第24話ヤバイ決闘ー⑥
ラフナ・シャウ・コカラside
「アルシス、大丈夫かな?」
「どうだろう、私の相手はバカみたいなやつだったから」
「我らの相手もだ」
「・・・ラフナ、コカラ」
「何?」「なんだ?」
「そろそろつくけど、嫌に静かじゃない?」
「確かに・・・アルシスがこっちに来る気配はないしね」
「ラフナ、バカ犬、扉が開いているぞ!」
「アルシス!!大丈夫か!」
部屋の中に入るとそこにはドス黒い何かに包まれた何かがアルシスの相手を何回も何回も叩きつけていた
「!? なんだあれは!」
「敵の能力?な訳ないか」
ドス黒い何かがこちらに気づいて振り向くと同時に叩きつけていた人を投げつけてきた
「コカラ!そいつを連れて奥の部屋にいけ!私とラフナでこいつを倒して、アルシスを探す!」
「レベルセブンアーム・・ド?(フラッ)」
さっきの戦いでラフナもシャウも体力の限界が近づいてきた
仲間の為・・・仕方ない!
「シャウ!これから私は魔力を補給する!」
「え!?」
「だから私が酔っ払ったら目覚めさせて!」
「わかった!」
コカラ・サセリーside
「ぐっううぅぅうう、こ、ここは?」
「起きたか、あの化け物やアルシスについて教えてもらおうか」
「君達は気づいてないの?あの化け物がアルシスだって事に」
「は?あの化け物がアルシスだと?」
「あの時の事について話そう」
「さて、この子も倒しちゃったしリーダーのところに行こうかな」
あの子、この後まともに動けるかなぁ?
「まあいいや、生きていれば、死んでないよね」
そう言って僕が振り返ると
アルシスの体の周りに何かがまとわりついていた
「何あれ?ドス黒いなぁ、スキルか何か?」
そう言うと、アルシスが背後に尋常じゃないスピードで回り込んできて
「気づいたら僕は負けてたってことさ」
「・・・」
「お陰で、動けない体にさせたつもりがこっちがしばらく動けないよ」
「おい、貴様」
「何?」
「しばらくここから動くな」
「言われなくても動けないよ、こんなぼろぼろじゃ て、行っちゃった。フフ、でもなかなか面白いスキルだなぁ、あれ。ものすごく興味湧いちゃった」
まずい、この事をラフナとバカ犬に伝えないと、私が見えた未来ではアルシスがただでは済まない!
ラフナ・シャウVS???side
パチーン!
「目が覚めたかラフナ!!」
「う、うん。かなり痛いけどね」
よし、これでラフナも本気で戦える
「見たところ、あの変なモヤに気をつければ大丈夫そうだね」
「油断はだめだよ」
ーーうん
「レベルセブン!アームド!」
「左腕!もらうぞ!」
私はナイフを敵の左腕まわりに投げつけ魔力をこめた、すると全ての刃が繋がり、左腕が切断された
ラフナは爆弾で敵の足元を崩しにいった
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