第3話 私は... ...
私は魔王に好かれやすい体質らしい。
だがしかし、私自身そこにはなんら興味もなく、ただ単に平穏に暮らしているだけなのに、彼女らからしたら「なんで彼女だけ魔王に好かれるのか??ずるい」と言うのだ。
私も魔王から好かれている自分が、不思議でならないし、何故魔王から、好かれているのか逆に、聞きたい気分である。
そんな私には、魔王より好きな人がいます。
そう、彼であります。前回言った、「僕の嫁だからね」と言ってくれた彼です。彼は彼であるが故に、彼も彼で、魔女から好かれる体質で、あるらしい。だがそんな事は、関係ない。彼の純粋で、ピュアな感性は、私のツボである。
彼は言う。「身体を求めるのではなく、お話ししよう。そこから感じる事が出来るから。」私もそうです。身体を求めるのも、良いのですが、そこだけでは、何か物足りない感じがしてしまう私はそんな彼に、とても共感し、彼は彼でそこを許せてしまう私を、魅力的に思ってくれているらしい。
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