第15話ヤバイ修行ー2

シブキパーティーside

「お前ら次こそは登録をしに行くぞ!」

「前回は兄貴が殴ってましたけどね」

「今回はたぶん大丈夫だろう、私たちも笑われても我慢するし」

「私も興奮するのはひとまず我慢するよ、流石にまずいしね」耳と尻尾がしょんぼり

「しょんぼり要素あるか?」

「貴様らとっとと行ってこい、その間に我がなんとかしておく」

「じゃあよろしくな!コカラ!」


〜ギルド〜

カラカラーン

扉を開けると鈴が鳴った、その音と共に冒険者全員がそちらを見る

「ん?ゲゲェッ!お前らかよ!」

真っ先に反応したのはタール達だった

「そこをどけるっす!タール!」

「アルシス!何調子に乗ってんだ!」

「待てアルシス、タールおれ達は急いでいるそこをどけてくれないか?」

おれの目を見てタールが

「・・・何やらただ事ではないな?お前ら初めてくるだろ、この間の詫びで情報を渡してやってもいいぞ?」

「ほんと「しかーし、もう一回真剣勝負だ」

「いいだろう、受けて立つ!」

3分後

「イタタタタタタ!!ギブ!ギブだってえええ!」

「おっと、すまん」

「はあああ、しゃーない、俺も男!約束は約束だ、何について知りたいか言え!」

「効率よくレベルが上がる所を知りたい」

「わかった、ただひとついいか?レベル上げをする理由は今いない吸血鬼と関係あるのか?」

「ああ」

おれはタールに事情を話した

「そいつはまずいな、知らん奴に仲間は取られたくないだろ」

タールは少し考えて

「わかった!お前らだけにとっておきの場所を教えよう!」

「タール!俺たちは文句は無いが、お前はいいのか?」

タールの仲間が言う

「緊急事態だ、しょうがねえさ」

「タール・・・必ずこの借りは返すよ」

「よっしゃあ!じゃあ付いて来い!」


〜ダンジョン〜

「ここだ、この間俺らが見つけたダンジョンだが、俺らは入り口付近でしかレベル上げしてないから奥に何かあるかはわからない、しかしモンスターはたくさん湧いて出てくる」

「わかった、ありがとうな」

「じゃあおれはギルドへ戻る、何かあったらギルドへ来な!じゃあな」

そう言ってタールは戻っていった

「タールの奴、変わったすね」

「何であれせっかく教えてくれたんだ、どんどんモンスターを、倒していこう」

おれ達は次々とモンスターを倒していったそして最後の部屋についた

「よし、入るぞ」

そう言って扉に触れると、向こうからはとんでもないほどの気配を感じた

雑魚を倒していくだけでもいいんじゃないかなと思った、

だけどおれらには仲間が待っている、こんな所で怖気付いているようではあの男には勝てない、おれは気合いを入れ直して

「行くぞ!」

扉を開けた

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