9月19日 カクヨムコン 長編・ホラー・ミステリー部門

 カクヨムコン 長編・ホラー・ミステリー部門


 ミステリーはいいけどホラーは苦手だ……怖いのはちょっと……


 あと、ホラー小説というものを読んだことがないので、なかなか裏読み難しい。


 ま、頑張ろう。



 1つめ〜


『名作と呼ばれるホラー作品には、しばしばその作品を象徴する強力な「アイコン」が存在します』


 そうだね。

 リングでは、貞子と井戸とラベルのないビデオ、

 13日の金曜日では、ジェイソンとホッケーマスクと斧、

 エルム街の悪夢では、フレディと鉄の爪と爛れた顔、

 ITなら、ピエロと下水道と風船


 あとは、執拗にかかってくる携帯電話とか(着信アリ)……


 とにかく、ホラー作品には後々ソレを見ただけで、作品を彷彿とさせる『アイコン』が出てくる。

 それは、人だったり物だったり場所だったりする。


 ちなみに。

 何も知らない中学の頃。

 スタンドバイミーが好きで、スティーブン・キングのITを見てしまった。

 死ぬほど怖かったのに、前後編で長い映画でも全部見ずにはいられなかった。

 ソレが倒される所を見たかったのだ。解決してくれないと怖くて。


 見事、ピエロ恐怖症になった。

 それ以来、ピエロを見るたびにITの恐怖を思い出す。


 リングも、公開された当時はラベルのないビデオを見るたびに話題に上がった。


 そういったものを求めている、という事だ。


 人間、恐怖は妄想や空想でより強化される。

 それを引き起こす『鍵』を作るのがいい、という事だと思う。


 普段身の回りにあるモノでもいいのだ。

 ジェイソンなんかは、なんら関係のないホッケーマスクが鍵となっているし。

 なんでもいいと思う。


 要は、それに対してどんな恐怖を植え付けられるのかがポイントとなるのだと思う。



 2つめ〜


『「実話要素」を含んだホラー作品は近年非常に人気があります(例えば、事故物件の話など)。このジャンルでは、過去の経験や体験といった、著者のプロフィールも非常に魅力的な武器となる可能性を秘めています』


 ホラー作品は全く読まないので、『へー、そんなものに人気あるんだー』としか言いようがないが……


 私はオカルト系は比較的信じているので、実話を扱う場合はお祓い行けよ、としかアドバイスしようがない……


 まぁ、ホラー作品て、全部が虚構だと恐怖半減。

『事実は小説より奇なり』で、実際にあるもの、場所、出来事をモチーフにすると、より怖さが大きくなるだろう。


 また、嘘を上手くつく時は、事実を混ぜ込むのがいい、という事だ。


 私なら事故物件なんて絶対行きたくないが……


 リアルに想像を掻き立てられるからこその恐怖なのだと思う。

 それには、実体験に勝るものはない。

 自分が感じた恐怖を読み手にも食らわせてやれ!

(私は読まないが……)



 3つめ〜


『ミステリーのジャンルでは、批評家・専門家を思わず唸らせるようなトリックや話の構造のある作品にも根強い需要があります。我こそはという方は是非挑戦してみてください』


 カタルシス重視だね。

 でも、他部門のカタルシスと違って、トリックや構成で唸らせる、という事だ。

 私もコレは好きだ。

 構成が上手い話を読むと、気持ちよく『やられた!』って思うから。


 ただ、ミステリーのトリックなどは既出のものが多いので、トリックだけで批評家を唸らせるのは難しい。

 既出の作品を研究するといいかもしれない。

 既出のテンプレを打破してやれば、唸らせられるかもしれない。



 4つめ〜


『「ホラー」や「ミステリー」といった作品の要素に対して、物語として関わる登場人物が魅力的なキャラクターである作品を求めています。単体の作品として物語は完結しつつも、登場人物を軸にすることでシリーズ化して新しい作品も生み出せることが理想です。例えば主人公が警察官であれば、事件の捜査という形で次々と新しい物語に関わることができます』


 コレで真っ先に思いつくのは、シャーロック・ホームズシリーズ。

 何度も何度もリメイクされ、アニメにもなってる。


 私が好きなシリーズだと、京極夏彦さんの百鬼夜行シリーズ。

 キャラそのものは、ラノベに通じるものがあると思ってる。ハマったのも高校生からだったし。


 私が好きな海外ドラマの、クリミナルマインドやCSI、コールドケース、キャッスル、古いものだとミスマープル(※私はコレをドラマは見たけど原作は読んでない)とかも、推理する側のキャラにとてつもなく魅力がある。


 時期的に近いものだと『謎解きはディナーの後で』かな。この作者さんの作品は後に作者買いした。

 全部面白かった。

『放課後はミステリーとともに』なんて、読み手へのミスリードで唸らせてもらった。ありがとう。


 ポイントは、事件解決は勿論だけど、推理側キャラにも別のストーリーがある事だ。

『小話』レベルか?

 でも、事件だけを中心に据えるとキャラが霞む。

 キャラを深掘りする為にも、キャラそのものにもストーリーが必要なのだと思う。



 ちなみに、この部門で『体は子供、頭脳大人』の話題を出さない理由は察してくれ。




 まとめ??


 ホラーでもミステリーでも、ポイントは『アイコン』と『キャラ』だと思う。


 アイコンはハマれば強力な武器になる。


 ホラー作品の場合は、如何にして恐怖の演出をするか。

 人は、見えないもの、分からないもの、対抗できないものに恐怖を抱くようになっている。

 日本ホラーは、幽霊や呪いなんかが多いね。

 海外ホラーは猟奇殺人系か。


 そういえば。

 ゲームのバイオハザードもホラーだろう。

 バイオハザードといえばゾンビ。

 これもホラーには外せないものだね。


『ひぐらしのなく頃に』もホラーなのかな。

 ゲーム発信だけど、未だに根強い人気がある。


 ホラー・ミステリー系に関して言うと、かなり昔から愛好されるジャンルであり『新しいモノを生み出す』のが大変だし、どうしても既出の素晴らしい作品と比較される事が多い。


 ただし、そのおかげで『テンプレ』がいくつか存在するので、それを逆手にとって打破するものが生めれば、それも強力な武器になる。


 また、ポイントは今回の選考編集部がラノベ寄りって事か。


 ホラーやミステリーは、どうしても対象年齢が上がりがちで、主人公も大人である事が多いけど……


 むしろ、ラノベ的ホラーやミステリーが書ければ、それって凄いのではないかと思う。


 間違って手にした中高生を、恐怖に叩き込みつつも、その恐怖を見ずにはいられない状態にするのだ。

 ふふふふ……面白い。


 私はゲーマーなので、ゲーム系の話になってしまうが、ゲームでもホラーやミステリーは根強い人気だ。

 大当たりしない代わりにジワジワと人気を博して長年愛されたりする。

『青鬼』とか、怖くて自分でのプレイは途中で諦めて、動画で解決を見たよ。

 ゲームだと脱出系が好きだ。


 モチーフを使って、それになぞらえても面白い。百鬼夜行シリーズなんかはそれに当たる。


 特に私の好きなジャンルなので、私は期待して待つぞ!!


 ……私は書かないよ。

 書けないんだ。

 あんまり頭良い方じゃないから……

 書いてみたいけどね……


 こんなものかな。


 ここまで!!!

 以上!

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