第22話ヤバイ決闘ー④

シャウVSフラルside

「これ以上舐められてたまるかぁぁぁあああ!!!ブーストォオオ!!」

スキル ブースト

発動した者の魔力分一時的な身体能力の上昇

マズイ、これ以上アイツの攻撃回数が増えると防げない。ここは逃げなくては

「逃がすか!フラッシュ!」

スキル フラッシュ

光を放ち、敵に目潰しを仕掛ける

「!?!?前が!!」

クソッ!前が見えない

ズパッ

「ッウウウウ!!」

落ち着け!落ち着いて敵の場所を知るんだ!

サーチ!

・・・この反応は!



「オラァ!」

一か八か賭けるしかない!

私は敵の声と同時に反応のする方へ走った

「逃がすか!」

敵の斬撃が私の手にあたりショットガンを離してしまった

ゴツン

壁に当たった、目の視力が戻ってきた

後ろを見ると

「ちょこまか逃げやがって!これでおしまいだぁぁぁあああ!!」

身を守った、後ろの壁にフラルの武器が刺さった

すると後ろの壁から大量のスライムが出てきて私とフラルを取り込んだ

「なんだこりゃぁぁああ!!」

やっぱり!モンスターを1匹も見ないと思ったら他の部屋にいたんだ

しかもスライム・・・ジュルッ

「これでお前は攻撃出来ないな」

「攻撃できないのはお前もだ!」

「私にはこの2本のナイフがある」

「へ?」

ビュッ

「うぉっとぉ!危ねぇぇぇ!!!」

私が1番投げたナイフはフラルの後ろに刺さった

私はもう一本のナイフを手にとって魔力を込めた

すると、刺さっていたナイフと持っているナイフの刃が繋がりフラルを貫いた

「グガッ!!」

これがシャウのナイフの特徴

魔力が届く範囲だったらナイフの刃と刃が繋がる

前回倒したダンジョンの主の魔力変化の能力をナイフに加えたもの

「そ、そんなのありか」

刺さった瞬間に電気魔法を加えた

「アビャグギゴガラルナホ!!!」

何を言っているのかわからないが、叫びながら気絶した


シャウVSフラル・トリーパ

シャウの勝利

フラル・トリーパ

電撃を受け気絶


「ふぅ」

ようやく倒せたかと私が息をついていると

前の部屋と次の部屋の扉が開いた

フラルとか言う奴、確か今日が満月とか言っていたな・・・早くシブキの助けに行かなくては


やはりまだ扉は開かないか

シブキの部屋の前で考えていると

すると前の部屋の方から声が聞こえた

「シャウーー!!大丈夫ー!?」

「バカ犬!!生きているか!!」

ラフナとコカラだった

「2人とも勝ったんだな」

「負けるわけにはいかないからね」

「あとはアルシスとシブキか」

「扉はその部屋の人を倒さないと開かないんだよね」

「とりあえず我らは開いていたこっちに来たが、アルシスの方にはまだ行っていない」

「じゃあアルシスの方にも行こう!」

そうして私達は戻った

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