ノンフィクションと創作の間には
『スカイツリーが見える空に』
https://kakuyomu.jp/works/1177354054884814506
注:タイトルのような高尚な話ではありません。<(_ _)>
作者である私へのインタビューという形で、この物語への思いや背景を
綴っています。
【 ワイド〇ショー 】
――巷で話題となっている『ノンフィクション疑惑』について、渦中の流々氏が独占インタビューに応じてくれました。それでは、VTRをご覧ください。――
――流々さん、取り沙汰されている『ノンフィクション疑惑』について、お答えください。
「………私は創作として書いています」
――登場する少女たちにはモデルがいるのではないか、とのことですが?
「………はい。います」
――モデルとなった少女は、どれくらいの割合ですか?
「登場する少女たち、すべてにモデルがいます」
――物語には少女との会話もたびたび出てきますが、あれは創作ですか?
「いえ。シチュエーションが異なる場合はありますが、ほとんどが実際の会話です」
――そうなると、見守り隊をやられているということでよろしいですか?
「はい。呼び方は異なりますが、そのようなお手伝いをさせて頂いています」
――お話を伺っていると、ノンフィクションと言えるのではないかと思いますが。
「少女たちとの交流はエピソードも含めて実話がほとんどですが、この作品を通して伝えたいことは私の想いなので、私小説だと思っています」
――では、その伝えたいこととは何ですか?
「人は誰かに見られていることで、勇気や元気、生きる力をもらえる、ということです。見られているということは、関心を持ってくれている人がいると実感できる、それが活力を生み出すと思っています。
PVと呼ばれるものの効果も、同じではないでしょうか?」
――なるほど……そうかもしれませんね。それでは、最後に何かメッセージがあれば。
「この作品は一人の少女へ向けたメッセージでもあります。
物語の最後に登場する彼女が、この話を目にすることはおそらくないでしょう。でも、もし目に触れたなら、自分のことが書かれているときっと分かるはずです。私の想いも必ず伝わる、そう信じているので、しっかりと書き上げたいと思っています」
* * * * *
東〇幸治「こういったVTRを見て頂きましたがぁ、松〇さん」
松〇人志「これぇ、ここでやる必要ありますぅ?ほっといてエエんちゃうかとボクは思うんですけど」
東〇「まぁ、でもね。話題だと言うことで――」
松〇「どっちでもエエやないですか。この方が言うてるように、私小説と言うジャンルもあるんだし」
東〇「有〇さんはいかがですか?」
有〇崑「実話かどうかは置いておいて、こどもとの触れ合いって人を大きく変える可能性があると思うんですよ」
松〇「あんたが言うと説得力あるなぁ」
東〇「この話、どこまで実話なのか。信じるか信じないかはあなた次第です!」
松〇「番組、変わっとるやん!」
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