第5話 タイトル考えるのめんどくさくなった。
前回何書き忘れたのかもう忘れたのだが。そうやってすべてを忘却しながら生きていくしかないのか私は(こぐまちゃんかわいい)。麦茶をコップで飲んでるこぐまちゃんがスプーンを取るように要求してきたから渡してやったらスプーンで麦茶掬って飲んでて「なんでや」ってなってたんだけどその横で私がミルクティーをスプーン使って飲んでたからだって気づいて愛が止まらなくなった。「参考にならないとか言ってるけど全く参考にならないってこともないだろ」と思って書籍化体験記読んだらまったく知らん人間の家族の自慢を読まされる羽目になった人の気持ちをちょっと考えてみたけど脳がこぐまに侵食されてるのでよくわからなかった今後も隙あらばこぐまちゃんの話するからよろしくな!
そうだそうだ思い出した打ち合わせのときに知ったんだけど編集さん私のTwitterも「小説家になろう」のアカウントも知らなかったんですよね。そのあたりのことってチェックしてるんだろうな拾った作家がいきなりわけわからんこと言い出したら困るもんなって思ってたんだけどそういうわけでもないらしい。まあそれは私が人気ない地味な書き手だからかもしれないね。これしか読んでない人からすれば完全頭おかしいやつでしかないけど私の小説まじで地味だし絶対炎上とかしそうにない雰囲気だからな(不吉なフラグを立てるな)。いやまったく炎上の気配がない(不吉なフラグ)Twitterはともかく「小説家になろう」のほうチェックしてないってことは編集さんは私が十二万字書くのに三年かかる人間だって知らないってことじゃん! やば! まあええか! だまっとこ! ケイヴィアット・エンプトール(ラテン語で「危険は買い主の負担」って意味らしいよポール・ギャリコの「マチルダ」に出てきた)だよね!
打ち合わせから帰って「送って」って言われてた(これも書き忘れてた)「日当たりのいい家」のテキストの全文のデータを送ったら書籍用のフォーマットにそのまま貼り付けたのが返信されてきた。それでだいたい今のままで標準的な一冊の分量だから文字数は変えずに中身を変えましょうねーということになった。さらに編集さんが最初のやつよりもうちょっと踏み込んだ改稿案をくれたので、それを見ながら自分なりにプロットを作ってみた。
プロットとか……作ったことないんだけど……。いや嘘作ったことはあるけど作ったやつは小説本体を書いてない。プロット作るともうその話に飽きるので。だってプロット見るとなんか「所詮こんなもんか」ってなって萎えません? だいたい私は飽き性だから十万字超える小説二回しか書いたことないしな! 自分用の思いついたことのメモ書きぐらいは作るけどそんなきちんと計画通りに小説書いたこととか……ない……。
でも自分の小説読み返して思ったんだけどプロットって作ったほうがいいと思う。感覚で書いてるとどうしても時系列が狂ってくるので……。って話の整合性優先するなら作った方がいいことぐらい最初からみんな知ってるよね私だって知ってたよだからプロット作ったんだし(そして本文を書かずに飽きた)。今作ってない人は作りたくない理由があるんだろうしやっぱり作らなくていいよ(すぐに意見を変える)。
でも一応これ仕事だから「こういう方向で行きますね!」って説明するために作らなくちゃいけないわけで作りましたプロット。「プロットとかどうやって書いたらいいのか?」って思ったけど編集さんが雛型くれてるからそこに肉付けしていくような感じでできた。具体的に言うと章ごとに起こる出来事を箇条書きしただけだ。編集さんの案は受け入れたのもあるけど無視したのもある。案は「今のままだとこういう欠点があるからこういう方向でいくと修正できるんじゃない?」ということであって別に編集さんはその具体的な内容に固執しているわけではないから別の手段で要求に応えられるなら全然無視してもいいと思う。いや自分の案に拘りあるタイプの人もいるかもしれないけどね。そういうときにはどうすればいいのかは私にはちょっとわかんない……。なんか自分は何を譲歩できるかをよく考えるのが一番なんじゃないかな(雑)。趣味で書いてるなら小説は自分の好きにできるものだけど書籍化するっていうのはそれをお金を稼ぐための一つの商品にするってことだから絶対に譲歩できないってところだけ明確にしておいて後はプロにゆだねるのも一つの手なのでは。いや……やっぱわかんない……ごめんね……今回の編集さん説明する前から私が何を譲りたくないのかはっきり理解してくれてるタイプの人だったので……。
あととにかく書いてるうちにすぐ「今この人何歳?」ってなるので(それでだんだん年齢についてぼかすようになる)主要登場人物の誕生日を作っておいた。ずーっと小説書いてるって言ってるわりにそんなものも作ってなかったの!? って思われそうだし私もこれ書いてて恥ずかしい。ついでに作中の年代も設定してメールを送ったら編集さんに「これでいいよ」って言ってもらったので、さていよいよ楽しい楽しい改稿だよ! 果たして一日三行作者ねじさんは本当に書籍化できるのか! 乞うご期待!(ペンネームでネタバレしている)
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