84話-9、ただ、一緒に居るだけでいい(閑話)

まとい姉さんの気持ちは、よーく分かりました」


 突拍子もなく話を始めた花梨は、寝袋から両手を出し、体の上に乗っていたゴーニャを持ち上げ、手前に降ろす。

 そのままいそいそと寝袋から出ると、厚手のタオルケットを体に巻き、あぐらをかいた。


「纏姉さんがとある家に住めば、その家に住んでる人に幸福が訪れ。家から離れれば、不幸が訪れる。それは、纏姉さんが住みたいという気持ちが固まった瞬間に、幸福が訪れるんですよね?」


「えっと……。そう、だね」


 困惑している纏の返事に、座敷童子の特性について疎く、不透明だった発動条件を知り得た花梨は、満足気にうなずく。


「それじゃあ家に居るだけなら、どうなるんでしょうか?」


「家に、居るだけ? たぶん泊まる時と一緒で、何も起きないと思う」


 纏から返ってきたのは、花梨にとって最も理想的な言葉であり。とある話題に入れると確信した花梨が、思わずほくそ笑んだ。


「なら何も考えずに、私達と一緒に居るだけでいいじゃないですか」


「え?」


「要は、住みたいとか泊まりたいとか、そんな余計な考えはいらないんです。ただ一緒に居たいという強い気持ちだけがあれば、充分だと思うんですよね」


「……あっ」


 過去の経緯もあってか、はたまた座敷童子の性もあるせいか。住むという固定観念に囚われていた纏が、単純な答えに意識が向いていなかった事に気付かされ、驚愕して口をポカンと開けた。


「えと……。つまり、どういう事かしらっ?」


「住みたいから私達の部屋に居るんじゃなくて、一緒に居たいから、私達の部屋に居る感じかな?」


「……え〜っと? って事は、考え方の違い、なのかしら?」


 ゴーニャなりの正しい解釈に、花梨は「そうそう」と肯定しつつコクコク頷く。


「別に難しく考えなくていい。ただ、居たい人と一緒に居るだけでいいんだよ。ねっ、纏姉さん」


「……うん、花梨の言ってる事は合ってる。そう思いながら花梨達と居れば、永秋えいしゅうには何も起こらないはず」


「やっぱり! そうですか、よしよしっ」


 考え方を少し変えれば、永秋は無事。そして、何事も無く纏と共に居れる。不安要素は大体取り除けて、場は整い、後は例の話を始めるだけ。

 そう一抹の不安だけ残した花梨は、心身を落ち着かせる為に深呼吸し、体を大きく伸ばした。


「いや〜。それにしてもさ、ゴーニャ。纏姉さんってすごいよね」


「ふぇっ?」


「なんたって百年以上も前から、自分をないがしろにして、人々を幸せにしたい一心で行動してたんだよ? 私には絶対出来ない事だ、本当にすごいと思う」


「……そうね。私にもできないわっ」


 突然のフリに、まごまごしているゴーニャが話を合わせてくると、花梨は微笑んで「それでね」と続ける。


「私、本物の座敷童子になって、代理を務めた事があるんだ。だからきっと私にも、人を幸せにする力を持ってるはずなんだよね」


「あっ、その話知ってるわっ。花梨が纏を看病した時の話よね?」


「そうそう。ぬらりひょん様の前で、纏姉さんと並んだ時に「まるで姉妹だな」って言われたし。私はもう、妖怪の総大将様も認める立派な座敷童子さ」


 半ば強引ながらも、キッパリと言い切った花梨が、胸をトンと叩く。


「だけど、私はまだなりたての座敷童子だから、纏姉さんのように沢山の人を幸せにする事は出来ない。けど身近な人なら、幸せにする事が出来る自信がある! たとえば、ゴーニャと纏姉さんをね」


「私と、纏っ?」


 唐突に出てきた自分の名に、首をかしげるゴーニャと、ただ目をぱちくりさせて呆ける事しか出来ない纏。


「うん。だからまずは、ゴーニャに質問です!」


「へっ? あ、は、はいっ」


 背筋を伸ばした花梨の問い掛けに、ゴーニャも真面目な話だと察したのか。慌てて寝袋から出て、その場で綺麗な正座をした。

 そんなゴーニャを見て、纏もただならぬ雰囲気を感じ取り。こっそりと寝袋から抜け出し、静かに正座をする。


「もし、仮にだよ? 新しい家族が増えたら、ゴーニャは嬉しい?」


「……新しい、家族っ?」


 まだ質問の意図が掴めず、話の全容が見えていないゴーニャへ、右目でウィンクを送る花梨。

 その、意味がありそうなウィンクを見逃さず、しかと認めたゴーニャは、『新しい家族』というワードを頼りに、花梨が求める答えを導き出すべく、思考を張り巡らせていく。

 纏の過去話から始まり、合間に挟んだ相槌、些細なやり取り、己の絞り出せた言葉。まだ過ぎ去っていったばかりの過去を、細々と遡り、また過去へ戻していく。

 そして、スーパー銭湯で言っていた纏の言葉。不安が過ぎり、一歩踏み出せない纏の願望を思い出すと、ゴーニャは花梨の思惑に薄々と感付き、途端に表情を明るくさせていった。


