第16話ヤバイ修行ー3
扉を開けると広い空間があった、静かでおれらの足音が響いて聞こえる
「やけに静かで怖いね」
「ラフナは怖がっているのか?私は少し興奮してきたぞ」
「ど、どこにその要素があるっすか!?てか我慢するとか言ってたじゃないっすか!」
「おい、何か聞こえるぞ」
ひゅるるるるるるるるるるる
この音は・・・
「上だ!よけろ!」
ドッズゥゥゥゥゥゥゥウウン
「みんな大丈夫か!?」
「大丈夫」 「大丈夫だ」 「大丈夫っす」
にしても何だあれ?
落ちてきたのは大きい球体だった
「っ!この球体から何かを感じる、慎重に近寄るぞ」
そしておれらが近寄ると
球体の形が変わり始めた
「あの形は・・・ケンタウロス?」
見た目は全体が半透明な青、顔が無くて頭の部分に赤い小さな玉が1つある、両手にランス、それ以外はケンタウロスと同じ感じだ
「クルルルルルルルルル」
「どうやらこいつがここの主のようだな、行くぞっ!」
「キュウオオオオオオオオオオ!!!」
敵の咆哮と同時におれとアルシスは敵の後ろに回り切りつけた、今回はシャウはショットガンを使い戦っている
「レベルセブン、アームド!」
ラフナは斧と爆弾を使っている
「こいつ、効いてんのかわかんない!」
やはり敵も黙っていない
おれをめがけて2つのランスをぶっ刺しに来た、しかも厄介なのが中々のスピードで連続攻撃をしてくる、おれは剣でそれを弾いているがどんどん剣が削れていく
「シブキ!一旦ひいて!」
ラフナの合図で下がり、ラフナはホーミングミサイルを発射した
ドッゴォォォ
頭に命中したが少し傷がついた程度
「次は私だ!」
シャウは敵に飛びかかりショットガンを左ランスに打ち続けた、10発めを打つと敵の左ランスが吹っ飛んだ
「よし!あと数十発はあるぞ!」
リロードをして打とうとしたら、敵の形が変化した、今度はランスの代わりにショットガンの様な物が生えてきた、その銃口を振り落としたシャウ目掛けて構えた
「ポポポポポポポポポ」
不気味な音を鳴らしながら敵の左腕から魔法が放たれた、衝撃波を生み出す魔法を直にくらったシャウは吹っ飛ばされて戦闘不能になった
「コイツ!よくもシャウを!」
おれは剣を捨てて新しい武器の大剣に持ち替えた
この大剣には3つの能力がある
敵は今度はこっち目掛けて打ってきた
おれはすぐ大剣を自分の前において盾にした
ー1の能力ー
魔法がこの大剣目掛けて飛んでくると、自動的に大剣が広がり魔法を吸収する盾となる。
ー2の能力ー
1で吸収した魔法の効果を切った相手に放つ事ができる。
「オラァァァア!」
ミキミキミシャア
「キャアアアアアアア!!!」
自分の魔法を左のショットガンに喰らった敵は叫び声をあげた
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