるわけにはいかない。


そう考えたネイピアは、単身でアイラに挑みます。

しかし、知恵を振り絞りアイラをいいところまで追い詰めたネイピアでしたが、

最後の最後でアイラに対してトドメを刺すことが出来ず、

ほんの一瞬のスキを突かれて逆転されてしまいました。


長い時間が過ぎ、

リベンジマッチを心に決めたネイピアは知り合いのラジアナを連れて、アイラを探す旅に出ます。




道中では、アイラから派遣された刺客が彼女達を襲います。


最強の攻撃力を持つ5次元少女ナルータ、

生物の細胞を自由自在に生み出すことができる

アイピス。


そして、アイピスを追い詰めたと思った二人でしたが大きな誤算がありました。


アイピスの細胞の中の僅かな隙間に別の本当の空間が見え、

アイピスのいた空間がいつの間にか迷い込んだ囮の閉鎖空間だったということがわかったのです。


そして、ネイピア達はその本当の空間、

中性子星内部に待ち構えていた超越因子の存在を目の当たりにします。


ネイピアとアイピスは目の前の危機を乗り越える為に一時休戦します。


超越因子は、一見対処できなさそうに感じましたがら、ネイピアの洞察により、

食虫植物のような罠だということに気付きます。


早速、ネイピアはこの空間から安全に脱出するための作戦を考えました。

ネイピアと他の三人で二手に別れ、

それぞれに準備を進めます。


しかし、一人準備を終え、仲間のところに戻るネイピアは妙な胸騒ぎを覚えます。


あまりにもすんなり、出来すぎているからです。

ネイピアは嫌な予感がしました。

そして、ネイピアが予想した仲間の裏切り、

それが現実のものとなってしまうのです。


ナルータが手のひらを返したかのように裏切り、

ラジアナの命を追い詰めます。


もう間もなくストレンジ物質が吹き出してくるはずの地点に、手足の自由を奪われたラジアナは一人投げ出されます。


そして、危機一髪のタイミングでネイピアが戻って来ましたが、

ラジアナを助けることと引き換えに、

自らがナルータの持つ銃によって心臓を撃ち抜かれてしまったのです。


ネイピアがアイピスに話している間にも口から大量の血液を吐血し、遂には、死んでしまったのです。


ナルータはネイピアに頬を叩かれたことで気絶し、ラジアナはネイピアのスタンガンによって眠らされているので、現状ネイピアの死を知るものはアイピスしかいませんでした。



ここで疑問点について。

・ストレンジ物質がなかなか吹き上がって

来ないのは何故か?

内部の核から外にふきだしたガンマ線嵐の影響から、

同じように核から外側へと昇ってこようとするストレンジ物質を含んだ液体の対流の向きに対して、スポット的に重力を発生させる道具で一時的にそらしたのです。


しかし、この作品の設定上、対流の向きを逸らせるのは一時的でしかないのです。


・ナルータがネイピアに叩かれただけで気絶したのはどうして?


不思議ですよね?

何故でしょうか。











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