悪魔の勇者?
@Poiuyt
第1話僕の人生どうなるの?
僕=加藤翼は困惑していた。
目の前には軍服姿の白き悪魔がいる。
白き悪魔はゆっくりと口を開いた
「願いはなんだ。」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
今日も僕は昼休みに体育館裏に呼び出されていた。
「ギャハハハハ」
笑い声が聞こえてきた。僕は体を硬直させる。声が近づくにつれて汗が滴り落ちる。いつものことだ。俯いていると
「よう。金の準備はできたか?」
上から声がかかった。またか、と思いながら
「も、もう金はありません。」
と、言うと、拳が降ってきて僕は後ろに飛ばされた。
「おいっ、なめてンのか、おらっ。」
もう一人のやつが蹴ってきた。
僕はこのあと散々殴られ、蹴られて、家に逃げ帰った。家は父と母がいないため80歳ごえのバーチャンと二人暮らしだ。
「ただいまー」
「お帰り。つばちゃん。」
つばちゃんとはバーチャが僕を呼ぶときに使う僕の名前だ。
僕は自分の部屋に入ってベッドに寝転がった。僕はいじめられている。弱そうだから仕方ないとは思うが殴られたり蹴られたりするのは痛くて嫌だ。
「イテテテテ」
キズを見ていると突然床が光出した。すると部屋のすみに置いてあったクルミ割り人形が独りでに話始めた。
「やあ。加藤翼君だね。僕は神様だ。」
いきなりこんなことを言うもんだから文句の一つでも言おうとしたが、声が出ない、それどころか体も動かなくなっていた。
「君のクラスの皆には異世界へ出向いてもらった。君にも異世界へ行ってもらう。ちなみに拒否権はない。」
と、チョー中2くさいことを言い出したが声も出ないし体も動かないんだから信じるしかない。
「じゃあ、がんばってね!」
この言葉を最後に床が目がくらむほどの強さでいきなり光った。
悪魔の勇者? @Poiuyt
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。悪魔の勇者?の最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます