隔夜夢 ~星とハートに飢えた亡者達がさまよう都市~

@haidoroponnpu

第1話 最下層の亡者 は 渇いている



隔夜夢カクヨム・・・

ここに流れ着いて幾月になるだろう?

半年ぐらいだろうか


いや、一年ぐらいになるかな


すいません、サバ読んでいました二年です。



「ただ、体感的には・・・無限に近い時を過ごしたような気がする」



『そう言っておけば、カッコいいとでも?』

誰かが、唐突に口を挟む。



ここに住み着いて長い・・・

でも、長いって言いたくない・・・

何の実績もあげれていないのだから


「ああ」


男は死んだ目でため息交じりに、層状都市の天井を見上げる。



ここは、の届かない『最下層』

隔夜夢の底辺達が住まう場所



  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る