第151話「岐路」

 第三十八話「岐路」


 「今までも彼なりに試行錯誤していたのでしょう、基本はしっかりと備わっているようですね。ただ、彼の間合いから考えるとより敵の懐に踏み込む必要があります」


 若い生徒に指導をつけ、少し暖まった息を出し入れしながら俺の質問に答える男の姓名は宗三むねみつ いち


 黒髪を尻尾のように後ろで結わえ、スッキリした顔立ちの……

 俺には少し劣るが中々に二枚目な青年だ。


 「なるほど、それで”さばき”の鍛錬を集中的に……か」


 確か伊馬狩いまそかり 猪親いのちかは十三歳だったか?


 なるほど、それを差し引いても猪親いのちかは小柄だ。


 ”伊馬狩 春親ちちおや”譲りの女性ぽい容姿だが、線の細さも父譲りだし……


 だから剣を取っても人一倍射程リーチが短く、それ故により敵の間合いに踏み込む必要があると。


 戦闘は近間なら近間なほど攻撃をかわしにくくなる。


 普通、生半可な技術では攻撃を完全に見切るのは難しいために、防御方法は自然と自らの剣で受けて流すスタイルになるのだ。


 「はい、小柄な彼には敵の膂力を上手くいなす事が出来なければなりませんから」


 いちの言葉に俺は頷いた。


 その通りだ。非力なればこそ”受け流し”の研鑽は必須だろう。


 ――だが……


 「お、おねがい……い、致します」


 向こうからは真琴まことを相手に、頬を赤らめた顔の少年が引き続き稽古に励む”どもり声”が聞こえてくる。


 俺がいちと話す間、稽古の相手は真琴まことにさせたのだが……


 ――ふっ、青いな少年


 真琴まことを前に猪親いのちかはモジモジと恥ずかしそうに剣を振るっていた。


 「に、しても……あまり身が入っていなかったようだが?」


 かなりな美少女である真琴まこと相手にガチガチである今の状況を見てでは無く、俺は到着した時の、いちと稽古していた様子を思い返して問うた。


 「本人は至って真面目まじめで一生懸命なのですが、やはり”防御”という地味な鍛錬はどうしても気が入りにくいのかもしれませんね」


 ――なるほど……


 確かに猪親いのちかは少女風の見た目だが、実際の中身は直情的で好戦的な部分がある。


 それは最初の面会時に確認済みだが、そこもやはり父親譲りなのだろう。


 ――それに……


 偉大な父を目指し、必死で励んできた努力が中々実を結ばないという焦りもあるだろう。


 俺は猪親いのちかの幼少時からの劣等感コンプレックスを考慮し、そしてある考えに至った。


 「真琴まこと、そこまでだ!!久しぶりに”アレ”をやるぞ!」


 そして俺は向こうでくだんの少年に稽古をつけていた黒髪ショートカットの美少女に指示を出す。


 「は、はい、最嘉さいかさま」


 少女は直ぐに稽古の手を止めると猪親いのちかから距離を取り、そしていちは……


 「……」


 俺に頷いてから木刀を手に、真琴まことと数メートル離れた位置へと歩く。


 「あ、あの……最嘉さいか兄様?」


 その様子に猪親いのちかは、流れる汗もそのままにキョトンと立ち尽くしていた。


 「猪親いのちか。あのな、どうもイマイチ稽古が乗らないみたいだから今から俺が良いものを見せてやる」


 そう言うと、俺自身も傍の塀に立てかけてあった木刀を手に歩き出す。


 「さ、最嘉さいか兄様が?え……ええと」


 因みに伊馬狩いまそかり 猪親いのちかはあれから俺の事を”兄様”と呼ぶ。


 俺が”様”付けをやめろと言ったのと、なんとなく年齢的な感じでそう呼ぶようになったのだが……


 結局は”様”が付いている気がしないでもない。


 まぁ、今更”最嘉さいか様”とか”領王閣下”とか”王様”と呼ばれるよりはマシだろう。


 ザッザッ……


 そんな事を考えている間にも俺は””に立つ。


 「……」


 ――スチャ!チャ!


 頭をを低く低く……


 まるで獲物を狙う猫のような姿勢にて両手に短刀型の木剣を握った鈴原 真琴まことと……


 ――ザシッ!


 しっかりと両手で正中に、木刀を構える宗三むねみつ いち


 「この形式スタイルの稽古は久しぶりだなぁ」


 そして、数メートルの距離を置いて立つその二人を結ぶ中央地点に、片手持ちで木刀を肩に担いだまま俺は二人に一瞥ずつした。


 「”実戦形式ころすき”で来いよ、でないと相手にもならない」


 俺が吐いた余裕の台詞が開始の合図だった!


