第63話 デーブル=ジ=ゲルバ
「‥‥‥デーブル=ジ=ゲルバ、何故貴様がここにいる⁈」
ブレイク王が睨みつけてデーブルに言うと
ニタニタとした顔で、
「それはこちらのセリフですよ、ブレイク王。どうやってあそこから出たのですか?」
デーブルはまたニタニタとした顔でブレイク王に指を指し問いますとブレイク王は
「どうやってだと!そんなのお前に教えはせん!」
怒りながらブレイク王は
「光、降ろしてくれ!」
そう言うので、僕はおぶさっていたブレイク王を地面に降ろしました。
が、やはりまだ体力がまだしっかりと戻ってなく、ブレイク王はヨタヨタとしていますよ。
で、デーブルが
「しかしあの牢獄からブレイク王とミリア姫を出した奴には感謝しないといけませんな」
「「「!!!」」」
僕やブレイク王、ミリア姫は驚きましたよ。
なんでこんな奴に感謝されないといけないのかと。
「おや?ご存知ないのですか?貴方がを牢獄に閉じ込めたのは誰だか」
またニタニタとしながら話すデーブル。
流石に僕でもあのニタニタ顔を見てると腹が立ってくる。
「そんなのは知っている!アルベルだろう!お前とグルになり我を牢獄に閉じ込めたろう」
ブレイク王は指先をデーブルに向けるが、あまりにも頭に来ていたので指した指がプルプルと震えている。
だが‥‥‥デーブルは
「やはり何も知らないようですね」
「どう言うことだ!」
「まあ、その話はまた後で。今は、ノウス」
デーブルはノウスに首を振るとノウスは何か呪文を唱えた‥‥‥すると‥‥‥
◇◇◇◇
「これは!」
アルベルが驚いている。それもそのはず。
牢獄があった場所には砂があるだけ‥‥‥
「いったい誰が‥‥‥まさか!光が!
あいつも妖精付きだったはず‥‥」
そう考えていたアルベルにチィーユは
「ギッシュ!これ!‥‥‥」
チィーユか指差した所には無数の足跡がついていてある方向へと足跡は伸びていた。
それはをみたアルベルは、
「チィーユ!先を急ぐぞ!」
「ええ、ギッシュ!」
◇◇◇◇
ノウスは呪文を唱え終えると中腰になり何やら構えると‥‥‥次の瞬間‥‥‥
「ドッ!」
僕腹に何かの塊の様な物が当たる‥‥そして
余りの急な出来事で、叫び声を出すこともなく、10メートル程吹き飛んだ。
「ズザァ!ザアザアザアザアザアザア!!」
下が砂地で助かったが‥‥
それを見ていたミリア姫とマー、
「光!」
「光様ああ!!」
そう叫ぶ二人に僕は
「い‥‥いったい‥‥なに‥が‥ガアハアッ!!」
僕は‥‥当てられたとこを中心に痛みではなく何か重いものを感じていたが、それが徐々に痛みえと変わる。
「い、痛い‥‥‥‥‥」
声を出したかったが‥‥痛みで出すことができないでいた。
「あれを受けてもまだ無事なのですか。流石にしぶといですね、乙川 光さんは」
「!!」
僕は驚きましたよ。奴が‥デーブルが僕の名前を知っていたとは‥‥‥
て、僕は有名人なのか?
ではなく、いてててて!!!
(これってあばらの2、3本は折れているのでは)
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