第292話 そんな二人に対して、更に二名が(7)
だから紀霊将軍率いるおチビな装甲騎兵達は更に刹那状態へと陥るから。
各自各々の口から。
「ギャァアアアッ!」
「ピィー!」
「クェエエエッ!」
そして木馬達のいななき。
「ヒッ、ヒィーン! ヒィーン!」
と、共に。
絶叫、断末魔が放たれ。
やはり光の粒子へとデリートと消去しながら。
数千はいたであろう紀霊将軍率いる高レベル、強力なおチビな装甲騎兵達の数を減らし、夏侯淵率いるおチビな騎兵隊達の援護、補助をしていく。
でもね?
魔王な董卓閣下と仲の暴君様の連合軍の方も、紀霊将軍率いる装甲騎兵達が敵の攻撃を受けているのを、各自各々が指を咥え、黙って見る。見続けている訳でもなく。
「曹操率いる隊に後れをとるなぁっ! 皆ぁっ! 紀霊将軍を援護するー! 皆ぁっ、直ちに魔力を溜めろぉっ! 今直ぐにだぁっ!」と。
魔王な董卓閣下と袁術嬢陣営からも凛と勇んだ高らかな声が吐かれ響くと同時に。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます