第34話・魔物と魔物
彼等が
『はーい!!!あ!高山くんっ!首送ってくれて有難うございましたーっ!』
「どういたしまして、それはそうと、後ろが随分と騒がしいね、どうしたの?」
『紫陽花くんの魔力の影響を受けないとかいう無茶な注文請けて指輪を作ってるんですよーっ!ご主人様、紫陽花くんの事となると人使いが荒くなるモンだから、もうてんやわんやで!!』
「…あー、いつぐらいに出来そう?」
『んーっ!二個注文されたから…朝までに送りますっ!!』
「あはは…ごめんねー?ヨロシクー」
『はーい!!ではーっ!』
終話ボタンを押すと、長谷寺が飲み終えて
ソファーから流れ落ちて床に広がる長い長い闇色の髪は、美しいレースで作られたドレスのようだ。長く尖った耳は
彼等がまだ生まれて間もない頃に、故郷の王都イルベスタで出会い一緒に遊ぶ
「ホント…警戒心ないんだから。いいけどね」
規則正しい小さな寝息を聞きながら独り
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