勇者高校生とヤバイ仲間たちとの異世界防衛

第21話ヤバイ決闘ー③

アルシスVSサセリーside

「それじゃあそろそろ僕も攻撃するね」

そう言ってサセリーは腰にかけてたレイピアを構えた、その瞬間

ビュオッ

私の髪が宙に舞った

「次は足・・・だねっ！」ビュッ

「ウワッ！」

今の宣言がなければ足に刺さってた

どうしよう、このままじゃ助ける前に

殺される

「殺されるって思ってる？君今すごい汗かいてるよ？」

「違う！」

「戦士として終わってるよ？僕じゃなかったら君死んでるよ？まあ、生きていても四肢を満足に動かせるかは知らないけどね！」

ズンッ

ッー！！！

右肩に何かが刺さった、何だこれ？針？痛い

あ、抜けた

すると次は左足に刺さった

「アアアア！！！」

やけになって剣を振った、だけどそれも避けられ、右手首に刺された

このレイピアは何だ？骨ごとブッ刺してくる

痛みに耐えきれず剣を離してしまい、左足の痛みで倒れこむ

あ、左膝にぶっ刺している、痛みに慣れてきたのか頭が狂ったのか知らないが冷静になってきた、いや実際はうるさいのだろう

「痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い！！」

「んー、うるさいなぁ、そうだ！」

アイツは私の喉を刺してきた

ーーあぁジールさんを救えないで負けるのか

ごめんね兄貴、期待させちゃって。

アルシスの意識はそこで無くなった

アルシスのステータスカードには新しいスキルが浮き出ていた

「復讐の魂」

ラフナ・コカラVS？？？

「んっ？お！チャンスだぁぁあああ！！！」

「まずい！ふせろラフナ！」

敵のモーションは遅かった

回避したはずだった

ラフナが伏せると敵の爆弾がラフナを追跡しほぼゼロ距離で当たった

「ラフナァァア！！」

「フヒャヒャヒャ！死んだなぁ！これは！」

そこには倒れたラフナとラフナのポーチとバッグがあった

「さぁて、鳥も殺してやんよぉ」

「・・・試作品アルファ・・・アームド！」

「あ？え、ゴツすぎだろぉぉ！！」

試作品アルファ

魔法の威力増幅に特化したアームド

メリットは放った魔法に当たればほぼ戦闘不能になる

デメリットは増幅装置を仕込んだので胴のパーツが重たく、動きにくい

「これは逃げねえとマジい！」

「待てバカ、怖いのか？ラフナに負けるのが！」

「怖いわけあるかぁぁああああ！！！粉々になれぇぇええ！！」ズォォォ！

こういうバカには挑発が1番きく、

「ラフナ任せたぞ！」

「ぶっ飛べええええ！！！」ゴォォォオ！！

お互いの魔法がぶつかりあった瞬間すぐに、ラフナがおし勝った

「ウワァァアアアアアア！！！！！」

ラフナ・コカラVS「リント・マクス」

ラフナ・コカラの勝利

リント・マクス

魔法で吹き飛ばされた衝撃で気絶