6月15日 ※ネタバレ注意
ダイエットを考える今日この頃。
此の所身体が重いと思ったら、実際に物理的に重くなっていたんだからそりゃそうだ……
筋トレ……始めますかね……
さて!
気を取直して!
幼馴染少女の心を折りつつ、彼女の心を救う方法考えますよ!
彼女は『誰も守ってくれない』という状況に苦しんでいます。
でも、物理的に彼女を救う事って、14歳に出来るのか?
無理だろ。
なら、心を救ってあげる事しかできない。
しかし、正論叩きつけるだけで彼女が救われたら、それはただの茶番だ。
さて、どうしたものか。
不満を叩きつけられた主人公は、どうするだろうか。
多分、主人公は、幼馴染少女が自分の言葉にそんなに傷ついていたなんて知らなかっただろう。
その事に驚き……泣くかなぁ……
泣いて……その事を謝罪するかもしれない。
でも、
『泣いて謝れば許されると思ってる?!』
と、幼馴染少女を更に怒らせそうだ。
でも、主人公は別に許して欲しくて、泣いて謝罪してるワケではないだろう。
『どうして……』
泣きながらそう言葉を詰まらせる主人公に、幼馴染少女は嫌悪の表情をする。
『その時に言ってくれなかったって?! いちいち傷ついたって報告しろって事?! どんだけ他人に甘える気?!』
と怒り出す幼馴染少女。
※※こっから、最後のやりとりを妄想するよ。一部茶番入るかもだけど、暖かく見守っておくれ。〇〇は幼馴染少女の名前ね。※※
「違うよ……なんで私を頼ってくれなかったの? そんなに辛い状況なら私で出来る範囲で何かしたかった……私……そんなに頼りない?」
言葉に詰まる幼馴染少女。
「こ……子供のアンタに頼って解決するワケないでしょ!」
「〇〇だって子供じゃん!」
主人公、立ち上がる。
「そうだよ! 私たちまだ子供だよ! なのになんで〇〇だけそんなに辛い思いしなくちゃならないの?! なんで辛いって言わないの?! いつも〇〇が助けてくれてたから私〇〇に甘えてた! 辛い〇〇に! 私が甘えるんじゃなくて、〇〇が私に甘えてくれるべきなのに!」
主人公続ける。
「私が〇〇を助けたい! だって私〇〇の事好きだもん! 友達だもん!」
好き、友達、という言葉にグラつく幼馴染少女。
「子供のアンタに……」
「じゃあせめて一緒に悩みたい!」
「い……一緒に悩んだところで解決しないでしょ?! 」
「じゃあ悩んでる〇〇の隣で能天気に笑ってればいいの?! やだよそんなの! 私バカだからアドバイスも凄い解決方法も思いつかないかもしれないけど、それでも〇〇の力になりたい!」
「やめてよやめて! 出来もしない事言わないで! 力になるとか言って、
他の友達たちのように……
幼馴染少女、脳裏にクラスメイトたちの顔が浮かぶ。
ともするとマウンティングしようとしてくる、他のクラメイトたち。
「辛い〇〇を見て安心するワケないじゃん!
辛い〇〇を見て笑うワケないじゃん!
それなら今こんなに苦しくない!!」
泣き怒り。
「〇〇が辛いの知らなくて私バカだし!
〇〇が大人でなんでも出来ちゃう凄い人間だとか思ってて私バカだし!!
私がバカで頼りないから〇〇が頼らなかったんだし!
私がこんなじゃなければッ……
私が……もっと強ければ……なんでも出来る凄い人間だったら……
〇〇に……こんなに辛い思いさせなくてすんだのに……」
主人公全力叫び。
「強くなるから! もっと強くなるから!! だから友達やめないで! 一緒にいてよ!」
主人公の叫びに、幼馴染少女、涙が溢れてくる。
しかし。
「もう遅いよ! アンタ、私が何したか忘れたの?! 私はスパイなの! アンタが不利になるように情報流してたの!! アンタが危険になるように仕向けてたの! バカなの?! 私はもう敵なのよ!!」
幼馴染少女、珍しく激昂。
そんな彼女とは対照的に、へたり込んで泣きわめく主人公。
「友達やめないで……」
「だからっ……もう友達じゃいられないでしょ!」
「やだー……なんで……?」
「なんでって……だって……私は……アンタを裏切ったの!」
「怒ってないからー……」
「おっ……怒りなさいよ! アンタのアンドロイド壊したのよ! 忘れたの?!」
「そうだった……」
そこで吹き飛ばされてたアンドロイドが口を挟む。
「私はお構いなく。もともと稼働率50%を切っていて……」
「余計な事言わないでポンコツ!」
「よく言われます」
そこでやっと先生も口を挟む。
「君は僕に相談もした事がなかった。だから、問題ないのかと思っていた。
でも違うんだよね。声を上げられない子もいる。
僕では力不足な事も多いし頼りないかもしれないけれど……大人としての意見やアドバイスができるかも知れないから……相談して欲しい。出来る範囲で、力になるから」
「でも! 生徒全員の力になるなんて無理でしょ?! ホントの先生でもないクセに!」
「非常勤だからこそ、出来る事もあると思うんだ。今にも潰れてしまいそうな生徒がいるなら……手を差し伸べるぐらいしたいよ」
「でもっ……」
「君はまだ子供だ。大人に甘えていいんだよ。見放す大人がいたら、それはダメな大人だ。大人も全員がいい大人じゃない。
でも僕は……君にとっていい大人でいたい」
「無理な事……言わないでよっ……!
