第2話 ただよう光



そのただよう光は、ホシハートをくれる。




隔夜夢は常に薄暗い場所である。

特に最下層は薄暗い。


しかし、見上げる上層はたくさんの光に満ち溢れている。


光のひとつひとつは小さな輝きだが、

その光は、『光がある場所に集まる傾向』があるため

光の集まる場所は煌々と輝いて見える。



光は『流行や面白さに敏感』で少しでも機嫌を損ねるとすぐに散っていってしまう。ほんと 光たち 気難しいし、めんどく・・



『あの・・・その手の批判は、そのあたりでやめた方がいいのでは』



まぁ、俺自身もそんな光のひとつでもあるんだが

(一番、たちの悪い種類の光である自覚もある)



最も光の集まる場所・・・

それは決まっている・・・

『ランキングの1ページ目』と呼ばれる場所だ・・・

天上世界に最も近い場所とも言える。



ほとんどの光は下層に降りてこない。

そして、最下層に光は届かない。




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