十二月二十一日、二十二日
二十一日。
道を歩くと、どこの畑で使っているのか
広い木造の三角屋根。古びた
よその家には
いま書きながら、手のひらに
二十二日。
冬至。いつの間にか道ばたに水仙の列があらわれている。冬の風のなか、
夜。家のひとが、どこからか柚子をいただいてきて湯に浮かべる。湯気。鼻歌。ぷかぷか、ころころした黄の実を楽しむ。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます