第2話 匂い
彼に手紙を、渡した時の、やっぱり僕の所に来たでしょ顔が、今でも忘れられない。
彼からの返事には、「私もとても手紙を、書きたかったのですが、住所も聞けず、とても、困っていました。手紙を、書いてくれてありがとう」
彼の優しいその言葉に、私は、とても癒されたのだ。
彼はとてもいい匂いが、する。
香水の香りでもなく、加齢臭でもなく、彼独自の匂いというものがある。
きっと、フェロモンかなにかの匂いなのだろう。
なんともいえないその匂いに、私は、またも、癒されたのである。
彼は、骨格が、しっかりしている。
剣道を、していたらしく、筋肉も、しっかりついていて、骨格もしっかりしている。
彼の、頭の角度は、私のもっとも気に入っている、ポイントである。私の手を、少し曲げた角度と、彼の頭の角度が、一緒なのである。なんともいえない、フィット感。
パーフェクト。彼に、手紙を、出してみて、良かった。
彼に、出会えたことに、とても感謝している。
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