第38話ぼやき

 あーあー、今日も書けなかった。『魔王が勇者!』、終らなーい。

 :院長先生だしたらどう?

 え? なんの院長なのその人。

 :特別老後養院。

 そんな知り合いおらんわ。

 :ぞんざい。

 今日は暑かったからー。

 :クーラー効いた部屋でぐずぐずと寝転んでいたくせに。

 ……そうだけど。書けないんだもん! なんか文句ある?

 :あーるーしー。

 言ってみなさいよ。聞いてあげるから。

 :う、これは! もう一人のあたし!!

 はいー!?

 :実は媚びてるんじゃないかとか。

 なんの話?

 :媚びてみろよ。

 なんでー?

 :働くおいさんに。

 つまんない。

 :ほらみろ。

 :欲張りだから。

 :ぐずぐず老いていくがいい。

 🙀やだー。また小説書く日々にもどりたーい!

 :レオタードはどこいった?

 ふむ。レオタードがポイント、と。( ..)φメモメモ

 :心のメモに書けよ。

 :いくらなんでもコスプレはあんまり……。

 わたくしはコスプレ趣味はありません。あしからず。

 :つまんない、それって。

 じゃあ、コスプレしろっていうの?

 :それだけでいいのか?

 どういう意味?

 :自分で考えろ。

 身だしなみとコスプレは違うのに~~

 :のに~~のに~~のに~~(エコー)

 ふざけない!

 :それでいい。

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