第39話ピンチに継ぐピンチとは!?
いま微妙にテンパっている。
『魔王が勇者!』にどうけじめをつけたらいいのか、迷ってる。
いや、迷うというより、風呂敷を広げすぎた感がする。
うーんうーん、どうしよう。助けて、女神様。
:うん。じゃあ広げた端からさっぴいて。
はい。
:運命的なさだめだから、そこは引っ張って。
はい。
…
あと約四万文字なんですよね。そこでびしっと終われるかという……。
:終わらなくたっていいから、端から折ってって。
風呂敷の話は慣用句で。
:そっか。端を折る。はしょる、という意味だったんだけど。
はしょっちゃうのか。中盤ぐずぐずしたかなって思ってて。クライマックス盛り上げるんが、正直自信がない。
:自信過剰よりマシ。
いやー。自信がほしい。なにがあってもガンガンやれる強さがほしい。
:正直、言っていい?
はい。
:もう疲れすぎてる。あなたがそんな状態では、ろくなもん書けない。
更新はしたから、今日は癒されたい。昨日7SEEDSの最終巻まで買ったから、一気読みしたい。
:無責任な女だな。
筋トレ再開しようかな。
:でもそれじゃ、疲れるし。
精神的に強くなれるよ?
:うっそー。
軽い体操でもいい。
:うそー。
あんたら、わたくしをなんだと思ってるんですか? 筋肉の超回復すごいんです。
:そっかー。じゃあ合わないよ。
運動してスキッとしたら、また来ます――。
:もう来るな。
また来ます――。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます