連想ゲーム
『なくてはならないもの』
https://kakuyomu.jp/works/1177354054884945826
始まりは「ラムネ」でした。
カクヨムでフォローしている軒下瑞燕さんの作品中にラムネの描写があり、
「ラムネと言えば、やっぱりビー玉は外せないよなぁ」と思ったのが、この物語を書くきっかけとなりました。
他にも、切っても切れない関係、なくてはならないもの、って何があるだろう?
そう考えたときに最初に浮かんだのが、第一話の最後の行です。
この一文が出来たので、まず詩のようにまとめることにしました。
なくてはならないものを色々と連想し、字面や文の構成、内容・字数を考えながら並び替えを行い、動きのある絵として見えることを意識しています。
ここでいう絵は、映像が思い浮かぶということではなく、文字列による造形を指しています。ドット絵のようにはいきませんが、文字列により波形が小さくなってから徐々に大きくなり、最後に波紋を残す、そんなイメージを持っています。
この詩の部分は自分なりに気に入っていたのですが、もう一捻り欲しくなり、第二話を書きました。
ちょうど水円さんの自主企画を目にしていたこともあり、自らこの詩に触発されてある種の純愛を描いてみようと。
誰でも、言葉に対して何か連想するものがあるかと思います。でも、それは先入観に大きく影響されているかもしれません。その人の生き方や生活環境にも左右されるでしょう。文字で伝えるのは不確かな面がある一方で、だからこそ楽しめる、面白い一面もあると思っています。
ネタバレになってしまうので抽象的な表現になりましたが、この作品は映像化は困難――というか、映像化してしまったら面白くもなんともない話になってしまいます。ハードルを上げてしまった感はありますが(^^;)、気になる方は本編で確かめてみて頂ければ幸いです。
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