6月14日 ※ネタバレ注意

 どうでもいいですが。


 Gパンのケツの部分が破けました。


 確かに太った。

 この3ヶ月で6kg太った(※薬の副作用)


 でも……デニム生地という、生地の中でもかなり厚手の部類に入る物が裂けるというのは……

 こう……


 来るよね。心に……




 気を取直していくよ!



 幼馴染少女。


 敵のスパイ。

 しかも、仕方なくではなく自ら率先してスパイしてる。



 主人公の対極にいる彼女のイメージを、まず決めましょう。


 芸能人とかで誰かいないかなぁ……


 清楚で大人しそうに見える子。目立つタイプではなく、自己主張もしない控え目、に見える子。

 ステレオタイプの清楚系女の子な感じがいい。

 ま、外見だけね。


 あー。綾瀬はるかさんとかいいなぁ。

 それか、石原さとみさんみたいな。

 可愛い。

 好き。

 マジで好き。


 外見はあんな感じだなぁ。

 主人公がチビなので、幼馴染少女はスラリと背が高い。といっても平均値より少し高いぐらいかな。


 彼女は、他人から『清楚』に見える事を知っています。そして、更にそう見えるようにしています。自分の特性は活かすタイプ。

 彼女は家庭環境が酷そうだ。

 家事全般は彼女がやってる。

 だから、友人たちと遅くまで遊んだりはあんまりしない。出来ない。

 でも、あんまり家に帰りたくないだろうなぁ……


 彼女の母親は男に依存するタイプ。

 恐らく、娘の彼女にも依存してるんじゃないかな。

 共依存状態になってしまってるかも。

 母を憎みつつも母に愛されたい。

 母を嫌悪しつつもなんとかしてあげたい。

 彼女は常に心の中で葛藤している。

 まだ14歳なのに……


 父親は居ない。母離婚してる。

 母、夜の仕事かなぁ……


 彼女には、守ってくれる人がいない。

 母は彼女に甘えてくる。母は人に頼らないと生きられないタイプの人間。


 だから、独りで生きてきた。


 明るく快活な主人公の事は、もともとは好きだった。

 でも、ある日突然傷つけられた。


 辛く苦しい毎日の生活。

 その愚痴をポロっと漏らした時。

 主人公は言った。

「そんな事で悩んでるなんて馬鹿みたい! きっとなんとかなるよ! 大丈夫!」

 主人公は励ましのつもりで言ったが、これが彼女を大きく傷つけた。


 孤独に生きる彼女にとって、問題を解決するのは自分。

 待っていてもなんとかはならない。

 自分がなんとかしなければならない。

 歯を食いしばってでも。

 なのに、問題を『そんな事』と言い、なんの根拠もなく『大丈夫』と言い切った主人公。


 いかに恵まれた環境で育っているかを象徴してる言葉。


 幼馴染少女は傷ついた。

 今まで、他人の生活を羨む事はあっても僻む事はなかった。

 この瞬間、主人公への好意が全部憎しみに変わる。


 幸せに暮らす彼女を、自分の所まで引き摺り下ろして不幸にしたい。


 黒い復讐心を腹に抱えつつ、彼女は主人公の側でいつも朗らかに笑う。

 復讐できるタイミングを、虎視眈々と狙いながら。


 ちょっと男性恐怖症気味。

 少年がちょい好きかな。本人は明確な好意を抱いてる意識はないかもしれない。



 将来の夢はなく、兎に角この苦しい状況から抜け出したいと思っている。


 好きな時間は、本を読んでいる時。

 現実逃避出来る時間だから。

 ファンタジーが好き。現代物は、現実を悲観している彼女にとって、興ざめするものだから。


 家にお金はないかもなぁ……

 母親、彼氏ができると繫ぎ止める為に貢いじゃうから。

 幼馴染少女は、自分のお小遣いや、自炊の為の買い物のお釣りやちょっとした小銭を家の為にと少しずつ貯めてるかな。


 だから、彼女は洋服はあまり持ってない。

 普段着は母親と兼用してそう。

 本も、買うのではなく図書館で借りてる。



 ……健気っ……


 なのに、腹黒く壮絶な恨みを腹に抱えて生きてる。

 辛いなぁ……まだ14歳なのに。




 主人公に傷つけられたのは、中1の終わりぐらいか、中2になったばかりの頃かな。