出来もしない事言わないで!
もう……」
絶望するのは沢山だ……
「無理かどうかは、アンタが決める事じゃないんじゃないのかい?」
傍観してた婆様も口を出す。
「困ってる子供がいたら助けるのが大人の役目だよ。アンタは賢すぎて、相談したら相手が困るんじゃないかと思って相談できなかった。
……一度相談して、突き放されたのかもしれないね……
でもね、他にも人は沢山いる。それに、困るかどうかは相手次第だよ。
相談されて自分が出来なきゃ、出来るヤツに更に繋ぐってのが正しい手段だと私は思うんだけどねェ。ま、それが出来ないヤツが増えたのも事実だけれども。
アンタの周りには頼りない大人ばっかりだったかもしれないけど、アンタの友達の周りの大人は違うかもしれない。
辛かったら、叫び声を上げて泣き喚いて助けを求めな。
まだアンタは子供なんだから。そうしてもいいんだよ」
「私はもう子供じゃない!」
「何言ってんだい。義務教育も終わってない年頃で。
そうだねェ。もう『子供』って年齢でもないかもしれないねェ。
でもまだ大人でもない。
大人は自立して初めて『大人』だ。
今は、その自立をする為の準備段階なんだよ。
いつまでもダラダラ独立しようとしないヤツらもいる中で、アンタは偉いねェ」
「……やめてよ……やめてよやめて!
私を憐れまないでよ! 同情なんて欲しくない!」
「同情などではありませんよ」
半壊されて突っ伏していたヒゲゴリマッチョ、なんとか起き上がり、幼馴染少女に少しずつ近寄る。
「貴女の行動は褒められるものではありません。しかし、まだ貴女は庇護される年齢です。失敗も許される。
そして、まだ貴女は誰も傷つけていない」
「そんなことっ……私は……あの子を裏切って……アンタを壊したんだよっ……」
「マスターに、人の痛みを知る事をお教え頂き、ありがとうございます。
そうでなければ、きっとあのまま無意識に誰かを傷つけ続けたでしょう。
マスターに、人に寄り添う事をお教え頂き、ありがとうございます。
そうでなければ、きっとそのうち孤立して辛い道を歩む事になっていたでしょう。
私の事はお気になさらず。子供にイタズラされて爆破される事など、日常茶飯事ですので」
ヒゲゴリマッチョの後ろから、嗚咽混じりの主人公と、その手を引いてる少年が現れる。
少年
「俺……空気読んだりするの、凄く、苦手なんだけど……だから、辛かったら言ってくれると、助けてやれるから、嬉しい」
少年に促され、主人公が前に出る。
嗚咽漏らしていてマトモに喋れない。
「わだしっ……〇〇にっ……ひどいごどっ……しぢゃっだげどっ……どっ……どもだぢでっ……いっ……いでほじいのっ……
ごめんっなざいっ……」」
涙も鼻水もズルズルグチャグチャな主人公。
幼馴染少女、顔を歪めてそれを見る。
歯を食いしばってる。
婆様、そこでポツリ。
「今無理に許す必要はないんだよ。謝ったからって許さなきゃならない
ただ、嫌だと思うなら少し距離を置きなさい。
離れてみて、また『友達』に戻れると思ったら、また一から友達を始めればいい。
でも、それでも許す必要はないんだよ」
その言葉に、手にして武器(※持ってた事にして)を下ろす幼馴染少女。
※※茶番ここまで※※
うーん……
解決になってんのかなぁ……コレ。
キャラを掘り下げてたお陰で勝手気ままに喋ってはくれてたけど。
婆様、口調がちょっと予想と違った……
そして、幼馴染少女、なんだかツンデレみたいな喋り方になってた……
色々想定と違うけど……
うーん……どうなんだろ……
そして、クライマックスバトルの最後はどう閉めればいいんだろうか……
そこらへんは、また明日考えますかね。
今日はちょっと疲れたよ。
では。
以上!
締切まで、あと2ヶ月。
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