第4話お前はもう○んでいる



 

どうしてこやつらこうなった!!!


 ある日のとある事情で

 俺は異世界の

 職安(職業安定所)に死んだ

 魚の目をした方々と来ていた


 きたむらくん「へっ!どうせ俺なんて

 何やっても駄目なんだよ

 ゴミクズ萌え豚ニートに

 転職したらいいんだよっ

 ブツブツブツブツブツブツブツ」


 ただの女「あたしの幸せなんて

 明日晴れてたら

 それだけで幸せな気分になるのよ!!

 あはっあははははははははははは壊!!」


 ただの筋肉「筋肉最高〜♪筋肉最高〜♪」


 ただのじじい「あーばーさんやぁ、

 飯まだかのぅ〜?」


 はぁ〜、このイカれた連中の面倒を

 見ないといけないなんて!!

 何を隠そうこいつら

 異世界のなのだ


 不幸だぁ〜!!!と


 とある少年なら言うに違いない

 否、鉄拳制裁しているだろう


 まぁ、こっちにも非があるから

 仕方ないと言えば仕方ないんだが


 ────遡る事、数時間前


 魔王城の入り口にて


 勇者Level99

「ついに、ここまで来た、

 皆んな覚悟してくれ」


 女勇者Level99

「えぇ、竜王を倒したら

 皆んな平和に暮らせるのね!」


 じじい勇者血糖値99mg/dl

「ほっほっほ!我が一族に伝わる

 伝説の一角ウサギの角で作りあげた

 ボケボウシーンの剣の錆にしてやるわぃ」


 筋肉勇者尿酸値99mg/dl

「皆んなプロテインは持ったか?」


 たまたま散歩に行こうとしていた

 俺の目の前にこいつらが現れた


 いや、もうツッコミどころ満載だったけど

 もうなんというかね、ほら、

 身内に変なのが多いと

 耐性ができてるというか

 画数無駄にするのもなんだかなぁと

 思ってハショった笑


 俺「あの〜うちになんか御用ですか?」


 勇者「君!!一般人がこんなところに

 いたら危険じゃないか!!」


 女勇者「きっと竜王に

 監禁されてたのね!?」


 じじい勇者「おおーよく無事に

 抜け出しおったなぁ

 可哀想によく見ると

 貧相な服を着せられておる」


 筋肉勇者「プロテイン飲むか?」


 オケーッイ!!全員話し聞かない人で

 ファイナルアンサー!!でオケーッイ!!


 俺「あ、うん、いや、そんな感じ、

 じゃ、俺行くから、ごゆっくり〜」


 さっさと立ち去ろうと

 無感情で言葉を絞り出した俺、エライ!!


 女勇者「あ、でも囚われてたなら

 内部の状況解るんじゃない!!」


 は?


 勇者「そ、そうか!!よし、

 君、道案内させてあげよう!

 何、君みたいな

 貧弱な奴でも僕らがいたら安心だよ!!」


 は?


 何だろうこいつの上から目線が

 あの神に似てる気がしてきた

 腹いせに一発ぶん殴ってやろうかなと

 思うより先に手が出ていた笑


 俺「ゴブリンパーンチ!DQN!!」


 勇者「グフッ」


 軽く殴ったつもりだったが

 綺麗な弧を描いて50mは

 吹っ飛んでいく勇者

 彼は泡吹いて気絶したようだ


 おおー!!飛んだ飛んだ!陸戦用の癖して

 ミ○フスキークラフト積んでんのかな?



 女勇者「勇者!! 貴方一体何者!?

 まさか!竜王の仲間?!」


 いやー仲間というか雇用主というか

 うーむ、なんだろう


 じじい勇者

「竜王の右腕といったところかのぅ」


 いやー俺一般人なんだけどなー?

 だけど何でこんなに強くなったんだろう?

 この人達Level99だよね?なんで?


 女勇者「貴方!!

 その手に宿っている紋章わ!!

 デスピサロの逆プレミアム!!!」


 なんぞそれ?何か聞き覚えがあるな


 女勇者「そんな!!信頼度99・99999%の

 デスピサロのスーパーリーチを

 外す人間がいるなんて!!わなわな」



 じじい勇者「デスピサロの呪いじゃあ!!

 紋章の宿った者の力を限界を超えて上げると言われる、あの忌まわしき力じゃあ!

 くわばら〜くわばら〜」


 へぇ〜デスピサロの奴やるじゃん!!

