第10話ヤバイ未来鳥 コカラ

おれが起きたのは今使っている宿だった

‼︎「アルシス⁉︎どこだ⁉︎」とパニックになっていると

「あ、兄貴起きましたね」と隣のベッドからアルシスが話していた

「兄貴の仲間のラフナって人が俺らを助けてくれたんっすよ」

そうだ、なぜかラフナが来て

「そういえばなぜあそこにラフナが⁉︎」

「その事だけど話すことがある」

それを言ったのは謎の少女だった

羽?と尻尾?があり、髪が空色のロングだった

「君は?」

「我は未来を予知することができる、予知鳥コカラ!」

「コカラちゃん?だっけ、嘘は良くないよー?」

「嘘ではない」

「それは嘘じゃないよ」

「ラフナまで⁉︎なんでだよ!」

「実は修行して帰ろうとした時に召喚石を拾って、持って帰ろうとしたら、触れたっていう条件で召喚した瞬間に、この子が飛んで行ったの、そしてついて行ったらシブキ達が落ちているところを見つけて」

「待て待て!あの鳥がコカラだって⁉︎」

「種類によっては人型になる召喚獣もいるぞシブキ」

「おいそこの女、我をそこらへんの召喚獣と同じにするな、ダメ犬女」

「わ、私はバカじゃない!」ジュル

「よだれをふけ!シャウ」

「我は伝説の魔物、コカラである、貴様の未来を見る事が出来るぞ?」

「じゃあ見てくれよ」

「いいだろう、ククク聞いて震えろ!これから貴様には熱された水が降ってくるだろう!」

「熱された水?お湯かなにかか?」

「シブキ、お茶だよ」

「おぉ、ありが・・」

コケッ

「あ、」

「あ、」これが予言されていた事か、防ごうとすると

べちゃちゃ‼︎

「アッツウウー‼︎」

そう言ったのはおれではなくコカラだった

「ご、ごめん!」

「し、しかもこれ、お茶ではなくただのお湯ではないか!」

「お茶作るのめんどくさかったから、お湯でもいいかなーなんて」

「・・・これからすぐに、貴様のすわる物が崩れるであろう」

「まあまあ2人とも落ち着いて、座って話をしよう」

すると




グシャッ‼︎


シャウが座った木のイスが崩れたのだ

「わ、私が重いわけではないぞ!!」

イスを見ると中が腐りかけていた

「あれー?ずいぶんと予言を間違えるねー?」

プルプル「グスッ、間違えてないもん!少しおしいだけだもん!」

確かに惜しいのである、今のところ対象を間違えているだけで実際は起こっているのだ、

「ま、まあコカラも泣かないで「泣いてない‼︎‼︎もう帰る‼︎」

そう言ってラフナのポーチの中に石になって戻っていった

「まあ仲間も増えたし良かったのかな?」



アルシスが仲間になった

コカラが仲間になった

コカラの予知能力が下がった

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