言葉がきらきらと輝き出す、そんな印象を受ける作品。情景描写や比喩表現が絶妙です。とある一夜のワンシーン。少年の心が見事に表現されていて、まるで大事な場面を影からこっそり見届けているような、そしておもわず笑ってしまうのを隠してしまうような、そんな気持ちになるお話です。まるで何かの合間に暖かいココアでも一杯飲むように、是非このお話も読んでみてください。