 ん?じゃあ何で

 忌まわしき力や呪いだなんて

 言われてるんだ?


 女勇者「貴方まさか知らないの!?

 その紋章は力を得る代償として…………」



 ゴクリ



 女勇者「一カ月に一回、

 変身後のデスピサロが

 耳たぶに甘噛みしに来るのよ!!

 1年間も!」


 俺「ロクなもんじゃねぇぇぇ!!!」


 ガチの呪いじゃあねぇぇぇぇか!!!

 耳引き千切れるわ!!!!


 女勇者「その呪いは教会やシ○ナクでも

 解けないわ!

 頭のイカれた信者が多い○クシズ教

 お得意のセイクリッド・ブレイクス○ル

 でもね!!」


 な、なんてこった!!

 ママ!!俺穢けがれちまった!!

 どうしよう、ん?ママ?

 あ!そーか妻スキル2使えばいいんじゃん


 妻「あらあら?

 散歩行ってたんじゃあないの?」


 女神降臨!!!


 カクカクシカジカ


 妻「えーっとじゃあ、デスピサロの呪い

 移してみた?でいいの?えぃ!」


 女勇者「そ、そんな!

 呪いが私に来るなんて!!」


 ズシン、ズシン、ズシン


 デスピサロが現れた


 女勇者「えっやだっ!あっ!あっ、あっ、

 ら、ららめぇ〜……………………」


 30分後


 女勇者は耳だけでいかされつづけ

 地面に這いつくばりピクピクしていた


 妻「あらあら、ちょっと羨ましい」


 えっママ3人目頑張っちゃう?

 いや、でもなーここで産むと

 本籍地が異世界になっちゃうよね〜

 あれ?本籍地も移動できたっけ?確か

 ま、いいや


 そんな事より危なかった!!!

 助かった俺!!

 30分も眺めてたとか細かい事は言うな!!

 お約束だ!!




 じじい勇者「ぬぅ〜こうなったらこの剣で

 …………あれ?刀身が……ない?」


 貞子「まいう〜ガジガジ」


 お前はガッちゃんかぁああ!!!

 一角ウサギなら、君なんでもいいの?!!


 じじい勇者「そ、そんな、馬鹿な!

 これは夢!そうだ!あー夢に違いない!

 ほら、あそこに死んだばーさんが

 手振ってるじゃないか!」



 筋肉勇者「へっ!最後は俺が相手だ!!」



 俺「お前はもう死んでいる」


 筋肉勇者「はっ!何を馬鹿な!!」


 俺「黙れ!!痛風野郎!!!

 尿酸基準値超え過ぎなんじゃあ

 適正値調べてから出直して来い!!

 ボケェぇぇぇ!!!」



 筋肉勇者「ガーン!!」


 気絶から目覚め50m先からヨロヨロと

 勇者だった人が歩いて来る


 勇者だった人「まだだ、

 まだ終わらんよ!!」



 いやーその台詞は

 あの人が言うから格好良いけど

 お前が言うと何だか

 残尿感が消えない小便が

 終わらないぐらいにしか

 聞こえないよね


 魔王城の入り口が騒がしくなると

 他の魔王達が全員集合し

 勇者だった人達(笑)を取り囲む


 勇者だった人(笑)

「あ、いや〜どうもこんばんは皆さん

 …………………ぐすん。゚(゚´Д`゚)゚。

 もう嫌だぁ!!勇者なんて!やめりゅ〜!

辞めてやる辞めてやる辞めてやる辞めてやる

 りゅんりゅりゅりゅりゅ〜!壊」


こいつの事は今度からきたむらくんと呼ぼう



 妻「あらあら、可哀想に貴方、

 この人達の仕事奪っちゃったわね

 そうだ!貴方一緒にハローワークに

 行って仕事探してあげたら?」


 えー、気が超進まない、が

 確かこんな展開が

 某ラノベであった気がするんだが

 というと、この後きたむらくんが

 うちに面接に来る流れじゃねぇか!!


 ……よし断る!阻止しよう!


 文頭に戻る



 パパの不幸はまだだ!まだ終わらんよ!!



 パロディ新規参戦もう数えるのも

 面倒なぐらいしてますw


 暇な人は調べてみてね( ´ ▽ ` )丸投げ〜


適当に、書いたらまさかのコラボったねw


私はこの台詞好きですw

「行け!!アク○ズ!!

忌まわしい記憶と共に!」

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