 「フッ!」


 瞬時に鈴原 真琴まことは放たれた矢のように前方へと超低空飛行ではじけっ!


 「はっ!」


 宗三むねみつ いちは振り上げた木刀を手に大きく踏み込んで来るっ!


 ――シュパッ!


 先に俺の間合いへと到達したのは双剣を手にした少女だっ!


 ”縮地しゅくち”と呼ばれる相手との間合いを一瞬で奪う特殊な歩法術を駆使して、普通では有り得ない超低空から刀術の死角を狙った斬り上げを放つ!


 ――ガッ!!


 だが俺はそれを木刀の柄尻で撃ち落と……


 ――バシュッ!!


 したのとほぼ同時っ!!


 今度はもう一方の短刀が俺の足元を狙って払い斬りされるっ!


 「……」


 だがこれも俺は、僅かに足元の軸をズラすだけの動きでかわした。


 ――ブォォンッ!!


 体軸に僅かなブレが生じた直後を狙い、反対側から打ち込まれる鋭い木剣の一撃!!


 いちの大上段からの一撃だ!


 ――ヒュバッ!


 と、同時に……


 両刀を防がれた少女の頭が更に下方、地表スレスレまで落下して反対方向へと旋回したかと思うと、その反動で蹴り上げられたかかとが俺の喉元を刈り取りに振り抜けるっ!!


 ――良い狙いだ……


 体軸がブレた俺だが、


 ――ガッ!


 構うこと無くそのままの姿勢でいちの打ち込みを木刀で弾き、そして……


 ――ガガ……カッ!


 そのまま木剣の衝撃を、いちの剣先を、己が刀身に乗せて流す!


 ――行き先は……


 「っ!?」


 俺の足元で”かざどり”が如くに翻ったままの少女の無防備な顔面だ!


 ――ぐっ


 そして、その喉元を刈り取りに来た少女の脹ら脛にそっと触れるように空いた方の手を添え、その奔流を間合いに踏み込んできた男の首下へと軌道修正するっ!


 「ぬぅっ!?」


 数瞬前まで絶妙に連携していたはずの少女と青年……


 二人はお互いの攻撃、つまりは”蹴り”と”木剣”にて相打つ形となって倒れ伏す――


 とは、当然いかない!!


 ――ズシャァァッ!!


 俺は真琴まことの無防備な顔面へ向かっていたいちの剣先を更にズレさせ、その切っ先を地面へと突き刺さし!!


 ――パシィィ!!!


 真琴まことの蹴りを同じ要領にて、いちの首を刈り取る寸前で逸れさせて……


 「よっと!!」


 一本足でバランスを失った少女の身体からだをそのまま抱きかかえるようにして支えた。


 「…………ぁ……さい……さま」


 ストンと俺の懐に収まって瞬時に染まる頬と上目遣いの瞳で俺の顔を見つめる真琴まことと、


 「ま、参りました」


 そのままペコリと頭を僅かに下げて素直に敗北を認めるいち


 これら一連の攻防がほんの一瞬で行われた訳だ。


 「……」


 ――まぁ、こんなもんか


 俺は自身に対して頷いてからそっと真琴まことを地面に降ろし、再び木刀を肩に担いだ格好で遠巻きに観戦していた女顔の少年に笑いかける。


 「どうだ猪親いのちか?力を受け流す“さばき”は、上手く利用すればこんな感じで攻撃にも転じる事が出来る便利技だ」


 俺は努めて明るく、優しく語りかけたのだが……


 「う……あう……あの……うう……」


 少年は少しばかり戸惑っている様子であった。


 「あ、あの……さ、最嘉さいか兄様……そ、それは僕には……」


 「出来るぞ、普通に」


 少年の口から後ろ向きネガティブな言葉が出る前に俺はそれを制する。


 「え?……で、ですが……」


 「実演したのは”ちょっと”ばかり高度かもだが、基本は同じだぞ」


 少年の反応を見て、俺は極めて普通に、どうという事がないぞ、という感じで諭す。


 ――パチ……パチ……パチ……パチ……


 だがそこに割り込んでくる、どうにもタイミング遅れで怠惰な拍手。


 「え!?ええ!?あ、貴女は……」


 稽古に集中しきっていた猪親いのちかは驚いたようだが……


 「…………」


 まぁ、俺は”その女”の存在にはとうに気づいていた。


 「なんの用だ?弥代やしろ


 そう、少し前からまるで敵国の密偵が如きにこちらを窺っていた女に。


 「べつにぃ?サイカくんのがたぁいご講義を、ちょぉっと、見学していただけよ」


 長く艶やかな黒髪を後ろで束ねたポニーテールの女、宮郷みやごう紅の射手クリムゾン・シューター宮郷みやざと 弥代やしろだ。


 「……気配を消してか?」


 ――無駄に”隠密の術”を駆使してまでこの女は……一体何がしたいんだか?


