第5話ヤバイクエスト(後半)

ジール・ラフナside

「ラフナ、起きて‼︎」

「んーーあと5分」

「それさっきも聞いたー‼︎」

「少し静かにぃ」

「ラフナ・・・吸うよ?」

バッ「起きました」

「んで何〜?」

「シブキがクエストで森に行ってるらしいから私達も行こ‼︎」

?「行く必要ある?」

「何というか嫌な予感がする」

「吸血鬼の第六感?」

「そんなところ」

「面倒くさがりでも仲間は見捨てないんだね」

「だって、今シブキがいなくなったらラフナに働いてもらう必要がある」

「それは面倒くさい」

「じゃあ行こう」




シブキ・???side

「‼︎その箱ってお前と同じくらいの身長で声の低が低い変な手袋の男から受け取ったのか‼︎?」

驚いた、的確に当てた

「そ、その通りだけど、どうした?」

「やつは私のような女の獣人族を狙って奴隷として売る悪人、イギル‼︎」

うっわ面倒事だ、しかも原因おれって言うね

「おそらく奴はその箱に変なスライムを入れたんだろう」

「まずはこの家をいったん出よう!」

スライムは嫌いだッ

〜森の出入口付近〜

はあっはあっ

結果を言うと罠にはまった、出入口付近にイギルとモンスター達が待ち伏せをしていたおれと少女はすぐに武器を構えて戦っていたが囲まれてしまった、どうやらあの箱の中身は本当にスライムだったらしくモンスターを呼び寄せる匂いがあったらしい




「いい加減捕まってくださいよーシャウさん」

「誰が捕まるか、バーカ‼︎」

あらまあ口が悪い、それよりもどうする?おそらくこのシャウという娘は奴隷にするくらいだから傷はつけないだろう、しかしおれは遠慮なくやられるだろうなー、嫌だなー

おれができるのは殴るor考えるor逃げるのみ

とりあえずくるモンスターは殴っているがあまり持たないだろう、と考えていると

「くくく、そこの冒険者よ俺がなぜこんなにモンスターを呼んだかわかるか?」

「知るか!」

「後ろのシャウさんを見てみろ」

まさか、ゴリ押しをして捕まえるため⁉︎

バッと後ろを見ると座り込んでいるシャウがいた、

「おい⁈シャウ大丈夫か‼︎」

まさか毒か‼︎と思っていると

「わ、私見られるのがこうふn、ゲフッゲフッ怖いんだ」

・・・はぁ?

今興奮って言いかけたよね?

「そうシャウさんはMなのだ‼︎ハハハハハ‼︎」

「Mとは違う‼︎見られのが好きなだけだ‼︎」

いや、同じでしょ

にしてもおれはロリ運はいいけどその分運が悪くなったらしい、

「チ、チクショーーーーー‼︎‼︎‼︎」

渾身の叫びだった、もうだめだと思ったら小型ミサイルのような物がモンスター目掛けて飛んできた。

「「シブキ‼︎大丈夫⁉︎」」

「ジール!ラフナ!助けに来てくれたのか!」

「歩いていたらシブキの叫びが聞こえたから、ラフナに飛んでもらってきた!シブキがやられると仕事する人がいなくなって面倒くさいんですよ」

こいつ、これが本音か!

「シブキ、これシブキの剣、パッと買ってきた」

ま、また買わせてしまった

「と、とりあえずあの男以外は倒していい!行くぞっ‼︎」

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る