何を(What)使って、どのように(How)書くか


 他の方々の「書き方」を読んで、わかったこと。

 気づいてはいたけれど、やはりと言うか――私はちょっと変わってる、と改めて認識しました。(^^;)

 「書く」ことそのものが楽しくて、それを読んでくれる方がいるのもうれしい。考えている時間も楽しいし、たとえ少なくても誰かの心に響いてくれるのもうれしい。

 とても素敵な趣味を見つけた気分なんです。

 使うのは時間と頭だけで、お金もかからないし(笑)。


 「なろう」と思っていないので、カクヨムオンリー。こうして『カクヨムの書き方』なんて綴るのはおこがましい気もしますが、みなさんに倣って具体的なことを記してみます。



 まず、何を使って書くか?

 原稿用紙に書く方もいて「さすがだなぁ」と感心した私は、カクヨムのエディターに直接書いています。そもそも、他の媒体を使って書き、ここへ移すという考えが全くありませんでした。(^^;)

 このエディターは使いやすいし、長編を書く時には、前の話を別タブで開いて確認しながら書いたりしています。今も、本編の第一話「カクヨムの書き方」を確認中。

 あっ、前提としてスマホは使わず、PCでの作業のみです。

 仕事ではExcelを使わない日がないほど、報告書や資料作りに活用しているので、横書きに違和感がないということもエディターをすんなり受け入れている理由かもしれません。


 書き上げた文書もExcelにペーストして保管しています。

 余談ですが、自作について十二項目による評価基準を設けて、Excelでデータ管理してランキングをつけています。週一程度でデータ更新をしていますが、書き手の思い入れと読み手の評価が一致しない場合もあり、「こういう点が評価されるのか」と客観的な見方を得るのに役立てています。

 こんなことして楽しんでいるのも、やっぱり変わってる(笑)。



 そして、どのように書くか。

 本編の第一話でも触れたように、メモは作らずに頭の中でプロット作りを行います。この企画に参加されている陽月さんも触れている通り、頭の中で行う作業の大きなメリットは時間効率が良いことです。

 いつでも、どこでも、スッと立ち上げて作業が可能。忘れてしまう程度のことなんて元々大したことなかった、と思っています。


 ただし、根が大雑把なせいか、細かいところまでは決めません。起承転結で言うと起と結だけ。話の掴みとオチだけ考えておき、あとは書きながら思いつくままに進めます。長編の場合も全体の起・結、エピソードごとの起・結を押さえておきます。

 結を決めておくことで話がブレにくいのは既に触れましたが、デメリットとしては書き始めてからアップするまで時間がかかること。すんなり進む場合もあるけれど、一時間以上も画面とにらめっこして書いては消し、書いては消し……を繰り返すことも。

 そんな風に考える時間も好きなんですけどね。


 具体的な書き方としては、段落頭の一字空けは最初に書く段階から行っていて、カクヨム記法の一括下げは使いません。

 ルビや傍点は書きながら挿入することが多いけれど、推敲時に見直して付け加えたり取り除いたりしています。

 そして、問題の行空けは――次回に。


 

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