4月17日② ※ネタバレ注意
敵との闘いが、どんな状態になったら『勝ち』なのか。
そこを考察していくよ!
普通だと『敵を倒す』ですな。
でも。
ゲームと違って、倒したとしても敵は消えてくれません。
『勝った後の状況』も必要になります。
例えば殺してしまったら、その死体の始末とかね。
放っておいたら、主人公普通に捕まります。
コンクリ詰めにして東京湾ですかね。
いつか見つかって大変な事態になりますよ。
主人公は、死ぬまで死体が見つかりませんようにと戦々恐々として過ごすことになりかねない。
どんな拷問……
もし殺さずだったとしても、相手が改心するとは限りません。
回復したのちまた襲ってきたら意味がありません。
でも、殺すのはちょっと……
殺さず、後始末が楽な方法……
(ここだけ読んだら、どんな完全犯罪マニュアルだよって感じだ)
一番簡単なのは『今いる世界から追い出してしまう』事。
なので……。
そうだな。
『すんごい過去に追いやってしまう』か
『すんごい未来に追いやってしまう』か、ですかね。
そうそう。
私はバックトゥーザ・フューチャー好きなんですけど、ちょっと違和感がありましてね。
ドラゴンボールの青年トランクスの話もそうですね。
未来に帰る描写なんですが。
(※ここからは、私の独断と偏見の考え方です。
質量保存の法則とかもガン無視してます)
なんで過去が変わったのに、そこから先の未来へ帰ったら自分だけが変わらず他の状況だけが変わった未来なんだろうって。
トランクスに至っては、変えたはずの過去は過去で、未来に戻ったらそこは『もともとの未来』でしたね。
過去が変われば未来も当然変わります。
すると、変わった過去の延長線上にある未来は自分が過去に戻ることにした未来とは違うワケです。
その違う未来には、過去に行って歴史を変えた自分とは違う自分がいるワケです。
もしかしたら、変わった過去の延長線上にある未来の自分は、過去に行かない自分かもしれない。
とすると、自分が重複するのに……しないんですよね。
文章だと表現しにくいなぁ……
例えば。
普通はこう。
2018/4/17 ───2078/4/18
2078/4/18から2018/4/18/に未来人が来ると……
2018/4/17┬4/18 ───2078/4/18
└4/18'───2078/4/18'
未来人が来た4/18と、来なかった4/18'に世界が分岐します。
(※重ねて言うけど、コレは私の独断と偏見ですよ)
なので、4/18'から2078年に戻ろうとしても、それは4/18'の延長の2078年'であり、もともとの2078年とは違うものになる。
といった感じ。
伝わった?
本題に戻ると。
例えばすんごい未来に追いやってしまう。
この未来は、もともと未来人が来た未来とは違います。
なので、タイムトラベル出来ない世界かもしれないけど、出来る世界かもしれない。
未来に追いやってしまうと、また来る可能性がある。
ダメじゃん。
なら……
すんごい過去に追いやってしまう。
するとどうなるか。
さっきの理論だと
(※重ねて言うけどこれは独断と偏見の身勝手理論だよ)
2018/4/17に未来人を1878/4/18に追いやる。
すると、
未来人が過去へと到着した時点から、延長線上の未来が分岐します。
1878/4/17┬4/18 ─────2018/4/17
└4/18'─────2018/4/17'
未来人は、もう主人公たちがいる時間軸には戻って来れなくなる。
何故なら、主人公たちが居るのは『未来人が1878年に到着しなかった過去の延長線上』だから。
伝わった?
伝わったかな?
良い感じじゃない?
ちなみに、タイムパラドックスとか質量保存の法則とか、いろいろしっかりとした理論はガン無視してます。
あくまで私のナンチャッテ理論です。
難しい事は考えない!!
これで誤魔化すよ!!!
という事で、敵に『勝った』状態とは、
敵をすんごい過去に追いやるって事で!!
……問題はさ、この理論をどうやって小説上で説明するかだよね……ははっ……
まぁ、それは作中なんとかして説明するとして。
バトルの最終シーンを考えましょう。
やっぱり、最後の最後にトドメ(?)さすのは主人公がいいかなぁ。
ありがちなのが、
味方だと思っていた敵が、最後の最後に未来人を裏切って、身を呈して守ってくれる、とかだよね。
タイムスリップもののラストシーンで印象に残ってるのは『
1986年のアニメ映画。
子供の頃にテレビでやってたのを見たんだけど、凄く印象的だったなぁ。
結構好き。
ツッコミどころ満載らしいけど、大人になってから見たことないので……どうなんだろうね。
……あれは、別に最後の最後に裏切るとかはないんだけど、未来人(この話の場合は味方の子)の最後の行動が、なんていうか……いいんだよね。私的に。
そんな、読んだ人の心に、何が残るようなドラマを一つ差し込みたいねぇ。
ちょっとシーンを思い浮かべてみよう。
相手を無理矢理過去に送り込むシーン……
敵との闘いの最後の最後。
クライマックスシーンだ。
それまで、負けそうになってるかもしれない。
で、最後のどんでん返しかな。
どんなどんでん返しかなぁ。
主人公が活躍するか……
他の誰かか……
いやいや。
やっぱり主人公じゃないかな。
今まで守られるだけだった少女が『自分で困難に立ち向かう』のがいい。
歯を食いしばって立ち向かって、なんとか勝つ。
それがいい気がする。
でも……どうかなぁ(優柔不断)
裏切り者がいるっていう設定は……いるかな……いらないかな……
裏切り者……
裏切り者……
味方……
例えば。
私の好きな『からくりサーカス』という話。
作中、最初敵として出てきた人間が、そのうち仲間になるという少年漫画の王道パターンだが。
敵だった人が仲間になった後。
※ネタバレになるから読む時気をつけてね。
最終決戦の時。
戦って勝つんだけど……死ぬんだよね。
相手を瀕死になりながらも撃退し、そして息絶える。
作者の藤田さんはキャラの魅せ方が本当に凄くて、憎々しい敵だったのに、いつの間にかかけがえのない仲間になってて、死んだ時には号泣ですよ。
あと。
同じ作者さんの『うしおととら』
※こっからネタバレするよ。
最初っから仲間だった人が最終的に裏切るのよね。
その頃にはそのキャラが好きになってるから、なんで戦わなきゃいけないのかと、読みながら『仲直りして』と祈るんだけど……結局戦って死ぬんだよね。
※ネタバレここまで。
そういう、存分に思い入れたキャラを『華々しく散らす』っていうのも、好きなんだよね。
そういうのも……入れる?
うーん……
キャラを先に考えて戦いのエンドを決めるか。
戦いのエンドを決めてから、キャラを作るのか。
ウオォォォォォ……難しい……
ちょっと考えさせてくださいな……
今日はここまで!!
以上!
締切まで、あと約4ヶ月半。
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