「うんっ! すっごく嬉しいわっ!」


 無垢な笑顔で力強く答えたゴーニャに、花梨は微笑みながら「そっか、分かった!」と元気よく返し、纏へ顔を移す。


「それじゃあ、纏姉さんにも質問です!」


「は、はい」


 花梨の稀に見ぬ気迫に気圧され、背筋を正す纏。


「もし、もしですよ? 朝昼晩一緒にご飯を食べられて、どんな時でも一緒に温泉に浸かれて、必ず一緒に暖かいお布団で寝れる“妹”と“お母さん”が居たら、纏姉さんは嬉しいですか?」


「……え?」


 底知れぬ不安と気の弱さが邪魔をして、なんとか踏み留まっていた想いに付け加えられた、妹とお母さん。

 ゴーニャにされた、簡潔な質問。自分にもされた、どこか決意や想いが込められたような質問。二つの似て非なる質問に、答えてしまってもいいのかと躊躇った纏の唇が、わなわなと震え出す。


「……それ、言っちゃっても、いいの?」


「ええ。纏姉さんの本当の気持ち、私に聞かせて下さい」


 母性が垣間見える、花梨の柔らかな一押し。不安や恐怖を簡単に跳ね除け、甘えたくなってしまうような声に、纏の瞳に涙が溜まり出していく。


「……本当に、いいの? 私、座敷童子だよ……? 花梨とゴーニャに、迷惑を掛けるかもしれないんだよ……?」


「纏っ。私も元々は、都市伝説のメリーさんだったのよ? だから座敷童子だとか迷惑を掛けるだとか、そんなものは一切関係ないわっ。ねっ、花梨っ?」


 忌々しい存在である過去の己まで持ち出し、説得に加わったゴーニャに、花梨は驚いて目を丸くさせるも、「うん」と続ける。


「ゴーニャの言う通りだ。大切なのは、纏姉さんの気持ちだけです」


「……花梨、ゴーニャ」


 二人目の妹みたいな存在だと比喩したゴーニャに、お母さんみたいな存在だと明かした花梨に、纏の心が大きく揺らぎ、右頬につうっと涙を伝わらせた。


「……いいんだね? 言っちゃっても、本当にいいんだね……?」


「ええ、言っちゃって下さい」


 間髪を容れぬ暖かな許しに、纏の我慢してきた想いが崩れ、左目からも大粒の涙を零していく。


「……うん、嬉しい。すごく嬉しい……!」


「そうですか! よかったぁ。じゃあ、纏姉さん。これが最後の質問です」


 纏の涙に触発され、ランタンに照らされている両目が潤んできた花梨が、纏へ右手を差し伸べる。


「纏姉さん、私達の家族になりませんか?」


 差し伸ばされた、妹であり母の大きな右手。その右手に纏は、自分の小さな両手で握り締め、涙でくしゃくしゃになっている顔を添えた。


「……うん、うん! ありがとう……! 花梨、ゴーニャ……!」


 右手に押し付けられた顔から伝わる、止めどなく溢れる暖かい涙。その様々な想いがこもった涙を感じ続けている花梨は、ゴーニャに顔を合わせ、共にほくそ笑む。

 そして新たな家族を迎えるべく、二人は号泣している“秋風 纏”の元へ寄り添い、幸せを分かち合う為に体を強く抱き締めた。




――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――




 秋風家の姉妹が、三姉妹になった次の日。時刻は、花梨達が永秋えいしゅうに帰って来て、ぬらりひょんから棘のない説教を受けた夕方頃。

 三女の纏は、花梨達に用があると言い残し、一人でぬらりひょんが居る支配人室へ向かっていた。静かな廊下を颯爽と駆け抜け、支配人室の扉の前まで来ると、ノックをしないまま扉を開け、中へと入っていく。


「ぬらりひょん様、来たよ」


「む? おお、纏か。ちょうどいい。お茶を淹れたばかりだから、一緒に飲むか?」


「飲む」


 茶飲み仲間の登場に、ぬらりひょんは年相応の笑みを浮かべ。書斎机の中から、纏専用の湯呑みと座布団を取り出し、机の右側に置いた。


「ほら。昨日干しといたから、ふかふかになっとるぞ」


「ありがとう、ぬらりひょん様」


 座布団をポンポンと叩いたぬらりひょんの催促に、纏は書斎机に飛び乗り、ふわふわの座布団に正座をする。

 その間にぬらりひょんは、纏の湯呑みに白い湯気が昇るお茶を注いでおり、お供の茶菓子を並べていた。


「ほら。さっきクロが作ってくれた、おはぎもあるぞ」


「やった」


 まるで我が子を慕うように、嬉しそうにしているぬらりひょんが、「うんうん」と頷く。


「ちょっと待っとれ。確か、どら焼きもあったはず―――」


「その前に。ぬらりひょん様、文句が言いたい」


「ん? 文句?」


 まさかの言葉に、どら焼きを探していたぬらりひょんの目が細まり、傾けさせていた体を背もたれに預けた。


「なんだ? 文句って」


「ぬらりひょん様、花梨達を叱りすぎ」


「叱りすぎ? ああ、さっきの説教か。……あれでか?」


「うん」


 纏の容赦ない即答に、ぬらりひょんはたじたじになり。気まずい間を繋ぐ為に、お茶を啜って一息つく。

 花梨達にした説教の時間、おおよそ十分弱。二人を落ち込ませないよう声を荒げず、細心の注意を払っていたつもりでいた。

 しかし纏から見たら、それでも行き過ぎた説教だったようで。指摘されて始めて落ち度を感じたぬらりひょんは、少なからずの罪悪感が湧き始めていた。


「……ふむ。ワシも本当は、花梨達に説教はしたくなかったんだ。しかし、最低限の報告をしなかったのも事実。あやつらの保護者として、上に立つ者として、示しがつかないから叱らない訳にもいかんのだよ」


「分かってる。けど、叱るなら花梨達じゃなくて私にして」


「お前さんに? 確か、大体の原因は私にあるとか言っていたな。だがお前さんは、ただ飯に誘っただけだ。何の落ち度も無い。強いて言えば、そうだな。花梨達同様、帰りが遅くなるとワシに連絡をよこさなかった事ぐらいか」


「ごめんなさい」


 纏の物分りの良さと、切り替えの早さに、ぬらりひょんはほがらかな苦笑いを返す。


「うむ、素直でよろしい。別に、食べに行くなとは言っとらん。ありのまま自由に行動してほしい。しかし帰りが遅くなると、何かあったんじゃないかと心配になってしまうんだ。お前さん然り、花梨達然りな」


「う……、心配かけてごめんなさい」


 ぬらりひょんの些細な気遣いが、纏にとって逆効果となってしまい。人に迷惑を掛けてしまったと気に病み、 纏の無表情がゆっくり俯いていった。


「おっと、こういう所か。励ますつもりが、軽い説教になってしまったな。すまんすまん」


 気遣いが追い討ちとなり、言葉選びを間違っていたと認めたぬらりひょんが、すぐ目の前にある纏の頭をそっと撫でる。

 その手の平からじんわりと感じる、心地よい親心を含んだ温もりに、纏の強張った心が途端にほぐれ、俯かせていた顔を上げた。


「ぬらりひょん様、私達を心配しててくれてたんだ。言われた瞬間はドキッてしたけど、やっぱり嬉しい」


「お前さんは、ワシにとって孫みたいなもんだ。心配するのは当然だろう?」


「孫っ」


 『孫』というワードに纏は声を弾ませ、頬をほんのりと赤らめ、黒い瞳を輝かせていく。

 そんな、見るからに嬉々としている纏は、ここへ来た本来の目的を切り出す絶好のタイミングだと思い、「そうだ」と続ける。


「ぬらりひょん様。私ね、もうただの纏じゃないよ」


「ただの纏じゃない? う〜ん……?」


 意気揚々と明かした言葉に、ぬらりひょんは外見が変わったのかの思案し。纏の全体をしげしげと確認し出しては、顔を上下に動かしていく。

 しかし、化粧を施してなければ、髪型も普段通りで変化は無い。服装は見慣れた黒い和服。粗方見終えたが、どこも変わっている箇所はあらず、ぬらりひょんの眉間に浅いシワが寄っていった。


