第80話文法は大事かな……

 古典と英語をちょこちょこやってから、プロットをつくっていたりする。

 すると、前より文法に厳密になってる自分に気づく。


 薩摩守喜んで、(改行)馬に乗りて甲の紐を締める。

 西へ向けて歩かせ給う。


 とか、ノートに書いてると癖がうつるんです。

※(正しくは「薩摩守喜んで『今は西海の波の底に沈まば沈め、山野にかばねをさらさばさらせ。浮世に思い置くこと候わず。さらばいとま申して』とて、馬にうち乗り甲の緒を締め、西をさいてぞ歩ませ給う」でした。頭の中で意訳してしまっています。失礼いたしました。)


 ついつい、電話でも(意見を求められたかなんかして)「一口には申さず」とか言ってしまう。


 なんて影響されやすいんだ、わたくし。


 今日はDiscuss[議論する・議論しなさい]の単語を練習。他動詞だ。

「Discuss!」

「What?」

 となってしまう他動詞だ。

 これもtell型の動詞で、一見自動詞に見えるが、単独で言うと、必ず「What about?」と脳裏によぎる、これが他動詞。


「日本のソーラーシステムについて」「議論しなさい」とする。

 → Discuss a Japanese solar heating system.


「バロットは生命維持法令について彼と議論した」とする。

 → バロット discussed with him about life maintenance decree.

 discuss はwith[相手]とabout[内容]の順で組み立てる。

 decreeは[命令]の意味。


 本当は翻訳機を使うとまずDiscussは出てこない。Arague[議論する]の単語で出てくる。どうしてなのかな? ビジネス用語なのかな。Discussは一般的でないか、公の場では使わないのかもしれない。

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