 「く、黒髪のポニーテール!?も、もしかして貴女は……あの……あの……」


 そして突然現れた妖艶な美女に、純朴な少年は耳まで真っ赤に染めて見蕩みとれていた。


 ――鈴原 真琴まこと宮郷みやざと 弥代やしろ……


 この年齢の少年ならこう言う反応も仕方無いだろう。


 思うに、俺は陽子はることか雪白ゆきしろなんていう、とんでもないレベルの美姫達に取り巻かれているせいでついつい馴れてしまった感があるが……


鈴原 真琴まこと宮郷みやざと 弥代やしろもかなりの美少女、美女であるのだ。


 「ん?それはそうとぉ……サイカくん、”呑輪てんりん”はねぇ?基本とは言わないと思うけどぉ?」


 「え?へ?……て、てん……りん?」


 そして自分が見蕩みとれていた美女のあかい唇から発せられた聞き慣れないだろう”呼称”に、猪親いのちかはポカンとする。


 「……」


 ――ちっ!余計なことを


 俺は思わず舌打ちした。



 ――”呑輪てんりん”とは”んで””まわわす“


 読んで字の如し、相手の攻撃による衝撃を呑み込み、そしてその力の奔流を自在に操る、”受け流す”だけの防御術とは一線を画する”さばき”の極致だ。


 ”攻撃は最大の防御”という言葉があるが、これは”防御こそ最速の攻撃”を体現する、防御術を極めし一つの到達点ともいえるわざ……


 ――まぁ、いわゆる”奥義”と呼ばれる存在もののひとつではある


 「さ、最嘉さいか兄様?」


 「極めればその先には”こういう世界”もあるってことだ、猪親いのちか。”奥義”なんてご大層な名前で呼ばれていてもそれも所詮基本の先にあるものなんだからな」


 その先……


 現在自分が取り組む努力の先……


 そこに明確な”完成形”があるなら、地味な修練にも張り合いが出る。


 結果的にたとえに辿り着けなくとも、目標を持つのと持たないとではヤル気の出方には雲泥の差があるだろう。


 「は……は、はい!最嘉さいか兄様っ!!」


 そして誰がなんと言おうと、すっかり気合いの入った少年の顔を見ると俺の判断は正しかったと言えるだろう。


 「おう」


 俺は頷くと手にした木刀をいちに渡してから背を向ける。


 「では猪親いのちか殿、先ずは基本である受け流し、柳の如き柔らかさにて衝撃を吸収し、風のように力を流す……基本である”柳風やなかぜ”の鍛錬を続けよう」


 「はいっ!」


 背中越しに聞こえてくる、宗三むねみつ いちの指導再開が声に大きく返事した少年にはもう迷いはないようだった。


 ――


 「…………」


 ――で


 「お前はなんの用でここへ?」


 俺は稽古場から離れる足でそのまま乱入者の元へと歩き、そしてすれ違い様にそう問うた。


 「だからぁ、見学だって……」


 足を止める俺。


 「変な横槍を入れにわざわざ出向くほど暇じゃないだろ」


 そして”下手な言い訳”を聞く気は無いと、俺はピシャリと”常時エブリデイ気怠げ女”の出端を挫いた。


 「それにしてもぉ……”呑輪てんりん”っていうのはさすがにサイカくんねぇ」


 「おいっ!」


 ――っ!?


