第14話 新たな武器

 その午後、町長に呼ばれた。

「何ですか」

「いや、お前のこの装備だと少し心もとないと思ってな」

 ああ、そういうことか。もうすでに皮の盾もボロボロだし。これからの戦いは多分とても辛いものになるはずだしな。

「ほら、これやるよ」

 といってカイが出してきたものは、金属製の大きい片手剣だった。カイが説明する。

「これはナイトソード。王国騎士に支給される剣だ」

「いいんですか!?こんなすごそうな剣」

「いいんだよ。どうせ使わなくなったものだ。好きに使え」

「ありがとうございます!」

 そして、剣を手にとってみた。

「……重い。でも片手で持てる。ちょうどいい」

「そりゃあよかった」

 その後、防具も店で新しく購入し、俺のステータスはこうなった。


『Lv.5』『HP 45』『MP 55』『攻撃力 12+150=162』『防御力 12+100+120=232』『魔法力 21+20=41』『SP 5』

『スペル 火花スパーク隕石メテオ回復ヒール攻撃力強化ブースト・アタック防御力強化ブースト・ディフェンス魔法力強化ブースト・マジック速度強化ブースト・スピード持久強化ブースト・スタミナ魔法強化チャージ付与エンチャント

『装備

 ナイトソード(攻撃力 150)(魔法力 20)(騎士が王国から支給される剣。重量感があり、強い)

 鉄の鎧   (防御力 100)         (重くて硬い、ベテラン向けの鎧)

 鉄の盾   (防御力 120)         (重くて硬い、ベテラン向けの盾)』

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