14話 MR松前鉄道のやべーやつ


MT…六茸線

MR…六茸線快速

KB…樺檜線

RO…路面電車


   RO,MT,MR

   │ │ │

KB──切 黒 林──KB

   │ │ │

   RO,MT,MR


高度


MR

MT

(結構大きな差)

RO

KB


「もともとこの駅は、と言う前にまずは樺檜線と六茸線ができた理由から話そうか。樺檜線、六茸線、そして樫沼線は『第2路線作成期』にできた路線で、あっ、ちなみに『第1路線作成期』にできた路線が初期リスポーン線、不動線、一本樫線ね。」

「出た、オタク特有の接続詞『ちなみに』。」

「で、話戻すけど、その『第2路線作成期』の時にできた区間っていうのが樺檜線は樺檜川かばひがわ〜唐檜森間、まだその時は新唐檜駅はまだできてなかったんだけど、それや同時期になぜ駅ができたかっていう理由などはまた別のお話に…」

「この話結構長くなる?」

「ごめん、長くなる。で、話戻すけど、六茸線は東茸沼ひがしたけぬま〜六木半島間しかなかったんだよね。もちろん快速線もないし。そこで、もっと路線網を広げたいと思った僕はこちら側、黒花利市まで手を伸ばしたんだよね。その際に延伸したのが樺檜線と六茸線。この時も樺檜線には樺樫池駅はなくて、それと同時期にできた駅などの理由もまた別のお話…で、樺檜線と六茸線の乗換駅に設定されて、初めて延伸後の駅設置が決まったのがここ、切黒林。そして六茸線完成後、快速線の建設が決まって、ここも六木半島もあんな変な感じになった。そのあと海や川の上を通りトンネルもある路面電車が作られたのはまた別のお話。」

「『別のお話』多いね…」

「…終わり?」

「一応駅の歴史は終わったけどそれによって複雑化した駅の形を紹介しようか。」

「はあ。」

「見ての通り樺檜線のホームから六茸線のホームは遠いでしょ?だからあまり乗り換えには向かなかった。そこにさらに六茸線快速。元々は乗り換え専用通路がなくて結構下の改札口へ出る通路に一回降りないと快速線に乗り換えられなかったのね。こんなにホームが直線距離で見ると近いのに。で、それを解決するために乗り換え専用通路を作ったらここら辺がぐっちゃになっちゃったのね。ホームから見ればわかるけど。」

「んで?話は終わり?」

「うん。終わったよ。次は久寿川君の目的地、海浜刀半島に行こうか。みんな、ついてきて!」

「お!やっとだね!」


 次の目的地…海浜刀半島

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