 あくまで”しらばっくれる”のかと、睨む俺と至近で交わした女の垂れ気味の瞳は、予想外に真剣だった。


 「”呑輪てんりん”、”てんりーん”、じゅうの至技。あーんなわざ臨海りんかいでもサイカくんとぉ、”あの女性ひと”くらいしか修めてないでしょう?」


 歌うようなリズムの巫山戯ふざけた口調だが、瞳を覗き見るにどうやら弥代やしろは真剣の様子だった。


 「…………」


 ――彼女の言う”じゅう”とは……


 武器を使う”刀術”そして素手の”闘術”にかかわらず、戦う方法は大きく分けて二通りだ。


 それは膂力パワー速度スピードを重視する筋力系の”剛術”と、術理ロジカル感覚センスを磨いた”柔術”である。


 「たしかぁ、”鶴賀つるが”の方でたんを発したぁ、ええとぉ……なんていう実践格闘術だったかしら?」


 「…………」


 そして先ほど弥代やしろの指摘した”あの女性ひと”とは……


 ――臨海りんかい軍特務諜報部隊、通称“蜻蛉かげろう”隊長の花房はなふさ 清奈せな


 花房はなふさ 清奈せなはその可愛らしい見た目とは裏腹に凄腕の医師で在りながら徒手格闘術を極めた猛者でもあるのだ。


 「まぁいっかぁ?でも”彼女”って確かぁ、その”鶴賀つるが”の出よねぇ?」


 ――回りくどい言い方を……


 「”花房はなふさ 清奈せな”になにか含む所でもあるのか?」


 少々じれったくなった俺はビシリと指摘する。


 「いいえ、花房 清奈かのじょ”には”ねぇ……ないわ」


 そんな俺に、”宮郷みやごうの弓姫”はちょっと嫌な薄笑うすえみを返す。


 ――”には”……か


 「弥代やしろさんっ!!!いい加減にして下さい!最嘉さいかさまは頂点に立つ者としてお忙しいのですよっ!」


 いつになくしつこく絡んでくる宮郷みやざと 弥代やしろと俺の間に、直ぐ後を追って来ていた鈴原 真琴まことが加わって、タチの悪いポニーテール女を怒鳴りつけいさめた。


 「真琴まことの言うとおりだ、弥代やしろ。”俺に”言いたいことがあるならハッキリ言え」


 ――と、”花房はなふさ 清奈せな”でなく“俺に”含む所があるだろう弥代やしろに言ってはみた俺だが……


 実際は真琴まことの言うその外交を半ば放棄してここに逃げて来て言えた義理では無い。


 「弥代やしろさんっ!聞いてますか!?」


 そして真琴まこと真琴まことで……


 必要以上に俺に接近する宮郷みやざと 弥代やしろを警戒しているようであった。


 「花房 清奈かのじょの修めたわざ、それとよぉく似た”歩法”の女をねぇ、見たのよ。確か旧赤目あかめ領、小津おづ城の雇われ使用人の事なのだけどぉ、サイカくん心当たりあるわよねぇ?」


 しかし弥代やしろは焦れる俺にも、不機嫌な真琴まことにもお構いなく自分のペースで話を続ける。


 ――さすがキング……じゃなくて”クイーンオブマイペース女”だ


 「お、小津おづ城の雇われ使用人っ!?」


 そしてその内容に、真琴まことも怒りを忘れた様に弥代やしろを見る。


 「アレ、間者でしょう?以前まえにサイカくん言ったわよねぇ、”藤桐ふじきりの分は排除しているが……”だったかしら?相変わらず天都原あまつはらの愛しい”暗黒姫様”に対する処置は甘々あまあまねぇ、サ・イ・カ・くん」


 驚く真琴まことの方を一瞥してから、飄々とした弥代やしろにしては珍しく恨めしげな視線で俺にそう言う。


 ――まさか……嫉妬?いや、この常時エブリデイ気怠げ女が……


 だが宮郷みやざと 弥代やしろの垂れ気味の瞳には、呆れた色と同時に確かにそういう炎が見える。


 ――しかし…なんて表情かおしやがるんだよ、これじゃまるで……


 「……俺が”許可”したら、今からでも始末に急行しそうな顔だな、弥代やしろ


 複雑な心情の中、かろうじてそう返す俺の推測はきっと正しいだろう。


 「はっ!ま、まさか……奧泉おくいずみ出立前の……私を訪ねて来た弥代やしろさんが給仕メイドとぶつかりかけたのは……”間者なのかそれ”を試すため?……く……うぅ」


 真琴まこと真琴まことで、そのことに気づかなかった自分を恥じている真っ最中で……


 ――まぁなぁ……


 弥代やしろは長年にわたりきょうごく 陽子はるこが主導していた天都原あまつはらに間者を仕込まれていた境遇上、そこに鋭くなるのは納得できる。


 ――だがそれを差し引いても


 宮郷みやごう紅の射手クリムゾン・シューター宮郷みやざと 弥代やしろの洞察力……恐るべし!!


 「”志那野しなの”と”越籠こしご”の件も聞きました、流石にそろそろあの”暗黒姫”となんらかの決着をつける覚悟の時期でしょう。……違いますか?我が君、おうの英雄、臨海りんかいの領王閣下」


 そうして、いつもとは違う鋭い口調と一国……いや、俺が目指す、”あかつき”の覇者たらんとする責任から目を逸らす事を許さぬ厳しい瞳で、俺の顔をのぞき込んだ宮郷みやごうの弓姫の表情は……


 ――宮郷みやざと 弥代やしろ


 女性としては高めの身長と豊満な身体グラマラス・ボディ、薄く朱い唇と少し垂れ気味の瞳が年齢以上に色っぽい、終日だるげな空気を纏った俺より五つほど年上の女。


 ”一番能力のある者が責任を持つ、それだけよ”


 終始、だるげでやる気のない女……


 いいや!!


 能力のある人間がその責務を全うする事を他の誰よりも信望するクソ真面目な女。


 「……」


 その表情かおしんに俺が弥代かのじょそのものだった。


 第三十八話「岐路」END

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