第19話ヤバイ決闘ー①
アルシスVS???side
「一応僕のパーティーでは僕が一番礼儀がなってるんだ、だから名乗らせてもらうね」
「さっさと言うっす!こっちはジールさんを救うために来てるんすよ!」
「僕の名前はサセリー・イル」
「アルシス・シーブっす!」
アルシスがすぐに切り掛かりにいく
「いい名前だねー!ニックネームはアルちゃん?アルシー?」
「んな事どーでもいいっす!」
「よくないよー、僕が倒したやつはみんな晒し上げるんだから」
「首をっすよね!」フォッ
「首って・・・君達ってさ僕達を殺人パーティーと勘違いしてない?」ヒュッ
「実際には私達を殺しかけたじゃないっすか!」ブワッ
「僕達だって仲間が殺人をするのは御免だよ、だから本当に殺しそうになったら止めにはいるのさ」フイッ
「じゃあ何でこんな事を!」ブンッ
「君たちは有名じゃないだけで、実際にはすごい実力を持っている、欠点もあるけどね。僕はとりあえず強い人と戦いたいだけなの」ヒョイ
「戦闘狂でもタチが悪いっすよ!」ブォン
話している間でもアルシスは間髪いれずに攻撃をしていた、しかし相手には1発も当たらない
「にしても全く当たらないねー?」
「ッ!うるっさいすよ!」
「そろそろ疲れてきたかなぁ?」
アルシスも女、体力では男に勝つのは難しい
当たらないストレスも重なり、呼吸のペースも乱れてきた
ラフナ・コカラVS???side
「ケヒャヒャヒャヒャ!!!」
「あの男、かなり気持ち悪い」
「我もそう思う」
「あぁー!!お前ら俺の悪口言ったなー!
ダメなんだぞ!そんな事を言う奴等は・・」
来る!!
「お仕置きだぁぁぁあああ!!!」
ものすごい脚力でこちらに向かってきた
いや、あれは本人の力ともう一つ何かある
「コカラ!私のポーチに入っていて!」
「わかった!」
敵の攻撃をかわして、コカラは鳥の姿に変わりポーチに入った
敵はそのまんま壁に衝突して土煙が上がった
「レベルセブン!アームド!」
アームドをした次の瞬間すぐに煙の中の敵に突っ込み攻撃をした
しかし
「おいおい、赤青ぉぉ、アームドはよぉお前の専売特許じゃないだぞぉぉ?」
相手も機械戦士だったしかもレベルは私より上のナインだった
「しかもよぉ、こんなに近かったらよぉ、
ゼロ距離射撃ができるんだぜぇえええ!!」
しまった、逃げようにも腕を掴まれている
「ラフナ!こっちも打て!」
コカラが指示をする
「わかった!」
「えぇ!!そんな事すんの!?聞いてない聞いてないぃぃぃ!!」
ドッグォォォオオ
「イタタタタ、打っといて良かった・・・、死んじゃったかな?」
「いてぇよぉぉおお!!何でナインがセブンに勝てねぇんだよぉぉお!」
「やはりしぶといな、しかしラフナよ、奴の装備を見てみろ、ろくに手入れがされていない、予言ではもう少しで壊れるだろう」
「わかった!」
ラフナが再び攻撃を仕掛ける
「あああ!!やめろぉおお!こっち来んなああ!!アームド!アームドォォオオ!」
その瞬間ラフナの装備が砕け散った
そう、このタイミングでコカラの予言が間違ったのである
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます