十月十三日

 静岡県浜松市にある平野美術館(『どうぶつ家族の物語 はしもとみお木彫り展』)を訪ねる。都内でもよおされていた展示は見逃してしまったので、機会があることをありがたく思う。

 ともに暮らしたくなるような、まるみ、厚み、温かさを持つもくちょうたち。全室撮影可能、また触れられる作品があり、触覚を通して作品を味わうこともできる。

 移動中のともとして、大道珠貴『銀の皿に金の林檎を』を読む。先日加入した文芸部のかたのおすすめ。どこまでもかんてきなのに、どこを切ってもなまの、せいのにおいがする話。面白かった。

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