「……すまん、纏。ワシには、いつものお前さんにしか見えんのだが」


「見た目は変わってないよ。変わったのは名前」


「名前?」


「うん。昨日から『秋風 纏』になった」


「秋風 纏、なるほど。そりゃあ、いくらお前さんを見ても分からん訳……、へっ? 秋風 纏?」


 変化が分からず、申し訳なさそうに伝え。あっけらかんと返ってきた答えに、ぬらりひょんは唖然とし、目を見開いていく。

 答えが分かるも、口を一文字に広げているぬらりひょんをよそに。纏はほんのりと頬を赤らめ、どこか誇らしげにブイサインを送った。


「そう。花梨から苗字を貰って家族になった」


「か、家族ぅ!? ……はぁ」


 気持ちが高揚し、ブイサインをハサミのように開け閉めする纏に。驚愕と衝撃が同時に押し寄せ、思考がピタリと止まり、口をあんぐりさせるぬらりひょん。

 纏のブイサインだけがピコピコと動く、静寂が佇む時間が訪れてから、約十秒後。瞬きさえ忘れていたぬらりひょんが、思い出したかのようにお茶を啜り。

 空いた湯呑みを置くと、口角を緩かに上げつつ、袖に手を入れた。


「ふっふっふっ、そうかそうか。ゴーニャに続き、お前さんも花梨の家族になったんだな」


 現状を全て理解し、祝福を交えた微笑みをしたぬらりひょんが、その柔らかな顔を纏へ向ける。


「なんともめでたい話だ。どうだ、纏? 花梨達と家族になれて、嬉しいか?」


「うんっ、すごく嬉しい!」


 ぬらりひょんの問いに、さも当然ように返ってきた、屈託のない眩しい満面の笑顔。

 誰にも見せた事の無い、ぬらりひょんでさえ拝んだ事が無い纏の無邪気な笑顔に、本人も自分のように嬉しくなり、纏以上におおらかな笑顔で応えた。










――――――ぬらりひょんから説教を受けた後の、花梨の日記。





 今日というか昨日は、纏姉さんと初めて仕事をしてきた! その仕事内容は、駅事務室の見張り番だったんだけど。

 今回は特に問題も起こらず、人間も入って来ず、何事も無くスムーズに終わってくれた。たぶんこれが、普段の見張り番なんだろう。

 私が初めてやった時は、人間の子供が迷い込んできちゃったけども……。やっぱりあれは、本当にレアケースだったんだろうなぁ。


 で、ここから私が、ちょっとやらかしちゃったんだよね。


 問題を起こしてしまったのは、纏姉さんに誘われて行った、現世うつしよのハンバーガー屋さんでだ。

 着いたのは夜の九時少し過ぎで、ぬらりひょん様とお母さんに、『現世でご飯を食べて来ますので、帰りが少しだけ遅くなります』と、メールをしたまではよかったものの。

 注文したハンバーガーが、ピザみたいに巨大な物ばかりでね。食べるのと話すのに夢中になってたら、いつの間にか十一時近くになってて……。

 帰りが遅くて心配したぬらりひょん様から、お叱りの電話が来ちゃったんだよね……。


 あの時は、時間の流れを完全に忘れてたから、現在時刻を確認した時は、本当に焦っちゃったや。それで、護衛を付けるから帰って来る時間を、正確に教えてくれと言われたんだけど。

 色んな人に迷惑を掛けちゃうのが嫌だったから、ぬらりひょん様の許可を得て、私が住んでる部屋で一泊する事にしたんだ。


 それで、ここからが大本題。


 昨日から、秋風家に新しい家族が増えた。新しい家族の名は『秋風 纏』。そう、纏姉さんだ。纏姉さんは、ゴーニャを二人目の妹が出来たみたいで、欠かせない存在だと言ってくれた。

 私には、甘えたくなって、ついわがままも言いたくなって。ずっと一緒に居たくて、離れると寂しくなり、笑ってくれると安心する母親みたいな存在だと言ってくれた。


 あの時は、とにかく心が震えた。そんな嬉しい事を思ってくれてる人が、こんな身近に居てくれたんだと。

 そして私達は、纏姉さんの過去の話を聞いた。打ち明け辛い、纏姉さんの一歩踏み出せない本心をしかと受け止めた。

 纏姉さんは、私達とずっと一緒に居たい。私達も、纏姉さんとずっと一緒に居たい。何気ない日常を共に過ごし。朝昼晩、美味しい料理を食べ合い。毎日みんなで温泉に浸かり、暖かいお布団で一緒に寝たい。


 それは私、ゴーニャ、纏姉さん、共通の確たる想いだ。だから私は、一つの決心をした。

 ゴーニャを妹だと言ってくれて、私をお母さんだと言ってくれた纏姉さんを、私達の家族に迎え入れたいと。


 それで昨日、頃合を見計らって話を切り出し、纏姉さんを家族として迎え入れ、私達は三姉妹になったのだ。

 一応、纏姉さんは三女がいいと言っていたけれど、呼び方は今までと変わらず。私が『纏姉さん』で、ゴーニャが『纏』。纏姉さんは『花梨』と『ゴーニャ』のままである。

 まあ、呼び方は変えない方がいいよね。今までずっとそうだったし、これからもそう呼ばれていきたいしね。


 これからは、纏姉さん達と楽しい思い出を、沢山増やしていきたいな。これが当たり前で、三人一緒に笑い合えるような思い出をね。

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