戦場の匂いを嗅ぎながら、寂寥の荒野を往く

 最初、文庫を買ったときあまり期待しないで読みました。
そして、最初の衝撃がさめないうちに読了。新刊が出るまで何度も読み返して、そして何度も感じる。
生きることに、死ぬ事に意味を持つなんて事を考えながら読んでしまう。
それと同時に、気になるレーナとシンの行く末。
冷徹な裏側に見え隠れする、泣き虫な少年の面影とか、歳相応な悪戯使用とするところとか、見るとすごくかわいく見える。
焼けた鉄と、硝煙に咽びながらこれからも先に進むを見て行きたい。
さあ、まだ文庫を購入していない皆さんはレッツ本屋さんへ!