第4話ヤバイクエスト(前半)

おれが異世界に来てから3日目

とんでもないことに気がついた、ジールと会った日にもらった服‼︎その日の宿代‼︎ラフナと会った日に食ったパン代‼︎全てジールに支払ってもらっている‼︎このままではロリに金を払わせているひも男になってしまう‼︎

それは阻止しなければ。まだジールとラフナは寝ているようだし、クエストでも受けてせめて生活費を稼がなくては。

〜酒場〜

「おれができるクエストはスライム討伐くらいか・・・」ボソッとおれが呟くと近くにいたフードをかぶっていて声が低く変な手袋をした男が話しかけてきた

「そこのお兄さん、誰でもできる簡単なクエストをやらないかい?」

「どんなクエストだ?」

「何、この箱を森の奥にいる知り合いに届けてくれるだけでいいんだ」

簡単そうだな

「いいぞ、引き受けよう」

「ありがとうございます」ニヤリ

?まぁいいか

「じゃあ行ってくるよ」と言っておれは森へ行った、この時のおれはまさかこんな事になるとは思っていなかった。

〜森〜

敵も対して強いのもいないし、本当に大丈夫そうだな。にしてもなんだか甘い匂いがするなこの箱、だからモンスターもよってくるのかもしれない、なんて事を考えていると1つの家が見えてきた。

この家にこれを運べばいいんだよな、家の前の階段に足をつけると、

シュッ 突然謎のトラップが発動しておれの首に矢がかすった、そして矢に何かが塗られていたのだろう、俺は意識を失った。




なんだろうこのぷにぷに?それにふわふわしてても気持ちいい、目を開けるとそこには

犬耳が付いていて、髪型は狼みたいな感じで髪の色は黒の・・・ロリだ‼︎

おれはなぜかロリの運がいいらしい

そしておれの両手を見ると右手は彼女の胸、左手は彼女の尻尾を握っていた。

そして彼女は静かに顔を赤くしていた。

「あ、」おれの思考が停止した

幼女にわいせつ行為で逮捕、

友人A「いやー、いつかやると思いました」

友人B「すみません、知らない人です」

お母さん、お父さんごめんなさい、あなた達の子は捕まりました。と考えていると

「いい加減手を離せ、ロリコン」と彼女が言った、

「はいぃ‼︎すみませんでしたぁぁあ‼︎」

すぐにしました、はい、DO・GE・ZAです、

少しの狂いもなく、丁寧に

「ここここの度はははままことにぃいいすみませんでしたぁぁああ‼︎」

「いや、こっちも悪いから、頭上げて」

チラッ 少し彼女の顔を見た、どうやら捕まることはなさそうだ、

「こっちはなぜこの人気のない所に来たのか聞きたいんだけど」

確かに、ここに来る途中人を1人も見ていない。

「おれはある男に頼まれてこれを届けに来た」ポーチから例の箱を出すと

「あれ⁉︎」おかしいぞ!?

「どうしたの?」

「軽くなっている‼︎」そして匂いも無くなっている。


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