SOMNIUM - Sommeil
イデアが生まれた時のお話
名乗ると、アイデアが由来かと聞かれることが多い。
まあ、私は絵が生業だからそういう事にしている。
暗い暗い宇宙、それは概念の層と呼ばれる場所。
様々な概念たちが思い思いに過ごしている。
私は絶望という概念から生まれた。
白髪の長い髪と赤い瞳、そして学生服。それが私の形だった。
宇宙を漂っていると海を見つけた。
そこを越えると、楽園のような場所に繋がった。
なんて素晴らしい爽やかな草原に、砂浜なのだろう。
一つ、寂れたアトリエがあった。
アトリエはどうだい、一枚描いていかないかと誘う。
イデア、その意味は目に見えない永遠、そして真の理想。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます