6月5日 ※ネタバレ注意

 前より仕事の絶対的分量が減ったのに、

 なんで楽にならないのッ?!


 それはね、

 本当には4〜5月にやらなきゃいけなかったのに、なんとかユーザーさんにお願いして先延ばしにしてた、相談事や細かい要望・バグ修正が、

 今まさに怒涛のように押し寄せてきてるからだよ☆



 この給料じゃ、もうやる気維持できない……

 給料上げて社長……


 今日面接に来る子(28歳)と同じ給料だったら、泣いて飛び出していくからな社長……


 でも、多分このぐらいの給料じゃないとダメだよ社長……

 多分、この金額がボーダーだヨ……




 いかん!!!

 これは『サイバーセキュリティ小説コンテストについて四苦八苦する姿を見せる為のエッセイ』だ!

『IT業界の愚痴を垂れ流すエッセイ』ではない!!



 危ない危ない……




 さて。

 昨日の続きを。


 主人公&アンドロイドが、未来人美少女とどう戦うのかを考えてるトコでした。


 寝る時にね、ちょっと色んなパターンを考えてみたんですよ。



 原案、Rさん(https://kakuyomu.jp/users/Redwaire )の、ヒゲゴリマッチョ アンドロイドの中に、美少女アンドロイドを搭載してる、という応援メッセージ。


 それをヒントに、アンドロイドの中に主人公を隠して、いざって時に飛び出して美少女にトドメを刺す。


 ただ、アンドロイドの『中』には、流石に入れないと思うのですよ。中身詰まってるからね。

 なら、洋服の中に隠す、という事を考えてみた。


 ナウシカがテトを乳の間に隠したように。


 しかし……と考察する。


 戦ってる間、アンドロイドの胸の服部分に入ってて危険じゃないのか?


 入るなら背中で、しがみついてる方がいいのでは?


 いや、背中は、いざ攻撃される! といった時に防御出来ない。


 なら、危ないけど常に腕で庇える前面の方がいいのでは?


 ……いや待てまてマテ。


 そもそも、いくら小柄とはいえ、150cmぐらいある女の子が1人、服の中に隠れられるのか?

 幼児ならいざ知らず……


 うん、無理かなぁ……


 光学迷彩とかねぇのかな……


 いや『隠れる』っていう発想から、一旦離れてみようか自分……


 何か武器を……


 ポテトガンとか?


 うーん……しっくりこない……


 妄想モウソウ……




 威力増強グローブとブーツを装備した美少女。


 華奢な身体を無理矢理鍛えたのであろう、骨格には似合わない筋肉が張り付いている。

 そして、その目には、アンドロイドに対しての壮絶な憎しみがギラギラと燃えていた。


 主人公のアンドロイドに、

 自分の家族を殺したアンドロイドを重ねていた。


 アイツがした事は一生忘れない。

 アンドロイドさえいなければ、自分の家族は死ななかった。

 アンドロイドを信じてさえいなければ、家族は殺される事はなかったし、自分もこんなに今苦しい思いをせずに済んだ。


 そう、アンドロイドさえ、信じていなければ。


 裏切られる事もなかったのに。



 未来人美少女は、

 ヒゲゴリマッチョに懐いて1mmも疑っていない主人公の姿が、

 子守アンドロイドに懐いていた昔の自分と重なる。

 その姿を見ると、裏切られたと知った時の辛さを思い出して苦しくなる。


 見たくない見たくない見たくない。

 見たくない。

 みたくない。

 ミタクナイ。


 だから壊す。


 目につく全てのアンドロイドを。


 筋力増強グローブで、ヒゲゴリマッチョアンドロイドをブン殴る。

 アンドロイドの、ガードした腕がひしゃげた。

 続けざまに、筋力増強ブーツでアンドロイドの空いた脇腹に回し蹴りを叩き込む。


 デカイはずのアンドロイドの身体が、まるで紙細工のようにくの字に曲がって吹き飛んだ。


 アンドロイドを心配して叫ぶ主人公。

 その姿が、美少女を更に苛つかせる。

 泣き叫んで子守アンドロイドを呼ぶ、昔の自分に見えた。


 主人公は、近くに転がっていた金属の棒で美少女に殴りかかる。

 しかし、人を武器で殴った事もない主人公のソレは力も入っておらず、美少女は簡単に棒をはたき落した。

 その勢いのまま主人公を床に倒して胸を踏みつける。


「アンタが子守アンドロイドなんか開発しなきゃ、私の家族は死なずに済んだ」


 主人公の肋骨を踏み砕こうと力を入れる。

 その瞬間、重たい何かが美少女に激突して横に吹き飛ばされた。


 美少女、素早く起き上がってぶつけられた物を見る。それはアンドロイドの外された左腕(もともと壊されてて外れ易くなってたもの)


