スキルマニアの異世界記録

@Kaihara

第1話

「青い空白い雲辺り一面の草原そして青い太陽」そうここは異世界である。何故こうなったかと言うと...

あれは沢山のスキルを駆使して戦うと謳い文句があった新作ゲームを買いに行った帰りであった。酔っ払っていたのか突っ込んできたおじさんに押され線路に落ちたところに運悪く電車が来て轢かれてしまった。あれはすごく痛かった。そして気づいたら何やら暗闇に包まれた空間に立っていた。辺りを見渡していると突然少年が現れた。「やぁいらっしゃい」「やぁじゃないよここはどこだよ」「ここは世界の狭間だよ」「世界の狭間だって?あんたは神様かなんかか?神様なら早く俺を元の世界に戻してくれよやり残したゲームがあるんだ」「そんなの無理に決まってるじゃないか君死んだのに覚えてないの?電車に轢かれたんだよ」「はっそう言えばそしたらここは死人の分別所みたいなところか?」「はっずれー君ホントは少し期待してるんじゃない?そだよ君の期待しているとおり異世界転生だよ、しかも君が好きそうなスキルという物がある世界さ」「マジでかあの憧れたスキルがある世界に行けるのか」「そうそう話が早くて助かるよ僕が君を異世界に送る理由は聞くかい?」「そんなもの説明するかしないか聞く時点でどっちでもいい」「そうか楽で助かるよ」「それでどんなスキルを使えるんだ」「まぁ落ち着きなよまずスキルは二つに分類される一つは常に発動するよくある言語理解とかのオートスキルそして二つ目の任意で発動する身体強化などのアクティブスキルだ」「んでんで俺はどんなスキルくれるんだ?やっぱりくれるとしたらオートスキルか?アクティブスキルとかは後でいくらでも手に入れられそうだもんな、そうするとスキルを手に入れ易くなるスキルとかもらえるのか」「おいっ人の話を最後まで聞け!アクティブスキルは全て手に入れれるわけじゃない個人によって手に入れれるスキルは違ってくる。下手したら1個しか持たぬものもいる」「なにぃそれじゃスキルをコンプリートする俺の夢は叶わないってことかどうにかしてくれよ!なんかチート能力でもくれよ、例えば全スキル入手可能とかさあんた神だろ」「わかったわかった全スキルを覚えれるようにしてやる更に他人にスキルを覚えさすスキルとそれを強制発動させるスキルを与えてやる」「まじかよ神様太っ腹ー」「それじゃもう送って良いか?」「あぁもちろん」「それじゃ送るぞあぁあとお前自身はアクティブスキル使えなくしてあるからざまぁみろ神に対して態度悪い罰じゃ」「えぇそんな」文句を言おうとした瞬間転送が完了し草原に放り出された。「くそぅまじかよあの神様褒めて損した。自分はスキルを使えないなんてスキル覚えても意味無いじゃんどうしろってんだよ。覚えてろよいつか仕返ししてやる。とりあえず転生ものだとメニュー画面出るやつあるから出るか調べてみるか」そう言って色々試してみた。目を細める方法、声に出して言って見たりした。結局念じれば出た。「えーとスキル欄どこだーあっ、あったまずはオートスキルっと」オートスキルと書かれた項目には「アクティブスキル無限入手可能」「アクティブスキル付与」「アクティブスキル強制発動」「ステータス表示」「言語理解」「アクティブスキル使用不可」が書かれていた。「神が言ってたのはこれか、なになに他人に自分が持ってるスキル覚えさせれるのかなるほどこれは仲間出来た時役に立ちそうだ」そしてもうひとつのスキルを見て「このアクティブスキル強制発動ってのはどう使うんだ?アクティブスキル使用不可と矛盾してるような?確か神が言ってたのは他人のスキルを強制発動できるって言ってたな、これ仲間には使わなさそうだしどうやって使うんだ?まぁ考えても始まらないし最初の街でも探すか」そして神崎敦は歩き始めた。ここから始まる異世界に胸を踊らせながら。

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