第3話

 クライン助けられて馬車に乗りかれこれ2時間なんとか町に行くことができた。僕は出来るだけ早く異世界に召喚された人と会いたいと思っている。周りを見渡すとケータイを持っている人がいる。この世界でも使えるんだな。

「クラインさんはケータイ持っていますか」

「ああ、持っているよ」

「ケータイの番号を教えて持ってもいいですか」

「もちろんだよ」

この機会に僕みたいな人がいたら教えてもらうようにしておこう。この世界はとても広いような気がする。

「クラインさん僕みたいな人がいたらこれから教えてください」

「もちろんこれからもよろしく」

「はい」

これで情報が手に入りやすくなった。

町について歩いて5分町の中央にある店に入った。ここがクラインさんに店か。

「ここが私の店です」

「すごいですね」

「ではそろそろレオの持っている。珍しいハンカチを買わせていただきたいのですが」

「はい、わかりました」

これでお金も手に入ることだしとてもよかった何もなかった今、お金は今後とも必要になるし、レオはクラインさんにハンカチを渡した。

「銀貨20枚でどうですか」

日本円にしてだいたい20万ってところだと僕は思うが、こっちの世界ではわからないが、銀貨20枚なら全然いい感じです。全く予想がつかない。

「はい、お願いします」

クラインさんから銀貨20枚をもらった。これから異世界だから戦うことも必要になってくる。武器も買う必要もあるし、食料だって必要になってくる。ほかにも異世界に召喚された人にも会いに行きたいし、これから長い旅になりそうだ。

「これから、どうするんだ。レオ」

「まあ、泊まるところや武器、食料を買いに行こうと思っているだけど」

「ならいい宿を教えてあげるよ。武器屋なども教えてあげる」

クラインと一緒に町を回ることになった。ここがクラインさんがおすすめしてくれる。宿のようだ。

「ここがオススメの宿ですか」

「ああそうだとも、いい宿だと思うよ、泊まるなら荷物を置いて来てくれ」

「はい」

中に入ってみると、綺麗に並べられた机、立派な時計とてもいいとこだ。とりあえず一泊してみよう。

「すみません、一泊お願いできますか」

「はい、銀貨1枚でできます」

流石にいい値段もする。とりあえずほかにあてもないし、泊まっておこう。

部屋も立派だ。大きなベットに部屋も広い。クラインさんのところへ行こう。

「クラインさん終わりました」

「次は、ほかのとこに行きたいところだが、日も落ちそうだし明日また、見に行こう」

たしかにそうだ。ここはクラインさんの言う通り明日にしよう。

「はい、わかりました。今日はありがとう」

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