 床に膝をつきながらも、自分の腕を投げつけてきたアンドロイド。

 その姿を見て、自分の子守アンドロイドの最期の姿が脳裏に浮かぶ。



 半分身体が抉られたような状態の子守アンドロイド。

 片腕は既になく、残った腕も人工皮膚が剥かれて露わになった骨組みだけ。

 顔の人工皮膚も半分剥がれて、人工筋肉が露わになっている。


 クローゼットの隙間から見える、人とは思えないその姿。


 こちらに気づいて、骨組みだけの手を伸ばしてくる。


 その手は、血なのか人工体液なのか分からない赤い液体で、テカテカ光っていた。



 一瞬脳裏によぎった過去に気を取られているうちに、主人公が膝をつくヒゲゴリマッチョに駆け寄る。

 彼に肩を貸してなんとか立たせようとするが、アンドロイドの身体は重く、持ち上がらない。

 なんとか足掻く主人公。


「なんでアンドロイドなんか助けるんだ! やめろ!!」


 美少女、悲鳴のような叫びを上げる。

 その声に、主人公強い眼差しで美少女を睨み返す。

「助けるのは当たり前じゃない! 何言ってんの?!」

 主人公、そう叫び返す。


 美少女、脳裏にフラッシュバック。


 伸ばされた機械の手。

 赤い液体で染まったその手。


 幼い美少女、その手を、


 跳ね除ける。


「やめろ!!」


 美少女、また筋力増強グローブで、今度は主人公に殴りかかる。


 ヒゲゴリマッチョ、残った片腕で主人公を庇い、代わりに吹き飛ばされる。

 首をあり得ない方向に曲げられ、床に転がるアンドロイド。なんとか上半身を起き上がらせて、首の位置を元に戻そうとする。

「大丈夫でしたかマスター」

 声にノイズが混じりつつも、主人公を心配するヒゲゴリマッチョ。

「自分の心配しなさいよ! 大丈夫じゃないのはアンタでしょうがっ!!」

 すぐにまた、ヒゲゴリマッチョに駆け寄る主人公。

「私はアンドロイドなので、痛みは感じません。大丈夫です。マスターが無事ならそれでいい」

 座りの悪い首をなんとか元の位置に戻そうとしてるアンドロイド。それを、主人公が代わりに首の位置を戻してあげようとする。


「なんでっ……」


 使いすぎた為筋力の限界でブルブル震える腕を庇いつつ、言葉を詰まらせる美少女。


「なんでそんなになってまで心配なんかすんのよ!」


 アンドロイド、主人公、どっちへの叫びだか分からず、2人は美少女を見る。


「簡単に人に乗っ取られる、たかが機械の分際でっ!!」


 再び殴りかかってくる美少女。

 主人公の顔に向かって。


 しかしその拳は、ヒゲゴリマッチョの残された片手に受けられてしまう。

 ヒゲゴリマッチョ、掴んだ拳をそのまま握りしめ、真っ直ぐに言う。


「私たち子守ナニーアンドロイドは庇護対象情報、及び庇護行動機能へのハッキングは受け付けません。外部や他の記憶媒体とは完全独立した上で、読み取り専用媒体にハードコードされている為です。俗に『刷り込み』と言われ、起動絶対条件の一つでもあります。

 よって、子守ナニーアンドロイドは絶対に裏切りません。

 例え起動を維持するのが困難な状況になっても、貴女を忘れませんし傷つける事は絶対に有り得ません」


 そう言われた瞬間、美少女は再度フラッシュバック。


 半壊したアンドロイドが、自分に手を伸ばしたそのシーンが脳裏に鮮明に浮かぶ。


 音声装置が故障したのか、声は聞こえない。

 辛うじて唇の形は残っており、その口が何かを伝えんと動く。

 はっきりと、読み取れるように。



 か・な・ら・ず


 ま・も・る・か・ら



「嘘だァ!!」


 脳裏に浮かんだシーンを振り払うかのように、美少女はヒゲゴリマッチョに蹴りを叩きつけようとする。

 しかし、蹴りの体勢に入ったところで掴まれた拳を引き寄せられ、そのままヒゲゴリマッチョ の懐の中へ。

 ヒゲゴリマッチョ 、その瞬間に美少女を抱きしめる。


子守ナニーアンドロイドは、社会的に問題なく長期的に見て対象にとって有益になる為の嘘しかつきません」


 抱き潰そうとするのかと身を固くする美少女。

 しかし、アンドロイドは優しく抱擁するだけ。

 擬似心音が聞こえた。


 美少女、フラッシュバック。



 幼い頃、子守ナニーアンドロイドに優しく抱っこされた日々。


「貴女の幸せな日々が続く事を、私は祈っております」


 子守ナニーアンドロイドの優しい声が聞こえた気がした。



「今ですマスター」


 そう言われた瞬間、背中に隠していたスタンガン(少年お手製)を取り出す主人公。

 アンドロイドに抱かれた美少女に思いっきり無調整の高電圧をお見舞いする。


 美少女絶叫。


 そのまま、アンドロイドと美少女は床に崩れ落ちた。




 妄想終了。


 美少女の心を折るかと思いきや、スタンガン攻撃。

 エグいね、主人公。




 ただね。

 妄想してる間、美少女に恋する未来人男性や、出そうかどうしようか悩んでた敵グループアンドロイドを出してはどうかと、チラチラ考えました。


 ただ、美少女に助けが入ると、主人公たち勝てない気がする。


 ヒゲゴリマッチョアンドロイド VS 敵グループアンドロイド、とかも捨てがたいんだけどね……


 ヒゲゴリマッチョと、敵グループのアンドロイドの扱いの比較……出したいんだよね……


 奴隷のように……いや、むしろ物として酷く扱われる敵グループアンドロイド。

 しかし、アンドロイドはマスターの命令は絶対。

 ボロボロになりながらも、主人公たちに立ち向かう。

 とかさ、やってみたかったなぁ、と。


 未来人男性の切ない恋心、

 もしくは、

 敵アンドロイドが芽生えさせた恋心、

 みたいな?!



 どっかで挟めないかなぁ……



 挟めるところがないかどうか、ちょいと考えておきます。


 今日はここまで。


 以上!!



 締切まで、あと約2ヶ月半。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る