 まだ1年経ってないと思う。


 その頃から、主人公の悪い印象を、婉曲表現にして周囲の人にそれとなく流しているかも。


 例えば。


『一緒に遊んでいる時、主人公は〇〇した。

 それってちょっとどうかと思ったんだけど、彼女は言っても聞かないところがあるから……だから私は何も出来なかったんだよね』


 みたいな。


 主人公をよく知らない人達からしたら、幼馴染少女から与えられた印象が全てだから、主人公に対して悪い印象を溜め込んでいく。


 こうやって、幼馴染少女は、外堀を少しずつ埋めてって、主人公が気づいた時には手遅れでどうしようもない状況になるようにしていっている。



 彼女は、人に警戒されない外見をしていて、かつ説得力のある喋りが出来る為、周囲の人はなんの根拠もなく彼女の言う事を信じてしまうのでしょう。


 ある意味凄い才能です。

 営業とかやらせたら、凄く稼げるようになりそうだなぁ。




 スパイ活動はこっそりと。

 持ってるスマホのGPSをONにして、主人公たちが立てる計画を敵に流す。

 基本、主人公たちが何か計画を立てる時には協力します。

 変な意見を言ったり妨害工作はしません。

 自分が疑われてはスパイの意味ないから。




 クライマックスバトルでは、少年と組む事になるね。


 敵は、スパイだから幼馴染少女が協力すると思ってるけど、この時点で彼女は敵側には協力しません。

 敵が、自分を捨て駒にしようとしている事を知っているし、『主人公に絶望を与える』という目的は、敵グループが負けても自分の身がフリーなら出来ると思っているから。

 むしろ、敵グループを身代わりにして自分が主人公から絶対の信頼を得てから、

 凄いタイミングで彼女を裏切ろうと考えているかも。


 だから、この時点では敵グループに捕まってもらう必要があると思い、全力で敵と戦いますよ、きっと。


 少年と協力する事により、少年の信頼をよりゲットしようと目論んでいるしね。

 彼女は自分の魅力を知っています。

 なので、彼に全力でその部分をアピールするかもなぁ。

 少年がそれに気づくかどうかは微妙だけど……




 日々辛い思いをしてる彼女には、劇中ほのぼのとした瞬間を体験してほしいなぁ。

 少しでも、擬似でもいいから。

 救いのある瞬間を楽しんでほしい。


 ……書くのは私ですが。



 彼女は敵なので、撃破方法についても、少し考えたおきます。


 彼女の場合も、勝利条件は心を折る事でしょうね。


 で、対峙する相手はもちろん主人公。


 自分が裏切り者である事、

 そして、主人公の事が如何に嫌いで、どんなところに反吐が出るほど嫌悪したのかをぶつけるでしょうね。


 主人公がグチャグチャになって地面に伏すのが見たい。

 立ち直れない状態になって欲しい。



 彼女はきっと、無垢イノセントなものが憎くて、そして羨ましいのではないかと。


 彼女自身は自分が強くあらねばならない、すると無垢イノセントではいられない。

 彼女は、場合によっては笑顔で嘘をつく。

 そうせざるを得ないから。


 なのに、主人公は無垢イノセントであり続けている。周りに守られて。


 羨ましく、そして憎い。


 だから、主人公もグチャグチャに傷ついて欲しい。汚れて欲しい。



 同じ立場に立って欲しい。



 同等でいたいのかもしれませんね、幼馴染少女。

 つまり、彼女は自分自身の価値は地に堕ちていて、主人公は高い位置で守られていると思ってる。


 そんな事ないのにねぇ。

 それを、誰かが彼女には教えてあげて欲しいねぇ。


 ま、主人公にやってもらうんですが。



 さて。

 どうしたもんか。


 ここがクライマックスですよ。

 しっかり練りこまないとね。


 じゃないとクライマックスがただの茶番になる可能性あるし……




 今日はここでタイムオーバー。

 また明日!!




 締切まで、あと2ヶ月半。

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